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公開番号2023074676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021187720
出願日2021-11-18
発明の名称マグネットラッチ用ラッチ受け
出願人株式会社WEST inx
代理人個人
主分類E05B 15/02 20060101AFI20230523BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】使用時に発生する騒音を抑制可能なマグネットラッチ用ラッチ受けを提供する。
【解決手段】磁力によって移動するラッチを備えたラッチ錠と組み合わせて使用するマグネットラッチ用ラッチ受け1であり、突出したラッチが収容されるラッチ収容部40を有するマグネットラッチ用ラッチ受け1において、ラッチ収容部40の開口縁と重なる位置、及び/又は、ラッチ錠が取り付けられた戸の閉じ方向でラッチ収容部40よりも上流側となる位置に、ラッチとの接触に起因して生じる音を低減する騒音抑制部材45を有するものとする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
磁力によって移動するラッチを備えたラッチ錠と組み合わせて使用するマグネットラッチ用ラッチ受けであって、
突出した前記ラッチが収容されるラッチ収容部を有しており、
前記ラッチ収容部の開口縁と重なる位置、及び/又は、前記ラッチ錠が取り付けられた戸の閉じ方向で前記ラッチ収容部よりも上流側となる位置に、前記ラッチとの接触に起因して生じる音を低減する騒音抑制部材を有することを特徴とするマグネットラッチ用ラッチ受け。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記騒音抑制部材は、弾性を有していることを特徴とする請求項1に記載のマグネットラッチ用ラッチ受け。
【請求項3】
本体部材を有し、
前記本体部材に前記ラッチ収容部が形成されており、
前記騒音抑制部材は、前記本体部材と一体不可分に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネットラッチ用ラッチ受け。
【請求項4】
前記騒音抑制部材は、前記戸の閉じ方向で前記ラッチ収容部よりも上流側となる位置から、前記ラッチ収容部の開口縁と重なる位置を経て、前記ラッチ収容部の内側まで延びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマグネットラッチ用ラッチ受け。
【請求項5】
土台部材をさらに有し、
前記本体部材と前記土台部材とが係合した状態で固定対象物に固定されるものであり、
前記本体部材と前記土台部材を係合させる際、前記本体部材と前記土台部材の相対位置を変更して係合させることが可能である請求項3に記載のマグネットラッチ用ラッチ受け。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、磁力でラッチを移動させるマグネットラッチ構造において、ラッチ錠と共に使用するマグネットラッチ用ラッチ受けに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
戸に取り付けられるラッチ錠と、戸枠に取り付けられるラッチ受けを有し、戸を開状態から閉状態に移行させてラッチ錠がラッチ受けに近づくと、磁力によってラッチ錠の錠ケースからラッチ(ラッチボルト)が突出するマグネットラッチ構造が広く知られている。
このようなマグネットラッチ構造では、ラッチ錠側と、ラッチ受け側の一方に永久磁石を設ける。例えば、ラッチ受け側に永久磁石を設けた場合、戸がラッチ受けに近づくことによって磁力でラッチが吸着されて突出し、施錠(空締り)される。つまり、ラッチ錠側とラッチ受け側の一方に永久磁石を設けると共に、この永久磁石に吸着される部分を他方に設け、磁力によってラッチを動作させる構造となっている。
このようなマグネットラッチ構造(マグネットラッチ)として、例えば、特許文献1に開示されたマグネットラッチ錠がある。
【0003】
特許文献1のマグネットラッチ錠においても、戸を閉じていくことでラッチボルトが錠箱から突出し、ストライク側(ラッチ受け側)の筐体に形成された開口部分から筐体内にラッチボルトの一部が入り込むことで、戸が施錠された状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平08-13884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、従来のマグネットラッチは、戸の閉まる速度や、錠箱とストライク側の筐体の取り付け位置によっては、戸を閉めていく際にラッチボルトが開口部分の手前側で突出してしまい、ストライク側の部材に当接してしまう場合があった。
そして、特許文献1のマグネットラッチ錠のようにラッチボルトが金属製の部材である場合、突出したラッチボルトがストライク側の金属製の部材と当接してしまうと、意図しない大きな音が生じてしまう場合があった。
つまり、従来のマグネットラッチには、使用時に発生する騒音を抑制するという観点から、改良の余地があった。
【0006】
そこで本発明は、使用時に発生する騒音を抑制可能なマグネットラッチ用ラッチ受けを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、磁力によって移動するラッチを備えたラッチ錠と組み合わせて使用するマグネットラッチ用ラッチ受けであって、突出した前記ラッチが収容されるラッチ収容部を有しており、前記ラッチ収容部の開口縁と重なる位置、及び/又は、前記ラッチ錠が取り付けられた戸の閉じ方向で前記ラッチ収容部よりも上流側となる位置に、前記ラッチとの接触に起因して生じる音を低減する騒音抑制部材を有することを特徴とするマグネットラッチ用ラッチ受けである。
【0008】
本様相によると、ラッチがラッチ収容部の手前側で突出してしまっても、ラッチが騒音抑制部材と接触することで騒音の発生を抑制できる。
【0009】
上記した様相は、前記騒音抑制部材は、弾性を有していることが好ましい。
【0010】
かかる様相によると、ラッチが金属性の部材であっても金属同士の衝突音が生じることがなく、騒音の発生を抑制可能であり、且つ、ラッチ受けに当接することに起因するラッチの破損を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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