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公開番号2023074340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2021187247
出願日2021-11-17
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20230522BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像ブレードを備えた構成において安価な回路構成を提供すること。
【解決手段】感光ドラム131と、帯電ローラ132aと、現像ローラ132aと、現像ブレード135aと、帯電電圧Vpriを生成し、帯電電圧Vpriを帯電ローラ132aに印加する帯電回路132bと、帯電電圧Vpriから帯電電圧Vpriよりも低いブレード電圧Vbldを生成し、ブレード電圧Vbldを現像ブレード135aに印加するブレード回路135bと、ブレード電圧Vbldからブレード電圧Vbldよりも低い現像電圧Vdevを現像ローラ133aに印加する現像回路133bと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
感光体と、
前記感光体を帯電する帯電部材と、
前記感光体上に形成された静電潜像をトナーにより現像し、前記感光体上にトナー像を形成する現像部材と、
前記現像部材に当接している第1当接部材と、
第1電圧を生成し、前記第1電圧を前記帯電部材に印加する第1電源と、
前記第1電源により生成された前記第1電圧から前記第1電圧よりも低い第2電圧を生成し、前記第2電圧を前記第1当接部材に印加する第2電源と、
前記第2電源により生成された前記第2電圧から前記第2電圧よりも低い第3電圧を生成し、前記第3電圧を前記現像部材に印加する第3電源と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記現像部材は、前記感光体に当接した当接状態又は前記感光体から離間した離間状態となることが可能であり、
前記第1当接部材は、前記当接状態及び前記離間状態において前記現像部材に当接し、
前記第2電圧と前記第3電圧との電位差が第1電位差になる第1状態と、前記電位差が前記第1電位差よりも大きい第2電位差になる第2状態と、を切り替える切替手段と、
前記離間状態では前記第1状態になるように前記切替手段を制御し、前記当接状態では前記第2状態になるように前記切替手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、第1パルス信号を出力することで前記第3電源を制御し、
前記第3電圧は、負極性であり、前記第1パルス信号のローデューティーが大きいほど前記第3電圧の絶対値が大きくなることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2電源は、
前記第3電源が出力する前記第3電圧にカソード端子が接続され、前記第2電源が出力する前記第2電圧にアノード端子が接続されたツェナーダイオードと、
前記ツェナーダイオードの前記カソード端子にエミッタ端子が接続され、前記ツェナーダイオードの前記アノード端子にコレクタ端子が接続されたトランジスタと、
を有し、
前記切替手段は、前記トランジスタであり、
前記第1状態は、前記トランジスタをオン状態にして前記ツェナーダイオードの前記アノード端子と前記カソード端子とを短絡した状態であり、
前記第2状態は、前記トランジスタをオフ状態にして前記ツェナーダイオードの前記アノード端子と前記カソード端子とを短絡させない状態であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第2電源を制御する信号を出力することで前記トランジスタの前記オン状態又は前記オフ状態を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第3電源に出力する前記第1パルス信号の周波数を切り替えることで前記トランジスタの前記オン状態又は前記オフ状態を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記トランジスタは、前記第1パルス信号の周波数が所定周波数以上である場合に前記オン状態になり、前記第1パルス信号の周波数が前記所定周波数未満である場合に前記オフ状態になることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記当接状態及び前記離間状態で前記現像部材に当接している第2当接部材と、
第4電圧を生成し、前記第4電圧を前記第2当接部材に印加する第4電源と、
を備え、
前記制御手段は、
第2パルス信号を出力することで前記第4電源を制御し、
前記第4電源に出力する前記第2パルス信号の周波数を切り替えることで前記トランジスタの前記オン状態又は前記オフ状態を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記トランジスタは、前記第2パルス信号の周波数が所定周波数以上である場合に前記オン状態になり、前記第2パルス信号の周波数が前記所定周波数未満である場合に前記オフ状態になることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第4電圧は、負極性であり、前記第2パルス信号のローデューティーが大きいほど前記第4電圧の絶対値が大きくなることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、例えば、電子写真方式を利用した画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、1つの高電圧回路から複数の電圧を生成し、コストダウンを実現している構成が提案されている。例えば特許文献1では、トランスで帯電電圧を生成し、帯電電圧を抵抗及びスイッチング素子で分圧することで現像電圧を生成している。ここで、帯電電圧は帯電ローラに印加され、現像電圧は現像ローラに印加される。また例えば特許文献2では、トランスでブレード電圧を生成し、ブレード電圧をツェナーダイオード及び抵抗で分圧することで現像電圧を生成している。ここで、ブレード電圧は現像ブレードに印加される。なお、現像ブレードは、現像ローラに接触摺動することで現像ローラ表面のトナーを均一にするためのブレードである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-238490号公報
特開2018-013720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1には帯電電圧から現像電圧を生成することは記載されているが、現像ブレードについて記載はない。また、特許文献2にはブレード電圧から現像電圧を生成することは記載されているが、帯電電圧は別の電源回路によって生成されている。
【0005】
特許文献1や特許文献2の構成によれば、各プロセス部材に印加するための電圧を生成する回路を一部共通化することにより、回路にかかるコストを抑えることができる。従来の回路構成は、当時として望まれるコストを十分に満たすものであったが、近年さらなるコストダウンが求められている。
【0006】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、現像ブレードを備えた構成において安価な回路構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)感光体と、前記感光体を帯電する帯電部材と、前記感光体上に形成された静電潜像をトナーにより現像し、前記感光体上にトナー像を形成する現像部材と、前記現像部材に当接している第1当接部材と、第1電圧を生成し、前記第1電圧を前記帯電部材に印加する第1電源と、前記第1電源により生成された前記第1電圧から前記第1電圧よりも低い第2電圧を生成し、前記第2電圧を前記第1当接部材に印加する第2電源と、前記第2電源により生成された前記第2電圧から前記第2電圧よりも低い第3電圧を生成し、前記第3電圧を前記現像部材に印加する第3電源と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、現像ブレードを備えた構成において安価な回路構成を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1、2の画像形成装置の概略断面構成図
実施例1の作像部の回路図
実施例1の各回路の設定値と出力電圧との関係を示す図、感光ドラム表面の電位と帯電電圧及び帯電電流との関係を示す図
実施例1のブレード回路の制御を示すフローチャート
実施例2の作像部の回路図
実施例2の各回路の設定値と出力電圧との関係を示す図
実施例2のブレード回路の制御を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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