TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023074880
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021188047
出願日2021-11-18
発明の名称撮像装置及びその制御方法とプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20230523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザの意図しない被写体が検出されることを抑制する。
【解決手段】スマートフォン100は、標準カメラ114bにより取得される撮像中の画像から顔と二次元コードを検出する標準カメラ画像処理部214bと、二次元コードのデコード処理を行うCPU201とを備える。CPU201は、撮影画角の中央から顔までの距離が撮影画角の中央から二次元コードまでの距離以下である場合に二次元コードのデコード処理を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像を取得する取得手段と、
前記画像から特定の被写体を検出する第1の検出手段と、
前記画像から識別子を検出する第2の検出手段と、
前記識別子から所定の情報を読み取る読み取り手段と、
前記所定の情報に基づく処理を実行する処理手段と、
前記取得された画像の撮影画角の中央から前記特定の被写体が検出された領域までの距離と前記取得された画像の撮影画角の中央から前記識別子が検出された領域までの距離または、前記特定の被写体が検出された領域の大きさと前記識別子が検出された領域の大きさを比較する比較手段とを備え、
前記処理手段は、前記比較の結果にしたがって、前記所定の情報に基づく処理を選択的に実行することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記比較の結果が、前記取得された画像の撮影画角の中央から前記特定の被写体が検出された領域までの距離が前記取得された画像の撮影画角の中央から前記識別子が検出された領域までの距離以上である場合、または、前記特定の被写体が検出された領域の大きさが前記識別子が検出された領域の大きさ未満である場合に、前記処理手段は、前記処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記比較の結果が、前記取得された画像の撮影画角の中央から前記特定の被写体が検出された領域までの距離が前記取得された画像の撮影画角の中央から前記識別子が検出された領域までの距離以上である場合、または、前記特定の被写体が検出された領域の大きさが前記識別子が検出された領域の大きさ未満である場合に、前記読み取り手段は、前記識別子から所定の情報を読み取ることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記比較の結果が、前記取得された画像の撮影画角の中央から前記特定の被写体が検出された領域までの距離が前記取得された画像の撮影画角の中央から前記識別子が検出された領域までの距離未満である場合、または、前記特定の被写体が検出された領域の大きさが前記識別子が検出された領域の大きさ以上である場合に、前記処理手段は、前記処理を実行しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項5】
画像を取得する取得手段と、
前記画像から特定の被写体を検出する第1の検出手段と、
前記画像から識別子を検出する第2の検出手段と、
前記識別子から所定の情報を読み取る読み取り手段と、
前記所定の情報に基づく処理を実行する処理手段と、
前記検出された特定の被写体の数と既定値とを比較する比較手段を備え、
前記処理手段は、前記比較の結果にしたがって、前記処理を選択的に実行することを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
前記比較の結果が、前記検出された特定の被写体の数が既定値未満である場合に、前記処理手段は、前記処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記特定の被写体は人物の顔であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記取得手段により取得された画像を画面に表示するよう制御する制御手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記処理手段により前記所定の情報に基づく処理が実行された場合に、前記処理を実行した結果を前記画面に表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項9】
撮像装置の制御方法であって、
画像を取得する取得ステップと、
前記画像から特定の被写体を検出する第1の検出ステップと、
前記画像から識別子を検出する第2の検出ステップと、
前記識別子から所定の情報を読み取る読み取りステップと、
前記所定の情報に基づく処理を実行する処理ステップと、
前記取得ステップで取得された画像の撮影画角の中央から前記特定の被写体が検出された領域までの距離と前記取得された画像の撮影画角の中央から前記識別子が検出された領域までの距離、または、前記特定の被写体が検出された領域の大きさと前記識別子が検出された領域の大きさを比較する比較ステップと、を有し、
前記処理ステップでは、前記比較ステップでの結果にしたがって、前記所定の情報に基づく処理を選択的に実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項10】
撮像装置の制御方法であって、
画像を取得する取得ステップと、
前記画像から特定の被写体を検出する第1の検出ステップと、
前記画像から識別子を検出する第2の検出ステップと、
前記識別子から所定の情報を読み取る読み取りステップと、
前記所定の情報に基づく処理を実行する処理ステップと、
前記検出された特定の被写体の数と既定値とを比較する比較ステップと、を有し、
前記処理ステップでは、前記比較ステップでの結果にしたがって、前記所定の情報に基づく処理を選択的に実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法とプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、広告や取扱説明書、工場での生産管理書類等に印刷された光学コード情報である二次元コードをスマートフォンやタブレットPC等のカメラで読み取ることにより、Webページや詳細情報へ簡単にアクセスすることが可能となっている。特許文献1には、自然画や二次元コード等の被写体に応じて撮影手順を切り替え、二次元コード撮影に切り替えられた場合に、撮像された画像の二次元コードを認識する技術が開示されている。また、近年のスマートフォンでは人の顔や二次元コードの両方を認識することも可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-318775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1に記載された技術では、二次元コードを読み取りたい場合には、設定を変更して二次元コードの撮影モードに変更する必要がある。また、近年のスマートフォンの通常の撮影モードは、人の顔や二次元コードの両方を認識すると人の顔を撮影したい場合でも二次元コードを読み取ってしまい、二次元コードを認識せずに人の顔を撮影するためにはポートレートモードに変更する必要がある。
【0005】
本発明は、撮影画角内に二次元コードが存在する場合に、ユーザの意図しないときに二次元コードの読み取りが行われることを、ユーザの操作の手間をかけることなく、抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る撮像装置は、画像を取得する取得手段と、前記画像から特定の被写体を検出する第1の検出手段と、前記画像から識別子を検出する第2の検出手段と、前記識別子から所定の情報を読み取る読み取り手段と、前記所定の情報に基づく処理を実行する処理手段と、前記取得された画像の撮影画角の中央から前記特定の被写体が検出された領域までの距離と前記取得された画像の撮影画角の中央から前記識別子が検出された領域までの距離または、前記特定の被写体が検出された領域の大きさと前記識別子が検出された領域の大きさを比較する比較手段とを備え、前記処理手段は、前記比較の結果にしたがって、前記処理を選択的に実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮影画角内に二次元コードが存在する場合に、ユーザの意図しないときに二次元コードの読み取りが行われることを、ユーザの操作の手間をかけることなく、抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るスマートフォンの外観を表す前面図及び背面図である。
スマートフォンの概略構成を示すブロック図である。
アウトカメラによる撮像時にディスプレイに表示される画像表示例である。
スマートフォンの第1実施形態に係る動作制御を表すフローチャートである。
スマートフォンの第2実施形態に係る動作制御を表すフローチャートである。
スマートフォンの第3実施形態に係る動作制御を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る撮像装置の一例としてスマートフォンを取り上げるが、本発明はスマートフォンに限定されるものではない。
【0010】
図1(a)は実施形態に係るスマートフォン100の外観を表す前面(正面)図であり、図1(b)はスマートフォン100の外観を表す背面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
電気機器
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
電気機器
1日前
キヤノン株式会社
現像装置
4日前
キヤノン株式会社
現像装置
4日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
現像装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
3日前
キヤノン株式会社
光走査装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像記録方法
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
成形回路部品
今日
キヤノン株式会社
カメラ旋回装置
3日前
続きを見る