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公開番号2023075484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188415
出願日2021-11-19
発明の名称抗菌方法
出願人株式会社サニープレイス
代理人個人
主分類A01N 37/44 20060101AFI20230524BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
本発明は、抗菌力を有し、安全性を有する抗菌方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明の抗菌方法は、L-システイン、L-アルギニン、L-リシン、L-ヒスチジン、又はこれらの塩類の少なくとも1種のアミノ酸を含有する抗菌水用組成物であって、前記抗菌水用組成物のpHは10.9以上である抗菌水用組成物を噴霧する工程を有することを特徴とする。また、本発明の抗菌方法の好ましい実施態様において、前記噴霧する工程において、噴霧されるミストの平均粒子径が10μm以下であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
L-システイン、L-アルギニン、L-リシン、L-ヒスチジン、又はこれらの塩類の少なくとも1種のアミノ酸を含有する抗菌水用組成物であって、前記抗菌水用組成物のpHは10.9以上である抗菌水用組成物を噴霧する工程を有することを特徴とする抗菌方法。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記噴霧する工程において、噴霧されるミストの平均粒子径が10μm以下である請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記噴霧する工程において、圧電振動子、又は2流体ノズルを使用することにより、ミストを発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記抗菌水用組成物は、さらに、還元性イオン水を含有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記抗菌水用組成物の全量に対して、前記アミノ酸の含有量は、1.0質量%~0.00001質量%の範囲であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記抗菌水用組成物の全量に対して、前記還元性イオン水の含有量は、10質量%~90質量%の範囲であることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記抗菌水用組成物は、pH調整剤を含有しないことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、抗菌方法に関し、特に、安全性を有する抗菌方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
抗菌水には一般的に、中身や容器が微生物により腐敗などの変性を起こさないように、微生物の繁殖や成育を抑制する防腐・殺菌成分が配合されている。多くの防腐・殺菌成分は、配合可能成分リスト(ポジティブリスト)に記載されているので、配合規制がある。
【0003】
例えば、殺菌剤を含む拭き取り用の抗菌水であって、敏感肌用、ニキビ予防用、及びニキビ改善用からなる群より選ばれた用途に用いられ、下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、及び下記成分(E)を含むことを特徴とする抗菌水が知られている(特許文献1)。
成分(A):抗炎症剤
成分(B):殺菌剤
成分(C):脂肪酸エステル非イオン性界面活性剤
成分(D):保湿剤
成分(E):水
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-132623号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、上述の特許文献1を含め従来技術においては、中身や容器が微生物により腐敗などの変性を起こさないように、殺菌剤を含むものが多いのが現状である。一方で、未だにこれらの抗菌成分等は有害であるという認識を持つ消費者が多いことから、防腐・殺菌剤を配合しないことが望まれる。したがって、使用する前に、内容物や容器が微生物により腐敗などの変性を起こさないように、防腐・殺菌成分以外の手段によって、微生物の繁殖や成育を抑制することができれば望ましい。
【0006】
そこで、本発明は、抗菌力を有し、安全性を有する抗菌方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明者らは、防腐、殺菌成分を配合することなく、抗菌性を有する組成物について鋭意検討した結果、本発明を見出すに至った。
【0008】
すなわち、本発明の抗菌方法は、L-システイン、L-アルギニン、L-リシン、L-ヒスチジン、又はこれらの塩類の少なくとも1種のアミノ酸を含有する抗菌水用組成物であって、前記抗菌水用組成物のpHは10.9以上である抗菌水用組成物を噴霧する工程を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の抗菌方法の好ましい実施態様において、前記噴霧する工程において、噴霧されるミストの平均粒子径が10μm以下であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の抗菌方法の好ましい実施態様において、前記噴霧する工程において、圧電振動子、又は2流体ノズルを使用することにより、ミストを発生させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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