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公開番号
2023074687
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-30
出願番号
2021187741
出願日
2021-11-18
発明の名称
駆動力伝達装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
3/04 20060101AFI20230523BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】駆動伝達機構の構成部材を小型化すること。
【解決手段】駆動源から駆動力が入力される反転入力ギア201と、駆動力を出力する反転出力ギア203と、反転出力ギア203を駆動する回転方向を切り替える反転切替ギア202と、反転出力ギアの回転方向を設定するクラッチユニット600と、反転入力ギア201の駆動力を反転出力ギアに伝達する内部ホルダユニット212と、を備え、反転入力ギア201は、駆動源から駆動力が入力される外歯201aと、駆動力を内部ホルダユニット212に伝達する内歯201bと、を有し、外歯201aと内歯201bは、同一の歯数でモジュールが異なり、反転入力ギア201を成形する際に一体となって成形される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、
前記駆動源から駆動力が入力される入力ギアと、
駆動力を出力する出力ギアと、
前記出力ギアを駆動する回転方向を切り替える切替ギアと、
前記出力ギアの回転方向を設定する回転方向設定部と、
前記入力ギアの駆動力を前記出力ギアに伝達する内部駆動部と、
を備え、
前記入力ギアは、前記駆動源から駆動力が入力される外歯と、駆動力を前記内部駆動部に伝達する内歯と、を有し、
前記外歯と前記内歯は、同一の歯数でモジュールが異なり、前記入力ギアを成形する際に一体となって成形されることを特徴とする駆動力伝達装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記内部駆動部は、第一の内部ギアと第二の内部ギアとを有し、
前記第一の内部ギア、及び前記第二の内部ギアは、前記内部駆動部に設けられた支持軸に回転可能に保持され、
前記第一の内部ギアは、前記入力ギアの前記内歯と噛合して前記入力ギアから駆動力を伝達され、
前記第二の内部ギアは前記第一の内部ギア、及び前記出力ギアと噛合して、前記出力ギアに駆動力を伝達することを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達装置。
【請求項3】
前記入力ギアを挟んで、前記内部駆動部と連結されるホルダを備え、
前記ホルダは、前記切替ギアに係り止めされる第一の係止部と、前記入力ギアに設けられた係止部に係り止めされた係止状態と、前記係止部に係り止めされていない非係止状態とが切り替わる第二の係止部と、を有し、
前記第二の係止部が前記係止状態のときには、前記切替ギアは前記入力ギアと一体で駆動され、前記第二の係止部が前記非係止状態のときには、前記切替ギアは駆動されないことを特徴とする請求項2に記載の駆動力伝達装置。
【請求項4】
前記回転方向設定部は、前記切替ギアを回転可能な状態、又は回転停止状態に設定することにより、前記出力ギアの回転方向を前記入力ギアの回転方向と同一の第一の回転方向、又は前記第一の回転方向と逆方向の第二の回転方向に設定することを特徴とする請求項3に記載の駆動力伝達装置。
【請求項5】
前記回転方向設定部が前記切替ギアを回転可能な状態に設定した場合には、前記第二の係止部は前記係止状態に設定され、前記入力ギア、前記切替ギア、及び前記内部駆動部は一体となって駆動され、前記出力ギアは、前記第二の内部ギアにより前記第一の回転方向に駆動されることを特徴とする請求項4に記載の駆動力伝達装置。
【請求項6】
前記回転方向設定部が前記切替ギアを回転停止状態に設定した場合には、前記第二の係止部は前記非係止状態に設定され、前記第一の内部ギアは、前記入力ギアの前記内歯により駆動され、前記出力ギアは、前記第二の内部ギアにより前記第二の回転方向に駆動されることを特徴とする請求項5に記載の駆動力伝達装置。
【請求項7】
前記回転方向設定部は、前記切替ギアと噛合したギアを有し、前記ギアを回転可能な状態、又は回転停止状態に設定することにより、前記切替ギアを回転可能な状態、又は回転停止状態に設定することを特徴とする請求項6に記載の駆動力伝達装置。
【請求項8】
前記入力ギアと噛合し、前記駆動源からの駆動力を前記入力ギアに入力する第一の駆動ギアと、
前記切替ギアと噛合し、前記第一の駆動ギアと同一の歯数を有し、前記第一の駆動ギアと連結した連結状態の場合には、前記第一の駆動ギアと同一方向に回転して前記切替ギアを駆動する第二の駆動ギアと、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の駆動力伝達装置。
【請求項9】
前記回転方向設定部は、前記第一の駆動ギアと前記第二の駆動ギアとを連結した連結状態、又は前記第一の駆動ギアと前記第二の駆動ギアを連結していない非連結状態に設定することにより、前記出力ギアの回転方向を前記入力ギアの回転方向と同一の第一の回転方向、又は前記第一の回転方向と逆方向の第二の回転方向に設定することを特徴とする請求項8に記載の駆動力伝達装置。
【請求項10】
前記回転方向設定部が前記第一の駆動ギアと前記第二の駆動ギアを連結状態に設定した場合には、前記入力ギア、前記切替ギア、及び前記内部駆動部は一体となって駆動され、前記出力ギアは、前記第二の内部ギアにより前記第一の回転方向に駆動されることを特徴とする請求項9に記載の駆動力伝達装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動力伝達装置、及び駆動力伝達装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一方向の回転駆動力によって複数の回転体が回転駆動される構成を備える画像形成装置において、一部の回転体の回転方向だけを逆方向に切替可能にするための駆動力切替機構を備えた画像形成装置がある。例えば実施例1では、内歯ギアを用いた駆動力切替機構を備えた画像形成装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-092104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1の画像形成装置の駆動力切替機構では、図15に示す構成を有する駆動力を伝達するギアが使用されている。図15は、入力ギア、出力ギアとして使用されるギアの形状を説明する図である。図15(a)において、左側の図は、ギアの正面図であり、右側の図は、左側に示すギアをA-A線で切断したときの断面を示す図である。また、図15(b)は、図15(a)に示すギアの外形形状を示す斜視図である。図15に示すギアは、外歯ギア901aと内歯ギア901bを有し、外歯ギア901aと内歯ギア901bとは一体となって成形されている。図15に示すギアが入力ギアとして使用される場合には、外歯ギア901aは外部からの駆動力を伝達し、出力ギアとして使用される場合には、外歯ギア901aは外部へ駆動力を伝達する。また、ギアの内歯901bは、入力ギアから出力ギアにアイドラギア(不図示)を介して駆動力を伝達するために用いられる。図15に示すギアでは、外歯ギア901aと内歯ギア901bの間には隙間gが設けられており、駆動力切替機構が大型化してしまうという課題が生じる。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、駆動伝達機構の構成部材を小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明では、以下の構成を備える。
【0007】
(1)駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、前記駆動源から駆動力が入力される入力ギアと、駆動力を出力する出力ギアと、前記出力ギアを駆動する回転方向を切り替える切替ギアと、前記出力ギアの回転方向を設定する回転方向設定部と、前記入力ギアの駆動力を前記出力ギアに伝達する内部駆動部と、を備え、前記入力ギアは、前記駆動源から駆動力が入力される外歯と、駆動力を前記内部駆動部に伝達する内歯と、を有し、前記外歯と前記内歯は、同一の歯数でモジュールが異なり、前記入力ギアを成形する際に一体となって成形されることを特徴とする駆動力伝達装置。
【0008】
(2)駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達装置であって、前記駆動源から駆動力が入力される入力ギアと、駆動力を出力する出力ギアと、前記出力ギアを駆動する回転方向を切り替える切替ギアと、前記出力ギアの回転方向を設定する回転方向設定部と、を備え、前記出力ギアは、前記入力ギアからの駆動力が入力される内歯と、入力された駆動力を伝達する外歯と、を有し、前記内歯と前記外歯は、同一の歯数でモジュールが異なり、前記出力ギアを成形する際に一体となって成形されることを特徴とする駆動力伝達装置。
【0009】
(3)記録材に画像を形成する画像形成装置であって、記録材の片面に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を通過した記録材を搬送するための回転体と、前記(1)又は前記(2)に記載の駆動力伝達装置と、前記回転体の回転方向が逆転することにより搬送方向を反転された記録材を、前記画像形成部の上流側に搬送する搬送部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、駆動伝達機構の構成部材を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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