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公開番号2023074842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021187990
出願日2021-11-18
発明の名称包装食品
出願人凸版印刷株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65D 77/20 20060101AFI20230523BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】紙基材を含み、水蒸気等のガスバリア性に優れた蓋体を備え、開封性及び耐落下性に優れた包装食品を提供する。
【解決手段】本発明の実施形態に係る包装食品40は、フランジが形成され、開口が設けられている容器本体12と、耐水性を有する機能層6と、印刷層5と、紙基材4と、支持層2と、ヒートシール層1とをこの順序で含んだ蓋体10であって、前記紙基材の質量は前記蓋体に含まれる他の何れの層の質量よりも大きく、前記開口を覆い、前記ヒートシール層を介して前記フランジにヒートシールされている蓋体とを備えた食品用包装容器20と、前記食品用包装容器に収容された食品30とを備え、前記支持層の破断強度は、前記蓋体と前記容器本体との間の剥離強さより大きく、前記蓋体と前記容器本体とのヒートシール部分の幅は2乃至12mmの範囲内にあり、前記蓋体と前記容器本体との剥離強さは4乃至32N/15mmの範囲内にある。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
フランジが形成され、開口が設けられている容器本体と、
耐水性を有する機能層と、印刷層と、紙基材と、支持層と、ヒートシール層とをこの順序で含んだ蓋体であって、前記紙基材の質量は前記蓋体に含まれる他の何れの層の質量よりも大きく、前記開口を覆い、前記ヒートシール層を介して前記フランジにヒートシールされている蓋体と
を備えた食品用包装容器と、
前記食品用包装容器に収容された食品とを備え、
前記支持層の破断強度は、前記蓋体と前記容器本体との間の剥離強さより大きく、
前記蓋体と前記容器本体とのヒートシール部分の幅は2乃至12mmの範囲内にあり、
前記蓋体と前記容器本体との剥離強さは4乃至32N/15mmの範囲内にある包装食品。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記蓋体に含まれる、前記紙基材以外の層を、プラスチックからなる層と、その他の層とに分類した場合に、前記紙基材の質量は、前記プラスチックからなる層の合計質量及び前記その他の層の合計質量と比較してより大きい請求項1に記載の包装食品。
【請求項3】
前記紙基材と前記ヒートシール層との間にガスバリア性を有するガスバリア層を更に含んだ請求項1又は2に記載の包装食品。
【請求項4】
前記ガスバリア層は、無機酸化物層及び樹脂含有層の少なくとも一方からなる請求項3に記載の包装食品。
【請求項5】
前記ガスバリア層を前記紙基材と前記支持層との間に含む請求項3又は4に記載の包装食品。
【請求項6】
前記紙基材は、一方の面に前記ガスバリア層を有するバリア紙である請求項3乃至5の何れか1項に記載の包装食品。
【請求項7】
前記紙基材は、一方の面にコート層を有する塗工紙であり、前記印刷層は前記コート層上に設けられている請求項1乃至6の何れか1項に記載の包装食品。
【請求項8】
前記紙基材は坪量が40乃至100g/m

の範囲内にある請求項1乃至7の何れか1項に記載の包装食品。
【請求項9】
前記ヒートシール層はイージーピール性を有するシーラントである請求項1乃至8の何れか1項に記載の包装食品。
【請求項10】
前記ヒートシール層はヒートシールニスからなる請求項1乃至8の何れか1項に記載の包装食品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装食品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年の核家族化による世帯構成の変化やライフスタイルの変化に加えて、流通及び冷凍・冷蔵技術の進歩に支えられて、コンビニエンスストアやスーパマーケットなどで販売されている調理又は加工済みチルド食品及び冷凍食品の需要が伸びている。それと同時にチルド食品及び冷凍食品を収容する包装容器の需要も伸びている。
【0003】
一方、プラスチックごみの削減が進められている中、環境負荷が小さく、再生可能な資源である紙を基材に使用した食品用包装容器の需要が高まっている。チルド食品を収容する包装容器にも、基材として紙を使用した紙製の包装容器を使用することが求められている。
【0004】
紙製の包装容器の一例として、特許文献1には、胴部材と底板部材とからなる耐熱性紙製容器が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、ヒートシール層を内面に有する蓋体を、ヒートシール層を容器本体の開口周縁部に対向させてヒートシールしてなる易開封性容器において、蓋体の基材として紙を用いることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-78868号公報
特開2006-151475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、紙基材を含み、水蒸気等のガスバリア性に優れた蓋体を備え、開封性及び耐落下性に優れた包装食品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面によると、フランジが形成され、開口が設けられている容器本体と、耐水性を有する機能層と、印刷層と、紙基材と、支持層と、ヒートシール層とをこの順序で含んだ蓋体であって、前記紙基材の質量は前記蓋体に含まれる他の何れの層の質量よりも大きく、前記開口を覆い、前記ヒートシール層を介して前記フランジにヒートシールされている蓋体とを備えた食品用包装容器と、前記食品用包装容器に収容された食品とを備え、前記支持層の破断強度は、前記蓋体と前記容器本体との間の剥離強さより大きく、前記蓋体と前記容器本体とのヒートシール部分の幅は2乃至12mmの範囲内にあり、前記蓋体と前記容器本体との剥離強さは4乃至32N/15mmの範囲内にある包装食品が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、紙基材を含み、水蒸気等のガスバリア性に優れた蓋体を備え、開封性及び耐落下性に優れた包装食品が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る包装食品の一例を概略的に示す断面図。
蓋体の一例を概略的に示す部分断面図。
図1に示す包装食品を概略的に示す上面図。
一変形例に係る蓋体を概略的に示す部分断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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