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公開番号2023075005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2022029919
出願日2022-02-28
発明の名称空輸管理システム
出願人株式会社自侑自財
代理人個人
主分類G06Q 10/0835 20230101AFI20230523BHJP(計算;計数)
要約【課題】旅客機において乗客の手荷物とその上限量とには実際に差があることに着目し、空輸についての種々の問題を、航空機会社にもメリットが生じるようにして解決する空輸管理システム及び方法を提供する。
【解決手段】方法は、各乗客の手荷物量とその上限量との差分の合計又は各乗客の手荷物量の合計と当該旅客機に搭載可能な手荷物合計上限量との差分である合計余裕量を算出し、乗客以外から希望されている複数の空輸希望荷物の量を合計余裕量と比較して、空輸希望荷物の中から当該旅客機に搭載可能な空輸希望荷物を抽出し、その空輸希望荷物の属性データに基づいて、各乗客に対するキックバック量を算出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1または複数の旅客機に搭乗する乗客の手荷物量を示す手荷物量データを受けつけ、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量とその上限量との差分の合計、または、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量の合計と当該1または複数の旅客機に搭載可能な手荷物合計上限量との差分である合計余裕量を算出する合計余裕量算出部と、
乗客以外から希望されている複数の空輸希望荷物の属性データを受け付け、該属性データが示す荷物量を前記合計余裕量と比較して、前記空輸希望荷物の中から当該1または複数の旅客機に搭載可能な空輸希望荷物を抽出するマッチング部と、
前記マッチング部で抽出された空輸希望荷物の属性データに基づいて、各乗客に対するキックバック量を算出するキックバック量算出部と、を備えていることを特徴とする空輸管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記キックバック量算出部は、前記余裕量に応じて乗客ごとのキックバック量を算出する請求項1記載の空輸管理システム。
【請求項3】
空輸希望荷物の空輸料金を、前記手荷物量データに基づいて決定する空輸料金決定部をさらに備えている請求項1または2記載の空輸管理システム。
【請求項4】
各乗客の手荷物量を計測し、その計測結果から前記手荷物量データを生成する手荷物量データ生成部をさらに備えている請求項1記載の空輸管理システム。
【請求項5】
前記手荷物量データが、乗客の預け入れ手荷物量によって定められる請求項1または2記載の空輸管理システム。
【請求項6】
前記手荷物量データ生成部が、乗客の機内持ち込み手荷物量を加えて定められる請求項3記載の空輸管理システム。
【請求項7】
前記空輸希望荷物は、旅客機における手荷物として取り扱われる請求項1~4いずれか記載の空輸管理システム。
【請求項8】
1または複数の旅客機に搭乗する乗客の手荷物量を示す手荷物量データを受けつけ、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量とその上限量との差分の合計、または、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量の合計と当該1または複数の旅客機に搭載可能な手荷物合計上限量との差分である合計余裕量を算出する合計余裕量算出部と、
乗客以外から希望されている複数の空輸希望荷物の属性データを受け付け、該属性データが示す荷物量を前記合計余裕量と比較して、前記空輸希望荷物の中から当該1または複数の旅客機に搭載可能な空輸希望荷物を抽出するマッチング部と、
前記マッチング部で抽出された空輸希望荷物の属性データに基づいて、各乗客に対するキックバック量を算出するキックバック量算出部と、としての機能をコンピュータに発揮させることを特徴とする空輸管理システム用プログラム。
【請求項9】
1または複数の旅客機に搭乗する乗客の手荷物量を示す手荷物量データを受けつけ、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量とその上限量との差分の合計、または、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量の合計と当該1または複数の旅客機に搭載可能な手荷物合計上限量との差分である合計余裕量を算出し、
乗客以外から希望されている複数の空輸希望荷物の属性データを受け付け、該属性データが示す荷物量を前記合計余裕量と比較して、前記空輸希望荷物の中から当該1または複数の旅客機に搭載可能な空輸希望荷物を抽出し、
抽出された空輸希望荷物の属性データに基づいて、各乗客に対するキックバック量することを特徴とする空輸管理方法。
【請求項10】
1または複数の乗客運搬機に搭乗する乗客の手荷物量を示す手荷物量データを受けつけ、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量とその上限量との差分の合計、または、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量の合計と当該1または複数の乗客運搬機に搭載可能な手荷物合計上限量との差分である合計余裕量を算出する合計余裕量算出部と、
乗客以外から希望されている複数の輸送希望荷物の属性データを受け付け、該属性データが示す荷物量を前記合計余裕量と比較して、前記輸送希望荷物の中から当該1または複数の乗客運搬機に搭載可能な輸送希望荷物を抽出するマッチング部と、
前記マッチング部で抽出された輸送希望荷物の属性データに基づいて、各乗客に対するキックバック量を算出するキックバック量算出部と、を備えていることを特徴とする輸送管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、旅客機による空輸を管理する空輸管理システム等に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
今般、商品の多様化、Eコマースの発達等による物流量増加が顕著となり、物流MaaSの推進に見られるように、物流の重要性が極めて大きくなっている。
そのため、路線の整備や配送システムの改良などが不断に行われ、特に、陸路における近年の物流スピード、物流量等の向上には目を見張るものがある。
しかしながら、空路輸送(空輸)に関しては、まだまだ改善の余地がある。
【0003】
空輸の利点は、スピードや離島等に対する利便性にあるが、欠点は高価格であることや輸送量が限られるという点にある。例えば、現在、航空機ごとに貨物積載量が定められており、その積載量を超えると、その便での荷物の運搬依頼はできない。また、価格についても、荷物の重量、容量、個数等によって定められ、これを単純に低額化することは、航空機会社の不利益を招くために難しい。
【0004】
そして、このような欠点のために空輸の発展が阻害されているという感は否めないが、この欠点がある程度克服され、空輸が盛んになれば、前述した空輸の利点がさらに活かされるとともに、陸路輸送にもメリットが生じ得る。
【0005】
例えば、空輸に代えて長距離をトラックで輸送する場合、出発地および目的地の各所で荷物を積み下ろしする手間がかかるうえ、帰りの空便を避けるため、目的地で輸送依頼を待つようなことも生じ得るが、空港間だけとはいえその間での空輸によって、トラックは、空港に集約された荷物を配送し、あるいは、空港に荷物を集約すればよいだけとなるため、手間が省け、かつ配送の予測も立てやすくなる。
しかして、上述の課題は、旅客機のみならず、手荷物を持つ多数の乗客を運ぶ列車、バスなどの乗客運搬機に共通する部分が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-6985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、旅客機等において乗客の手荷物とその上限量とには実際に差があることに着目し、物品の空輸等についての価格をはじめとする種々の問題を、航空会社等にもメリットが生じるようにして解決すべく図った画期的なものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明に係る空輸管理システムは、
旅客機に搭乗する乗客の手荷物量を示す手荷物量データを受けつけ、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量とその上限量との差分の合計、または、各乗客の手荷物量データが示す手荷物量の合計と当該旅客機に搭載可能な手荷物合計上限量との差分である合計余裕量を算出する合計余裕量算出部と、
乗客以外から希望されている複数の空輸希望荷物の属性データを受け付け、該属性データが示す荷物量を前記合計余裕量と比較して、前記空輸希望荷物の中から当該旅客機に搭載可能な空輸希望荷物を抽出するマッチング部と、
前記マッチング部で抽出された空輸希望荷物の属性データに基づいて、各乗客に対するキックバック量を算出するキックバック量算出部と、を備えていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
以上の構成によれば、乗客の手荷物の余裕部分に別の空輸希望荷物を積み込むことができるので、無理なく空輸量を増やすことができる。
【0010】
しかも、空輸希望荷物の属性(例えば、空輸希望者が支払う空輸料金等)に応じて、乗客に割引などのキックバックが可能になるので、乗客は大きなメリットを享受できる。
(【0011】以降は省略されています)

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