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公開番号2023074127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2021186908
出願日2021-11-17
発明の名称認証システム
出願人日本信号株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20230522BHJP(計算;計数)
要約【課題】施設利用の判定が簡易ながら不正防止に対する信頼性が高い認証システムを提供すること。
【解決手段】認証システム100は、認証情報を表示する表示装置11を有する施設装置10と、施設装置10の利用状況を管理する管理装置20と、認証情報を撮影する車載カメラ31と、撮影された認証情報を管理装置20に転送する通信装置32とを有する車両装置30と、を備え、管理装置20は、撮影された認証情報に関して照合を行う照合部21aを有し、照合結果が有効性を示す場合に、施設である駐車場PAの利用を許可する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
認証情報を表示する表示装置を有する施設装置と、
前記施設装置の利用状況を管理する管理装置と、
前記認証情報を撮影する車載カメラと、撮影された前記認証情報を前記管理装置に転送する通信装置とを有する車両装置と、
を備え、
前記管理装置は、撮影された前記認証情報に関して照合を行う照合部を有し、照合結果が有効性を示す場合に、施設の利用を許可する、認証システム。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記施設装置は、通過の許否を行うゲートを有し、
前記管理装置は、前記照合結果が有効性を示す場合に、前記ゲートに通過を許可させる、請求項１に記載の認証システム。
【請求項３】
前記表示装置は、前記認証情報を動的に表示する、請求項１及び２のいずれか一項に記載の認証システム。
【請求項４】
前記表示装置は、前記認証情報として、施設情報を含むデータを２次元コードに加工してディスプレイに表示する、請求項１～３のいずれか一項に記載の認証システム。
【請求項５】
前記車両装置は、撮影された前記認証情報に付加して、ユーザ情報を前記管理装置に転送し、
前記照合部は、撮影された前記認証情報が登録されたユーザ情報に対応するか否かを判断する、請求項１～４のいずれか一項に記載の認証システム。
【請求項６】
前記施設装置は、駐車場の出入口に設置される、請求項１～５のいずれか一項に記載の認証システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、駐車場等の施設の入出場の管理を可能にする認証システムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
駐車管理システムとして、各駐車区画に２次元コードが張り付けられており、ユーザが携帯端末を操作して２次元コードを撮影し駐車区画の識別情報を読み取るものが公知となっている（特許文献１）。この駐車管理システムにおいて、駐車区画の識別情報は、携帯端末が検出した駐車の開始・終了情報とともにサーバ装置に送られ、駐車料金等の算出に利用される。
【０００３】
また、カーシェアリングに活用される認証システムとして、指定ユーザに対して認証コードを予め発行してあり、利用に際して、車載カメラで認証コードが撮影されて指定ユーザが認証され、認証コードが指定ユーザに発行されたものであると判断された場合に、車両のドアロックが解錠され、エンジンや走行モータの駆動が可能な状態にされるものが公知となっている（特許文献２）。
【０００４】
特許文献１のシステムは、駐車場のような施設全体への入出場の管理に適用されるものではない。また、このシステムは、利用の開始や終了の判定処理が複雑で、携帯端末への依存度が高く、不正に対する信頼性が高くない。
【０００５】
特許文献２のシステムは、駐車場のような施設の利用に適用されるものではない。また、このシステムは、携帯端末への依存度が高く、不正に対する信頼性が高くない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２０１８－２０５８５３号公報
特開２０１９－３１１７２号公報
【発明の概要】
【０００７】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、施設利用の判定が簡易ながら不正防止に対する信頼性が高い認証システムを提供することを目的とする。
【０００８】
上記目的を達成するための認証システムは、認証情報を表示する表示装置を有する施設装置と、施設装置の利用状況を管理する管理装置と、認証情報を撮影する車載カメラと、撮影された認証情報を管理装置に転送する通信装置とを有する車両装置と、を備え、管理装置は、撮影された認証情報に関して照合を行う照合部を有し、照合結果が有効性を示す場合に、施設の利用を許可する。
【０００９】
上記認証システムでは、車両側で車載カメラが施設装置の表示装置に表示された認証情報を撮影して管理装置に転送し、管理装置が撮影された認証情報に関して照合を行う照合部を有し、照合結果が有効性を示す場合に施設の利用を許可するので、施設利用の管理が簡易ながら不正防止に対する信頼性を高めることができる。
【００１０】
本発明の具体的な側面では、上記認証システムにおいて、施設装置は、通過の許否を行うゲートを有し、管理装置は、照合結果が有効性を示す場合に、ゲートに通過を許可させる。この場合、ゲートによって現場での入出場の許否が実行され、管理がより確実になる。
（【００１１】以降は省略されています）

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