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公開番号2023074241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2021187088
出願日2021-11-17
発明の名称放電装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H01T 19/04 20060101AFI20230522BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高濃度な放電生成物を放出することができる放電装置を提供する。
【解決手段】放電装置1は、空気中に放電生成物を放出する。放電装置1は、筐体11と、放電電極131と、2つの保護部141、141とを備える。放電電極131は、筐体11から突出する。放電電極131は、放電することによって、空気中に放電生成物を放出する。保護部141は、筐体11と別体である。2つの保護部141、141は、放電電極131を挟むように設けられる。保護部141は、一対の支持部161、161と、電極保護部151とを有する。一対の支持部161、161は、筐体に設けられる。支持部161は、筐体11から離れる方向に向かって延伸する。支持部161の終端部は、放電電極131の先端部13Aよりも筐体11から離れた位置に配置される。電極保護部151は、一方の支持部161の終端側を他方の支持部161の終端側につなぐ。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体から突出し、放電することによって、空気中に放電生成物を放出する放電電極と、
前記筐体とは別体であり、前記放電電極を挟むように設けられる2つの保護部とを備え、
前記保護部は、
前記筐体に設けられ、前記筐体から離れる方向に向けて延伸し、終端部が前記放電電極の先端部よりも前記筐体から離れた位置に配置される一対の支持部と、
一方の前記支持部の終端側を他方の前記支持部の終端側につなぐ電極保護部と
を有し、前記筐体の正面方向および側面方向から前記放電電極を見たときに、前記放電電極の先端部が視認可能である、放電装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記電極保護部は、前記放電電極と空間を保った状態で、前記放電電極を湾曲状に囲む湾曲部と、
前記湾曲部の端部から前記放電電極に近づく方向に突出する突出部と
を有する、請求項1に記載の放電装置。
【請求項3】
前記電極保護部は、2つの前記支持部により支持される、請求項1または請求項2に記載の放電装置。
【請求項4】
前記放電電極を2つ備え、
前記放電電極は、前記保護部で保護され、
一方の前記放電電極を保護する前記保護部の前記支持部と、他方の前記放電電極を保護する前記保護部の前記支持部とを、互いに連結する連結部をさらに備える、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項5】
前記連結部は、前記支持部の基端部で連結する、請求項4に記載の放電装置。
【請求項6】
前記連結部は、板状であり、
前記連結部は、前記筐体の外部に前記連結部の一部がはみ出すように前記筐体に取り付けられ、
前記連結部の前記筐体の外部にはみ出すように配置される天面は、前記筐体の正面側に配置される気流の流れる方向に距離をおいて配置される一方端面、および前記筐体の背面側に配置される他方端面と、第1曲面を介してつながる、
請求項4または請求項5に記載の放電装置。
【請求項7】
前記筐体は、開口部を有し、
前記放電電極を動作させる電気部品が、前記開口部と連通する前記筐体の内部に配置されており、前記開口部を通過して前記筐体の内部に配置され、
前記開口部は、前記連結部により閉じられて前記電気部品を覆っている、請求項4から請求項6の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項8】
前記連結部は、前記連結部を貫通する貫通孔を有し、
前記連結部は、前記貫通孔を空気抜き孔とした上で、樹脂により前記筐体に接合されている、請求項4から請求項7の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項9】
前記連結部から前記筐体から離れる方向に突出する壁であり、前記一方の放電電極と、前記他方の放電電極との間を仕切る仕切り壁をさらに備える、請求項4から請求項8の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項10】
前記仕切り壁は、前記連結部から突出する方向における、前記筐体から前記仕切り壁の頂部までの長さが、
前記仕切り壁が前記連結部から突出する方向における、前記放電電極の前記筐体から前記放電電極の先端部までの長さ以上で、
前記仕切り壁が前記連結部から突出する方向における、前記保護部の前記筐体から前記電極保護部までの長さ以下である、請求項9に記載の放電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電極から放電させて放電生成物を放出する放電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2020/013143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の放電装置は、高濃度な放電生成物を空気中に放出することができるが、さらに高濃度な放電生成物を放出する構造とする余地がある。
【0005】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、高濃度な放電生成物を放出することができる放電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面によれば、放電装置は、空気中に放電生成物を放出する。放電装置は、筐体と、放電電極と、2つの保護部とを備える。放電電極は、筐体から突出する。放電電極は、放電することによって、空気中に放電生成物を放出する。保護部は、筐体と別体である。2つの保護部は、放電電極を挟むように設けられる。保護部は、一対の支持部と、電極保護部とを有する。一対の支持部は、筐体に設けられる。支持部は、筐体から離れる方向に向けて延伸する。支持部の終端部は、放電電極の先端部よりも筐体から離れた位置に配置される。電極保護部は、一方の支持部の終端部を他方の支持部の終端部につなぐ。放電電極の先端部は、筐体の正面方向および側面方向から放電電極を見たときに視認可能である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高濃度な放電生成物を放出することができる放電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る放電装置を備える電気機器を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る放電装置を備える電気機器の断面図である。
本発明の実施形態に係る放電装置が取り付けられたホルダの断面図である。
本発明の実施形態に係る放電装置の斜視図である。
本発明の実施形態に係る放電装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
本発明の放電装置1について説明する前に、本発明の放電装置1を備える電気機器5について図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る放電装置1を備える電気機器5を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る放電装置1を備える電気機器5の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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