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公開番号2023074917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021188108
出願日2021-11-18
発明の名称照明装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人個人,個人
主分類H01H 9/16 20060101AFI20230523BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】表示体が映される表示面を小型化できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置4は、スイッチ1のノブ2の裏面に設けられた変換部材15に赤外線を照射する。変換部材15は、赤外線光源10から照射される赤外線を可視光に変換する。制御部21は、赤外線光源10の制御を介して変換部材15に照射する光を制御することにより、表示体(例えば、シンボルやマークなど)が映る表示面5の表示を、複数形式の間で切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
赤外線を照射する赤外線光源と、
前記赤外線光源から照射される前記赤外線を可視光に変換する変換部材と、
前記赤外線光源の制御を介して前記変換部材に照射する光を制御することにより、表示体が映る表示面の表示を、複数形式の間で切り替える制御部と
を備えている照明装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記変換部材は、前記赤外線光源から照射された前記赤外線を前記可視光に変換して出力するとともに、周囲から照らされた可視光を透過させずに遮断する
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記変換部材は、塗料である
請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記変換部材は、スイッチのノブを構成する要素であり、
前記制御部は、前記ノブの操作に応じて前記表示面の表示を切り替える
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記変換部材は、前記赤外線に基づき光る照光箇所と、前記表示体を象って切り欠き形成された意匠箇所とを含み、
前記赤外線光源を非駆動として前記赤外線を照射しない状態とした場合、前記意匠箇所が前記表示面において前記表示体として見えるようにし、前記赤外線光源を駆動して前記赤外線を照射する状態とした場合、前記照光箇所から出力される前記可視光によって、前記表示面の表示を、前記赤外線光源を非駆動としたときとは異なる形式とする
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
可視光を遮光するものの前記赤外線は透過する可視光遮蔽箇所と、第1表示体を象って切り欠き形成された意匠箇所とを有する可視光遮光部材を備え、
前記変換部材は、第2表示体を象る形状で形成されるとともに、前記可視光遮光部材に重ねて配置され、
前記赤外線光源を非駆動として前記赤外線を照射しない状態とした場合、前記意匠箇所が前記表示面において前記第1表示体として見え、前記赤外線光源を駆動して前記赤外線を照射する状態とした場合、前記変換部材から出力される前記可視光によって、前記第2表示体を前記表示面に映す
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項7】
可視光を照射する可視光源を備え、
前記意匠箇所は、前記可視光が通過可能な可視光通過箇所であり、
前記制御部は、前記可視光源を駆動して前記可視光を照射する状態とすることにより、前記可視光源から前記可視光通過箇所を通過する前記可視光によって、前記表示体を前記表示面においてライトアップ表示する
請求項5又は請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記表示体を象りつつ前記赤外線を通過可能に形成された複数の表示用スリットが設けられたフィルタ部を備え、
前記赤外線光源は、前記表示用スリットごとに複数設けられ、
前記制御部は、複数の前記赤外線光源を選択的に駆動して特定の前記表示用スリットの形状を前記変換部材に投影することにより、駆動された前記赤外線光源と組をなす前記表示体を前記表示面に選択表示する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示面への表示を実行する照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プッシュスイッチを背面から照明する機能(照明機能)を備えた複合スイッチ装置が周知である(特許文献1参照)。プッシュスイッチの背面には、プッシュスイッチのノブに設けられた意匠プレートを裏面から照明する光源(バルブ)が設けられている。この意匠プレートには、プッシュスイッチのノブがオン操作されたことを表示するインジケータが設けられている。インジケータは、ノブ照明とは別光源のLEDによって照明される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-16058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、意匠マークの発光領域と、インジケータの発光領域とを設ける必要がある。よって、表示面のサイズを小型化するのに支障があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決する照明装置は、赤外線を照射する赤外線光源と、前記赤外線光源から照射される前記赤外線を可視光に変換する変換部材と、前記赤外線光源の制御を介して前記変換部材に照射する光を制御することにより、表示体が映る表示面の表示を、複数形式の間で切り替える制御部とを備えている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、表示体が映される表示面を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(a)、(b)は、第1実施形態のスイッチ装置の斜視図である。
図1のII-II線断面図である。
(a)は、照明装置の赤外線光源を発光させたときの作動図であり、(b)は、照明装置の可視光源を発光させたときの作動図である。
(a)~(c)は、表示面の表示形式の具体例を示す概要図である。
第2実施形態の照明装置の断面図である。
フィルタ部の斜視図である。
(a)は、第1赤外線光源を発光させたときの作動図であり、(b)は、第2赤外線光源を発光させたときの作動図である。
(a)、(b)は、表示面の表示形式の具体例を示す概要図である。
第3実施形態の照明装置の構成を示す分解斜視図である。
照明装置が設けられるノブの層構造を示す断面図である。
(a)~(c)は、表示面の表示形式の具体例を示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態を説明する。
[全体構成]
図1(a)、(b)に示すように、スイッチ1は、ユーザ操作されるノブ2を備えている。ノブ2は、フレーム3に可動可能に取り付けられている。本例の場合、ノブ2は、フレーム3に対して上下動するように取り付けられている。スイッチ1は、ノブ2が初期状態のオフ位置(図1(a)の状態)と、ノブ2が押し操作されたオン位置(図1(b)の状態)との2位置をとる。スイッチ1は、オルタネート式、及びステーショナリ式のいずれでもよい。
【0009】
スイッチ1は、例えば、車載用の場合、運転サポート機能用スイッチ、走行機能設定用スイッチ、エアーコンディショナー装置用スイッチなどがある。スイッチ1は、例えば、車両の運転席周りに配置されている。スイッチ1のノブ2がプッシュ方向(図1(b)の矢印A方向)に押されてオン操作された場合、このスイッチ1を入力インターフェースとする機能がオンし、この機能が作動を開始する。作動中の機能をオフする場合には、オン操作されたスイッチ1のノブ2を再度操作してオフ状態に切り替える。
【0010】
[照明装置4の構成]
図2に示すように、スイッチ1は、スイッチ1の表示面5の表示状態を照明によって切り替える機能(照明装置4)を備えている。本例の場合、表示面5は、スイッチ1のノブ2の表面である。表示面5には、スイッチ1に割り振られた機能を表す表示体6(図1等参照)が表示される。表示体6は、例えば、シンボルやマークなどがある。本例の場合、表示面5は、例えば、表示体6と、表示体6を周囲とを含む領域である。
(【0011】以降は省略されています)

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