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公開番号2023074942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021188154
出願日2021-11-18
発明の名称苗植機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20230523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】苗載台に載置したマット状土付き苗の使用量を検出する田植機がある。底面と左右側壁からなる複数の苗載置部を左右方向に設けた苗載台の最外側の苗載置部の苗使用量を検出して田植作業時の苗使用量を算出している。然しながら、田植作業時に畦クラッチを切って端数条植えをする際には該最外側の苗載置部の苗は使用しない場合が多く、適正な苗使用量を算出できないものであった。そこで、適正な苗使用量を算出できる苗植機を提供する。
【解決手段】機体左右方向に3つ以上の苗載置部41eを併設した苗載台41と該各苗載置部41eの下端部側から苗を取り出して圃場に植付ける苗植付装置を備えた苗植機において、中央の苗載置部41eに載置された苗の使用量を検出する苗使用量センサ45を設け、制御装置が該苗使用量センサ45の検出に基づいて苗載台41全体の苗使用量を算出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機体左右方向に3つ以上の苗載置部(41e)を併設した苗載台(41)と該各苗載置部(41e)の下端部側から苗を取り出して圃場に植付ける苗植付装置(42)を備えた苗植機において、中央の苗載置部(41e)に載置された苗の使用量を検出する苗使用量センサ(45)を設け、制御装置(27)が該苗使用量センサ(45)の検出に基づいて苗載台(41)全体の苗使用量を算出することを特徴とする苗植機。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
制御装置(27)が苗使用量センサ(45)を苗減少センサとしても機能させることを特徴とする請求項1に記載の苗植機。
【請求項3】
制御装置(27)が苗植付け作業中にのみ苗使用量センサ(45)にて苗使用量を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗植機。
【請求項4】
制御装置(27)が苗使用量センサ(45)の検出に基づいて苗載台(41)全体の苗使用量を算出する制御を入り切りする苗使用量検出モード切り替えスイッチを設けたことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の苗植機。
【請求項5】
端数条植えをする場合に、制御装置(27)が停止した条数分の使用量の算出を減らすことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の苗植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、苗載台に載置された苗を圃場に植付ける苗植機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
苗載台に載置したマット状土付き苗の使用量を検出する田植機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-275073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
底面と左右側壁からなる複数の苗載置部を左右方向に設けた苗載台の最外側の苗載置部の苗使用量を検出して田植作業時の苗使用量を算出している。然しながら、田植作業時に畦クラッチを切って端数条植えをする際には該最外側の苗載置部の苗は使用しない場合が多く、適正な苗使用量を算出できないものであった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適正な苗使用量を算出できる苗植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、機体左右方向に3つ以上の苗載置部41eを併設した苗載台41と該各苗載置部41eの下端部側から苗を取り出して圃場に植付ける苗植付装置42を備えた苗植機において、中央の苗載置部41eに載置された苗の使用量を検出する苗使用量センサ45を設け、制御装置27が該苗使用量センサ45の検出に基づいて苗載台41全体の苗使用量を算出する苗植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、中央の苗載置部41eに載置された苗の使用量を検出する苗使用量センサ45を設け、制御装置27が該苗使用量センサ45の検出に基づいて苗載台41全体の苗使用量を算出するので、各苗載置部41eの全てに苗使用量センサ45を設けなくても苗の使用量が算出できて苗使用量センサ45の個数が削減でき安価である。
【0008】
また、圃場の畦際で端数条植えをする際に、中央条の畦クラッチを切ることは少なくて、全体作業上支障なく苗使用量の算出が行える。
【0009】
請求項2記載の発明は、制御装置27が苗使用量センサ45を苗減少センサとしても機能させる請求項1に記載の苗植機である。
【0010】
請求項3記載の発明は、制御装置27が苗植付け作業中にのみ苗使用量センサ45にて苗使用量を算出する請求項1または請求項2に記載の苗植機である。
(【0011】以降は省略されています)

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