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公開番号2023074192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2021187010
出願日2021-11-17
発明の名称表示パネル
出願人凸版印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20230522BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】本発明は、モニターから投射された映像光を裏面側から透過させ、映像を表面側に表示させる表示パネルに関し、モニターから発生する熱を原因とする、いわゆる角浮きや端面浮きを抑制できるようにしたものである。
【解決手段】モニター30の表示面31から投射された映像光を裏面側から透過して映像を表面側に表示させる化粧シート40と、モニター30の表示面31と重なる開口部52を包囲する枠体51を備えたモニター枠50と、枠体51と化粧シート40の裏面側との間に位置する透過樹脂シート(第1透過樹脂シート60)と、を備え、透過樹脂シート(第1透過樹脂シート60)は、モニター枠50の開口部52と化粧シート40の裏面側との間に位置する部分(第1部分A)と、モニター枠50の枠体51と化粧シート40の裏面側との間に位置する部分(第2部分B)とは、一体である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モニターの表示面から投射された映像光を裏面側から透過して映像を表面側に表示させる化粧シートと、
前記モニターと前記化粧シートの裏面側との間に位置し、前記モニターの前記表示面と重なる部分は開口部であり、当該開口部を包囲する枠体を備えたモニター枠と、
前記枠体と前記化粧シートの裏面側との間に位置する透過樹脂シートと、を備え、
前記透過樹脂シートは、前記モニター枠の前記開口部と前記化粧シートの裏面側との間に位置する部分と、前記モニター枠の前記枠体と前記化粧シートの裏面側との間に位置する部分とは、一体であることを特徴とする表示パネル。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記透過樹脂シートは、
前記枠体及び前記開口部と前記化粧シートの裏面側との間に位置するシート本体と、
前記シート本体から前記開口部を通して前記表示面に向かって突出する透明凸部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記透明凸部は、前記シート本体からの突出高さが、前記枠体の厚み以上であることを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記突出高さは、前記枠体の前記厚みに、前記開口部において前記表示面に臨む側の端面から前記表示面までの隙間の距離を加算した数値未満であることを特徴とする請求項3に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記化粧シートは、
前記透過樹脂シートに隣接する透明層と、前記透明層に積層され、前記表示面を隠蔽する隠蔽層と、前記隠蔽層に積層され、表面に絵柄が形成された絵柄層とを有することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の表示パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モニターから投射された映像光を裏面側から透過させ、映像を表面側に表示させる表示パネルに関し、モニターから発生する熱を原因とする、いわゆる角浮きや端面浮きを抑制できるようにしたものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示装置と加飾シートとの間に、パネル部材を位置させ、パネル部材には、開口部を有する「加飾シート及び表示装置」が知られている(特許文献1の段落[0022]並びに図1~図3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-34886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記した従来の「加飾シート及び表示装置」では、表示装置と加飾シートとの間にパネル部材が位置するため、加飾シートの裏面と、表示装置の表示面との間に「隙間」が発生し、視認性が低下する要因となっていた。
このため、上記「隙間」内に透過樹脂シートを配置することで、視認性を改善することが考えられる。
【0005】
しかし、透過樹脂シートを配置すると、透過樹脂シートと表示装置の表示面とが接近し、表示装置から発生する熱の影響により、透過樹脂シートが反るなどして変形するおそれがある。
透過樹脂シートが変形すると、加飾シートとの間に隙間が発生し、いわゆる角浮きや端面浮きなどの原因になるという問題点がある。角浮きや端面浮きなが発生すると、加飾シートの表面に映し出される映像の周辺に、「筋」などが発生するおそれがある。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決するために、透過樹脂シートの形状に着目し、表示装置から発生する熱を原因とする、いわゆる角浮きや端面浮きを抑制できるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る表示パネルは、モニターの表示面から投射された映像光を裏面側から透過して映像を表面側に表示させる化粧シートと、前記モニターと前記化粧シートの裏面側との間に位置し、前記モニターの前記表示面と重なる部分は開口部であり、当該開口部を包囲する枠体を備えたモニター枠と、前記枠体と前記化粧シートの裏面側との間に位置する透過樹脂シートと、を備え、前記透過樹脂シートは、前記モニター枠の前記開口部と前記化粧シートの裏面側との間に位置する部分と、前記モニター枠の前記枠体と前記化粧シートの裏面側との間に位置する部分とは、一体であることを特徴とする。
【0007】
また、前記透過樹脂シートは、前記枠体及び前記開口部と前記化粧シートの裏面側との間に位置するシート本体と、前記シート本体から前記開口部を通して前記表示面に向かって突出する透明凸部とを備えることを特徴とする。
前記透明凸部は、前記シート本体からの突出高さが、前記枠体の厚み以上であることを特徴とする。
【0008】
前記突出高さは、前記枠体の前記厚みに、前記開口部において前記表示面に臨む側の端面から前記表示面までの隙間の距離を加算した数値未満であることを特徴とする。
前記化粧シートは、前記透過樹脂シートに隣接する透明層と、前記透明層に積層され、前記表示面を隠蔽する隠蔽層と、前記隠蔽層に積層され、表面に絵柄が形成された絵柄層とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、透過樹脂シートの形状を改良することで、モニターから発生する熱を原因とする、いわゆる角浮きや端面浮きを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係る第1表示パネルの一部断面図である。
図1の一部分解断面図である。
図1の化粧シートの層構成図である。
図1の第1透過樹脂シートを示し、(a)断面図、(b)は製造方法を説明する説明図である。
図1の化粧シートの一部正面図である。
図5に対応し、モニターのオフ状態であり、化粧シートの一部正面図である。
図5に対応し、透過樹脂シートの角浮きや端面浮きの状態を説明するためのものであり、化粧シートの一部正面図である。
透過樹脂シートの変形例であって、(a)は第2透過樹脂シートの断面図、(b)は分解断面である。
実施例2に係る第2表示パネルの一部断面図である。
実施例3に係る第3表示パネルの一部断面図である。
実施例4に係る第4表示パネルの一部断面図である。
比較例1に係る第5パネルの一部断面図である。
図1の第1透過樹脂シートの一部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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