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公開番号
2023075469
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-31
出願番号
2021188392
出願日
2021-11-19
発明の名称
広角レンズ
出願人
ニデックインスツルメンツ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/04 20060101AFI20230524BHJP(光学)
要約
【課題】大きな撮像素子に適用することが可能な広角レンズを提供すること。
【解決手段】物体側から像側に向かって順に、前群110、絞り80、および後群120を備える。前群110は、最も物体側から像側に向かって順に、第1レンズ10、第2レンズ20および第3レンズ30からなる。後群120は、最も物体側から像側に向かって順に、第4レンズ40、第5レンズ50および第6レンズ60からなる。レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第3レンズ30の物体側Laのレンズ面31の曲率半径をR31とすると、以下の条件式
1.500≦R31/f0≦8.000
を満たす。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側に向かって順に、前群、絞り、および後群を備え、
前記前群は、最も物体側から像側に向かって順に、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなり、
前記後群は、最も物体側から像側に向かって順に、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなり、
前記第1レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、
前記第2レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、
前記第3レンズは、正のパワーを有し、
前記第4レンズは、正のパワーを有し、
前記第5レンズは、負のパワーを有し、物体側のレンズ面に凸形状を備え、像側のレンズ面に凹形状を備え、
前記第6レンズは、正のパワーを有し、物体側のレンズ面および像側のレンズ面に凸形状を備え、
前記第5レンズおよび前記第6レンズは、前記第5レンズの像側のレンズ面と前記第6レンズの物体側のレンズ面とが接合された接合レンズであり、
レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とすると、以下の条件式
1.500≦R31/f0≦8.000
を満たすことを特徴とする広角レンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とし、前記第3レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR32とすると、以下の条件式
-3.000≦(R31+R32)/(R31-R32)≦-1.400
を満たすことを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。
【請求項3】
レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
2.200≦f456/f0≦2.800
を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の広角レンズ。
【請求項4】
レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、以下の条件式
-6.000≦f123/f0≦-1.300
を満たすことを特徴とする請求項1から3までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
【請求項5】
前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
-3.000≦f123/f456≦-0.500
を満たすことを特徴とする請求項1から4までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
【請求項6】
レンズ系全体の焦点距離をf0とし、レンズ系全体の全長をd0とすると、以下の条件式
11.000≦d0/f0≦15.000
を満たすことを特徴とする請求項1から5までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
【請求項7】
レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とすると、以下の条件式
-2.450≦f2/f0≦-2.000
を満たすことを特徴とする請求項1から6までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
【請求項8】
レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、以下の条件式
-1.300≦f12/f0≦-1.100
を満たすことを特徴とする請求項1から7までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種撮像系に用いられる広角レンズに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
広角レンズにおいて、高解像度を得るために5群6枚のレンズ構成が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の広角レンズでは、物体側から像側に向けて、前群、絞り、および後群が順に配置されている。前群には、最も物体側から像側に向けて、3枚のレンズが配置されている。後群には、最も物体側から像側に向けて、1枚のレンズと1枚の接合レンズが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-57562号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の広角レンズは、自動車などのセンサ装置に用いられている。この広角レンズでは、縮小側結像面に1/4インチの撮像素子が配置される。ここで、センサ装置の性能向上が求められている。この場合、センサ装置の性能向上を目的として、大きな撮像素子、例えば1/3インチの撮像素子、を用いることが検討されている。しかしながら、特許文献1等に記載の広角レンズでは、1/4インチの撮像素子に適するように設計されているので、この広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に適用しても、レンズ系全体の全長が大きくなるとともに、必要な光学性能が得られないという問題がある。
【0005】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、大きな撮像素子に適用することが可能な広角レンズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る広角レンズは、物体側から像側に向かって順に、前群、絞り、および後群を備え、前記前群は、最も物体側から像側に向かって順に、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなり、前記後群は、最も物体側から像側に向かって順に、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなり、前記第1レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、前記第2レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、前記第3レンズは、正のパワーを有し、前記第4レンズは、正のパワーを有し、前記第5レンズは、負のパワーを有し、物体側のレンズ面に凸形状を備え、像側のレンズ面に凹形状を備え、前記第6レンズは、正のパワーを有し、物体側のレンズ面および像側のレンズ面に凸形状を備え、前記第5レンズおよび前記第6レンズは、前記第5レンズの像側のレンズ面と前記第6レンズの物体側のレンズ面とが接合された接合レンズであり、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とすると、以下の条件式
1.500≦R31/f0≦8.000
を満たすことを特徴とする。
【0007】
本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径R31が小さくなりすぎる。すなわち、第3レンズの物体側
のレンズ面のパワーが強くなりすぎる。このため、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径R31が大きくなりすぎる。すなわち、第3レンズの物体側のレンズ面のパワーが弱くなりすぎる。このため、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
【0008】
本発明において、前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とし、前記第3レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR32とすると、以下の条件式
-3.000≦(R31+R32)/(R31-R32)≦-1.400
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第3レンズのパワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、第3レンズのパワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
【0009】
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
2.200≦f456/f0≦2.800
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなる後群の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、後群の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
【0010】
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、以下の条件式
-6.000≦f123/f0≦-1.300
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなる前群の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、前群の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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