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公開番号2023074488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2022182282
出願日2022-11-15
発明の名称ガラス板
出願人セントラル硝子株式会社
代理人藤央弁理士法人
主分類H05B 3/20 20060101AFI20230522BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】デバイスの情報取得領域に対する防曇性を付与する、透明性があり、かつ加熱面積の広い加熱部材を備えるガラス板を提供する。
【解決手段】ガラス板であって、平面又は曲面のガラス基材と、前記ガラス基材の表面に配置される発熱体とを備え、前記発熱体は、光が透過可能であって、少なくとも一つの折れ曲がり部を含む帯状に形成され、前記発熱体の一端部には第1電極が、他端部には第2電極が接続され、前記発熱体の幅が0.005~250mmであり、前記ガラス基材及び前記発熱体の重複領域における可視光透過率が70%以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス板であって、
平面又は曲面のガラス基材と、前記ガラス基材の表面に配置される発熱体とを備え、
前記発熱体は、光が透過可能であって、少なくとも一つの折れ曲がり部を含む帯状に形成され、
前記発熱体の一端部には第1電極が、他端部には第2電極が接続され、
前記発熱体の幅が0.005mm~250mmであり、
前記ガラス基材及び前記発熱体の重複領域における可視光透過率が70%以上であるガラス板。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載のガラス板であって、
前記発熱体と接続する二つの電極が、前記発熱体が設けられる防曇領域の同じ側の辺に設けられるガラス板。
【請求項3】
請求項1に記載のガラス板であって、
前記発熱体は、複数の前記折れ曲がり部によってメアンダ状に折り返して形成されるガラス板。
【請求項4】
請求項1に記載のガラス板であって、
車両に搭載されるガラス板。
【請求項5】
請求項4に記載のガラス板であって、
前記発熱体は、前記ガラス基材の車内側に配置されるガラス板。
【請求項6】
請求項1に記載のガラス板であって、
前記第1電極及び前記第2電極の面積が2mm
2
~5000mm
2
であるガラス板。
【請求項7】
請求項1に記載のガラス板であって、
前記第1電極及び前記第2電極の縦幅が1mm~250mmであるガラス板。
【請求項8】
請求項1に記載のガラス板であって、
前記第1電極及び前記第2電極の横幅が1mm~250mmであるガラス板。
【請求項9】
請求項1に記載のガラス板であって、
前記発熱体は、複数の線状の金属導体によって形成されるガラス板。
【請求項10】
請求項9に記載のガラス板であって、
前記発熱体は、光を透過可能な導電体非形成部を有するガラス板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ガラス板に関し、特に、防曇機能を有するガラス板に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の車両の窓ガラスには、ガラス板上に導電性の加熱線条を配置して曇り止め対策をしている。この加熱線条は、通電によって発熱し、ウィンドウ上に付着した水滴や曇りを除去し、窓ガラスの防曇機能を発揮する。従来は車両のリアウィンドウに加熱線条が配置されているが、最近はフロントウィンドウやサイドウィンドウにも加熱線条が配置されることがある。
【0003】
この技術分野の背景技術として特開2020-126707号公報(特許文献1)及び国際公開2019/230732号(特許文献2)がある。特許文献1には、加熱線を含む発熱シートを情報取得領域に備えるウインドシールドが開示されている。また、特許文献2には、情報送受信領域に加熱可能なフィルムを有する合わせガラスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-126707号公報
国際公開2019/230732号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最近の車両には、安全かつ快適な運転のため、車両のウィンドウ付近に設置されたカメラやセンサ等のデバイスが取得した外部情報によって、車両の加減速やステアリング操作を補助するアシスト機能が搭載されている。デバイスの情報取得領域のウィンドウに水滴が付着して曇りが発生すると、デバイスによる情報取得が困難となり、アシスト機能が正常に作動しなくなる。そのため、デバイスの情報取得領域には防曇性が求められる。しかし、従来の加熱線条によって情報取得領域に防曇性を付与する場合、カメラやセンサ等のデバイスが加熱線条を認識し、アシスト機能が正常に作動しなくなる。また、加熱線条は幅が狭く面積が小さいので、情報取得領域内で加熱むらが生じる可能性がある。よって、情報取得領域を加熱する部材には、透明性と、加熱むらの低減が求められる。
【0006】
本明細書は、デバイスの情報取得領域に対する防曇性を付与する、透明性があり、かつ加熱面積の広い加熱部材を備えるガラス板を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本明細書の開示(1)は、ガラス板であって、平面又は曲面のガラス基材と、前記ガラス基材の表面に配置される発熱体とを備え、前記発熱体は、光が透過可能であって、少なくとも一つの折れ曲がり部を含む帯状に形成され、前記発熱体の一端部には第1電極が、他端部には第2電極が接続され、前記発熱体の幅が0.005mm~250mmであり、前記ガラス基材板及び前記発熱体の重複領域における可視光透過率が70%以上である、ガラス板である。
【0008】
また、開示(2)は、開示(1)に記載のガラス板であって、前記発熱体と接続する二つの電極が、前記発熱体が設けられる防曇領域の同じ側の辺に設けられるガラス板ある。
【0009】
また、開示(3)は、開示(1)に記載のガラス板であって、前記発熱体が、複数の前記折れ曲がり部によってメアンダ状に折り返して形成されるガラス板である。
【0010】
また、開示(4)は、開示(1)に記載のガラス板であって、車両に搭載されるガラス板である。
(【0011】以降は省略されています)

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