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公開番号2023075421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188314
出願日2021-11-19
発明の名称照明装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03B 15/05 20210101AFI20230524BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】テラヘルツ光生成素子の冷却を効率的に行うと共に被写体への照射を適切に行うことが出来る照明装置を提供すること。
【解決手段】テラヘルツ光を照射する複数の発光手段を備える照明装置であって、前記複数の発光手段の各々は、テラヘルツ光を生成する生成手段と、前記生成手段を支持する支持手段と、を有し、前記支持手段の法線方向と、前記発光手段から照射されるテラヘルツ光の照射方向とのなす角度が、前記法線方向に垂直な方向において、前記照明装置の外側ほど大きくなり、且つ、当該角度は前記照明装置の内側に向く角度であり、前記複数の発光手段の支持手段は、前記法線方向に垂直な方向に整列して配置され、前記複数の発光手段を冷却する流体が前記法線方向に垂直な方向に流れる。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
テラヘルツ光を照射する複数の発光手段を備える照明装置であって、
前記複数の発光手段の各々は、テラヘルツ光を生成する生成手段と、前記生成手段を支持する支持手段と、を有し、
前記支持手段の法線方向と、前記発光手段から照射されるテラヘルツ光の照射方向とのなす角度が、前記法線方向に垂直な方向において、前記照明装置の外側ほど大きくなり、且つ、当該角度は前記照明装置の内側に向く角度であり、
前記複数の発光手段の支持手段は、前記法線方向に垂直な方向に整列して配置され、前記複数の発光手段を冷却する流体が前記法線方向に垂直な方向に流れることを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記発光手段の各々は、前記生成手段が生成した前記テラヘルツ光を集光するための第一の光学素子をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記発光手段の各々は、前記テラヘルツ光の進行方向を変更する第二の光学素子をさらに有し、変更された前記進行方向が前記テラヘルツ光の照射方向となることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記第二の光学素子はプリズムであることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記プリズムの屈折角度は、前記法線方向に垂直な方向において、前記照明装置の外側ほど大きいことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記第二の光学素子はレンズであることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
【請求項7】
前記生成手段が生成した前記テラヘルツ光を集光するための第一の光学素子の光軸と、前記第二の光学素子の光軸との間隔は、前記法線方向に垂直な方向において、前記照明装置の外側ほど大きいことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記支持手段の法線方向と、前記発光手段から照射されるテラヘルツ光の照射方向とのなす角度が所定の角度になるように、前記生成手段を前記支持手段に傾けて設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
【請求項9】
前記発光手段の各々は前記生成手段を複数有し、当該複数の生成手段の各々が前記第一の光学素子を備えることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項10】
前記発光手段の各々は前記生成手段を複数有し、当該複数の生成手段に1つの前記第一の光学素子が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は照明装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、テラヘルツ光を利用した照明装置が知られており、特許文献1にはテラヘルツ光の生成素子(発振器)を冷却する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-063781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の構成では、冷却用流体が各発振器の正面に当たり、当該発振器の周囲を迂回しながら、発振器の裏面側に流れるようになっている。これでは、発振器の背面側に別の発振器がある場合、上流側の発振器が冷却用流体の流れを遮ってしまい、下流側の発振器の冷却効率を下げてしまう。また、複数の発振器から出力されるテラヘルツ光が平行に照射されるので、被写体の正面以外の部分への照射が不十分になる可能性がある。
【0005】
そこで、本発明の1つの目的は、テラヘルツ光生成素子の冷却を効率的に行うと共に被写体への照射を適切に行うことが出来る照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様による照明装置は、テラヘルツ光を照射する複数の発光手段を備える照明装置であって、前記複数の発光手段の各々は、テラヘルツ光を生成する生成手段と、前記生成手段を支持する支持手段と、を有し、前記支持手段の法線方向と、前記発光手段から照射されるテラヘルツ光の照射方向とのなす角度が、前記法線方向に垂直な方向において、前記照明装置の外側ほど大きくなり、且つ、当該角度は前記照明装置の内側に向く角度であり、前記複数の発光手段の支持手段は、前記法線方向に垂直な方向に整列して配置され、前記複数の発光手段を冷却する流体が前記法線方向に垂直な方向に流れる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係るカメラシステムの概略側面図である。
図1Aのカメラシステムの概略平面図である。
図1Aの照明ユニットの構成例を示す概略図である。
照明ユニットの異なる構成例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用されるシステムおよび装置の仕様および各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって確定されない。
【0009】
以下、図1Aおよび図1Bを参照して、本発明の実施形態によるカメラシステム100について説明する。
図1Aに示すように、カメラシステム100は、テラヘルツ光を被写体150に照射する照明装置110と、被写体150を撮像する撮像装置120とにより構成される。撮像装置120は、有線または無線で、情報処理装置160に接続されている。情報処理装置160は、撮像装置120から画像を受信し、当該画像に所定の処理を実行することが出来る。情報処理装置160は表示部を備え、撮像装置120から受信した画像を表示してもよい。テラヘルツ光は、例えば、0.2THz以上30THz以下の周波数の電磁波である。
照明装置110および撮像装置120は、被写体150に対向して配置される。より詳しくは、照明装置110は被写体150を足下側から照射するように配置され、撮像装置120は被写体150の頭上側から撮影するように配置されている。被写体150は、本実施形態では人物であるとする。
被写体150はカメラシステム100内を少なくとも1方向に移動可能である。本実施形態では、被写体150は、矢印Aで示すように、通路170を左から右へ進むとする。通路170の長手方向をY方向とし、通路170の高さ方向をZ方向とし、通路170の幅方向(紙面垂直方向)をX方向とする。通路170は、床172と、天井174とを有する。照明装置110は複数の照明ユニット111を有する。照明装置110は床172の下に設けられている。撮像装置120は天井174の上に設けられている。XY平面は床172に平行な面である。
【0010】
被写体150は、例えばポリエチレンなどのテラヘルツ光を透過しやすい材質で照明装置110および撮像装置120と隔てられていることが好ましい。本実施形態では、例えば、床172および天井174がポリエチレンなどで構成される。照明装置110が床172の下に設けられることにより、被写体150は照明装置110から隔てられている。また、撮像装置120が天井174の上に設けられることにより、被写体150は撮像装置120から隔てられている。
照明装置110は、複数の照明ユニット111を有する。照射ユニット111の配置等については、図1Bを用いて詳述する。本実施形態の照明装置110は、照明ユニット(発生素子)111を複数有することにより、照明強度を上げて取得画像のSN比を向上させている。なお、照明ユニット111から照射される光の広がりが、図中、破線の三角形で示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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