TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023074987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021188230
出願日2021-11-18
発明の名称眼鏡装着用の頭部着用品係止具
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類G02C 11/00 20060101AFI20230523BHJP(光学)
要約【課題】本発明は、容易に眼鏡のテンプルに装着することができ、眼鏡を常用する人が頭部着用品を使用しない際にも、これを眼鏡に係止して紛失しないようにすることができる眼鏡装着用の頭部着用品係止具を提案する。
【解決手段】本発明に係る眼鏡装着用の頭部着用品係止具は、眼鏡のテンプルに装着し、頭部着用品を係止可能な頭部着用品係止具であって、眼鏡のテンプルに装着可能な装着部と、先端と後端を有し、その後端を該装着部に取り付けた連結部と、該連結部の先端に取り付けた係止部とを含む。このような本発明の頭部着用品係止具は、前記装着部を眼鏡のテンプルに装着し、頭部着用品を前記係止部に係止して、該頭部着用品の紛失を防止することができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
眼鏡のテンプルに装着し、頭部着用品を係止可能な頭部着用品係止具であって、
眼鏡のテンプルに装着可能な装着部と、
先端と後端を有し、その後端を該装着部に取り付けた連結部と、
該連結部の先端に取り付けた係止部と、
を含み、
前記装着部を眼鏡のテンプルに装着し、頭部着用品を前記係止部に係止して、該頭部着用品の紛失を防止することができる、眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記頭部着用品は、通信デバイスとデジタル通信可能なイヤホン型通信機、又は、紐状耳掛具により耳に係止可能なマスク、又は、発光機構を備える光学機器から選択される、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項3】
前記装着部は、弾性材料で形成され、2つのレンズ嵌込穴を有するメガネのレンズフレーム状であり、
該2つのレンズ嵌込穴を眼鏡のテンプルに貫通させて該テンプルに装着可能な、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項4】
前記装着部は、弾性材料で形成され、2つのリングがブリッジにより連結されたダブルリング状であり、
該2つのリングを眼鏡のテンプルに貫通させて該テンプルに装着可能な、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項5】
前記連結部は、形状保持可能な可撓性連結ワイヤにより形成される、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項6】
形状保持可能な可撓性連結ワイヤにより形成される前記連結部は、
該可撓性連結ワイヤが、その先端と後端間で1又は複数回回転してループを形成している、請求項5に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項7】
前記係止部は、前記連結部の先端に取り付けたC字型係止具であり、頭部着用品の一部を該C字型係止具が把持することにより、該係止部が頭部着用品を係止する、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項8】
前記連結部は、形状保持可能な可撓性連結ワイヤにより形成され、
前記係止部は、該可撓性連結ワイヤの先端をU字型に折り返して形成されるU字型係止具であり、
頭部着用品の一部を該U字型係止具が係止することにより、該係止部が頭部着用品を係止する、請求項5又は請求項6に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項9】
通信デバイスはスマートフォンであり、頭部着用品は該スマートフォンと無線通信可能なブルートゥース(登録商標)である、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
【請求項10】
通信デバイスは携帯用音楽プレーヤーであり、頭部着用品は該携帯用音楽プレーヤーと無線通信可能な付属イヤホンである、請求項1に記載の眼鏡装着用の頭部着用品係止具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼鏡装着用の頭部着用品係止具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンと無線交信可能なイヤホン型の携帯用ブルートゥース(登録商標)が普及し、運転などの際にスマートフォン本体を操作することなく通話可能で便利である。また、携帯用音楽機器のイヤホンやヘッドホン、補聴器等も、本体と無線交信するイヤホン型となり、収納や持ち運びが便利になっている。しかし、これらイヤホン型機器などの頭部着用品をポケットやカバンなどに片づけて持ち運ぶと、紛失しやすいという問題がある。
【0003】
また、新型コロナウイルス(COVID19)の流行によりマスクは必帯具となったが、これも鞄に入れ忘れたり、一度外すと放置してしまったりと、紛失しがちである。このような事情は、仮眠時などに用いるアイマスク等のその他の頭部着用品についても同様である。
【0004】
一方で、頭部着用品が有線の場合、例えばイヤホンやヘッドホンに使用されるコードや、マスクの紐など(以下、まとめて「紐状連結具」ともいう。)が頭部着用品に付いている場合は、単独のイヤホンよりは紛失しにくいが、紐状連結具が絡まるという問題がある。例えば、紐状連結具が付いている頭部着用品を、眼鏡を常用する人が耳元に着用すると、紐状連結具が眼鏡のテンプルに絡まって非常に厄介であるし、ポケットなどに収納した場合でも、紐状連結具同士が絡まって容易に解けない。
【0005】
そのため、特許文献1や特許文献2には、容易に絡まらないイヤホン用アクセサリ等が提案されているが、これらのイヤホン用アクセサリは、一度外したマスクやイヤホン等頭部着用品の紛失を防止する機能はもち合わせない。また、特許文献3や特許文献4は、眼鏡自体の紛失防止について提案しているが、眼鏡を利用して頭部着用品の紛失を防止するという技術的思想については言及していない。
【0006】
また、2018年に特許権を付与された特許文献5に係る耳掛型補聴器の補助具は、特に眼鏡をかけている人は耳掛型補聴器が外れて落下させやすいため、これを防止することができ、耳掛型補聴器を最適な位置に固定できるよう、テンプルの長手方向に移動可能に装着することができる。しかし、特許文献5は、耳掛型補聴器を不使用時に、これを紛失しないようにする課題には言及されていない。
【0007】
さらに、特許文献6に係る発明は、眼鏡のテンプルに装着して、頭部着用品の紐状連結具を係止する眼鏡装着用係止具を提案しており、眼鏡を常用する人が頭部着用品を外しても、これを眼鏡のテンプルに係止して紛失しないようにすることができる。しかし、テンプルに装着する装着部と紐状連結具を係止する係止部とから成る特許文献6に係る眼鏡装着用係止具は、装着部の構造が複雑でテンプルへの装着性が悪かったり、一定の形状・太さのテンプルにしか装着できないなどの難点があり、必ずしも利便性が高いとは言えない。
【0008】
実用新案登録第3190992号公報
特開平9-330619号公報
実開平4-44620号公報
特開2019-139196号公報
特許第6332880号公報
実用新案登録第3229502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明は、容易に眼鏡のテンプルに装着することができ、眼鏡を常用する人が頭部着用品を使用しない際にも、これを眼鏡に係止して紛失しないようにすることができる眼鏡装着用の頭部着用品係止具を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
[頭部着用品係止具]
本発明に係る眼鏡装着用の頭部着用品係止具は、眼鏡のテンプルに装着し、頭部着用品を係止可能な頭部着用品係止具であって、
眼鏡のテンプルに装着可能な装着部と、先端と後端を有し、その後端を該装着部に取り付けた連結部と、該連結部の先端に取り付けた係止部と、を含み、
前記装着部を眼鏡のテンプルに装着し、頭部着用品を前記係止部に係止して、該頭部着用品の紛失を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
積層フィルム
5日前
スタンレー電気株式会社
成形構造体
5日前
三菱ケミカル株式会社
画像表示用導光板
5日前
三菱ケミカル株式会社
画像表示用導光板
5日前
ソマール株式会社
撮影ブース構築キット
5日前
株式会社東芝
半導体装置
5日前
株式会社東芝
半導体装置
5日前
株式会社東芝
半導体装置
5日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
光学機器
6日前
株式会社リコー
光走査装置及び画像形成装置
5日前
株式会社デンソー
液晶表示装置
5日前
株式会社タムロン
光学系及び撮像装置
今日
古河電気工業株式会社
光ファイババンドル構造
5日前
株式会社エビデント
接眼鏡筒
6日前
ソニーグループ株式会社
導光板及び画像表示装置
7日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
5日前
京セラSOC株式会社
対物レンズ
6日前
三井化学株式会社
アイウェア
7日前
三井化学株式会社
アイウェア
7日前
檜山工業株式会社
ファイバアレイ及びその製造方法
12日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒、及び撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
ズームレンズ及び撮像装置
13日前
DIC株式会社
液晶組成物及び液晶素子
5日前
住友化学株式会社
光学積層体およびその製造方法
6日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
5日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
5日前
個人
屈折率増幅レンズおよびこれを備えた透過式死角確認装置
13日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
7日前
株式会社コシナ
マクロレンズ
7日前
日本放送協会
三次元映像表示装置
5日前
住友ベークライト株式会社
光学シートおよび光学部品
5日前
JSR株式会社
液晶配向剤、液晶配向膜及び液晶素子
6日前
住友化学株式会社
着色層付偏光板の製造方法
今日
JSR株式会社
液晶配向剤、液晶配向膜及び液晶素子
6日前
Flag Counter
続きを見る