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公開番号2023074331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2021187229
出願日2021-11-17
発明の名称電子機器および制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 12/06 20060101AFI20230522BHJP(計算;計数)
要約【課題】DRAMのアクセス効率を向上させる電子機器及びその制御方法を提供する。
【解決手段】電子機器100は、画像データを処理する第1のデータ処理部102と、画像データ以外のデータを処理する第2のデータ処理部101と、LPDDR5に準拠したDRAM112と、DRAMに含まれるバンクを画像データ向けの領域と画像データ以外のデータ向けの領域とに分割し、分割された領域に応じてDRAMアクセス後のページのオープンまたはクローズを制御する制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像データを処理する第1のデータ処理部と、
画像データ以外のデータを処理する第2のデータ処理部と、
LPDDR5に準拠したDRAMと、
前記DRAMに含まれるバンクを画像データ向けの領域と画像データ以外のデータ向けの領域とに分割し、分割された領域に応じて前記DRAMアクセス後のページのオープンまたはクローズを制御する制御部と
を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
アクセス先のバンクが画像データ向けの領域か画像データ以外のデータ向けの領域かに応じて、前記第1のデータ処理部からのアドレスと前記第2のデータ処理部からのアドレスとを変換することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子機器のモード変更に応じて、前記DRAMに含まれるバンクを画像データ向けの領域と画像データ以外のデータ向けの領域とに分割することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
画像データを処理する第1のデータ処理部と、画像データ以外のデータを処理する第2のデータ処理部と、LPDDR5に準拠したDRAMとを有する電子機器の制御方法であって、
前記DRAMに含まれるバンクを画像データ向けの領域と画像データ以外のデータ向けの領域とに分割するステップと、
分割された領域に応じて前記DRAMアクセス後のページのオープンまたはクローズを制御するステップと
を有することを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を有する電子機器、その制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
DRAM(Dynamic Random Access Memory)の構造は、各バンクのインターリーブアクセスを可能とし、プリチャージ期間に、別のバンクに対してアクセス可能とし、メモリアクセスを効率化できる。
【0003】
DRAMにおけるデータアクセスでは、まず、RowアドレスとともにACTコマンドを発行することにより、アクセスするバンクを選択する。次に、Columnアドレスの指定することによりアクセス先アドレスを活性化する。DRAMへのアクセスでは、同一バンク、同一Rowである同一ページへのアクセスであれば、アクセス後のページをオープンしたままにすることでアクセス効率を高められる。これは、画像データ以外の一般データでのアクセスに適している。
【0004】
しかしながら、同一バンクの異ページにアクセスする場合は、オープンしているページをプリチャージしてクローズして、新しいRowアドレスを指定した後、ページをオープンする動作に時間がかかり、アクセス効率の低下を招く。
【0005】
一方、画像を扱う情報処理機器では、左右上下の隣接する画像データを参照することが多い。そのため、アクセスは、左右方向のアクセスとともに上下のアクセスも多い特徴がある。上下データへのアクセスを効率的に行うためには、上下に隣接するデータを異なるバンクに格納することが一般的に実施されている。この場合は、データアクセス中に次のアドレスのバンクを予めオープンすることで、次のデータのアクセスを遅延なく実施できる。データをアクセスしていたバンクは、アクセス完了後にページをクローズとプリチャージを実施することで次のアクセス効率を高められる。
【0006】
特許文献1には、Initiator毎のDRAMのページヒット率に基づき、アクセス効率を高めるためのページの開閉を制御する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-213703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載の方法では、Initiator毎のページオープンのヒット率を求め、確率的にアクセス後のバンクの状態を切り替えることができる。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、データの種別によらず、対象ページのヒット率に基づいた制御を行っている。そのため、一般データと画像データとが混在している場合、ページヒット率に基づいてバンクをオープンしても、他のInitiatorのアクセスがあるとクローズしてしまい、アクセス効率が低下してしまう課題がある。
【0009】
そこで、本発明は、DRAMのアクセス効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る電子機器は、画像データを処理する第1のデータ処理部と、画像データ以外のデータを処理する第2のデータ処理部と、LPDDR5に準拠したDRAMと、前記DRAMに含まれるバンクを画像データ向けの領域と画像データ以外のデータ向けの領域とに分割し、分割された領域に応じて前記DRAMアクセス後のページのオープンまたはクローズを制御する制御部とを有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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