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公開番号2023073986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-26
出願番号2022177231
出願日2022-11-04
発明の名称流体システムの設計、確認、及び/又は試験を行うためのマシン及びプロセス
出願人ザ・ボーイング・カンパニー,The Boeing Company
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 30/20 20200101AFI20230519BHJP(計算;計数)
要約【課題】 本発明は、推進及び/又は流体システムの仮想モデルを視覚化し、当該仮想モデルと対話するためのマシン及びプロセスを提供することを目的とする。
【解決手段】 推進及び/又は流体システムの仮想モデルを視覚化し、当該仮想モデルと対話するためのマシン(500)は、ディスプレイサーバ(502)を含む。ディスプレイサーバ(502)は、配管エバリュエータ(546)を含む第2サーバ(504)内のソケットと通信するソケットを含む。配管エバリュエータ(546)は、グラフィカルユーザインターフェース(512)に表示される推進及び/又は流体システムの実行可能ブロック図(510)への入力の処理を高速化するトラバーサルグラフ(548)を含む。トラバーサルグラフ(548)は、適合化されたステンシルを有するダイアグラム・ベクターグラフィックアプリケーションと通信するスキャンシェイプツール(506)によって生成されたサポートファイルにアクセスする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
ディスプレイサーバを含むマシンであって、
前記ディスプレイサーバは、
推進システム内のコンポーネントを表すオブジェクトを含むブロック図を更新するように構成されたビジュアライザと、
データ抽出プログラムを含むスキャンシェイプツールと関連付けられた推進サーバ内の第2ソケットと通信するように構成された第1ソケットと、を含み、前記データ抽出プログラムは、前記ディスプレイサーバ内の前記ビジュアライザを制御するように構成されたトラバーサルアルゴリズムを高速化するように構成された変換テーブル、連動マップテーブル、及びオブジェクトテーブルを生成及び格納するように構成されている、マシン。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記推進サーバは、以下のもの、すなわち、推進システム内のオブジェクトの設計、組み立て、または統合のうちの少なくとも1つを設計、確認、及び検証するように構成されている、請求項1に記載のマシン。
【請求項3】
前記ブロック図は、前記推進システムの実行可能ブロック図である、請求項1に記載のマシン。
【請求項4】
前記推進サーバは、前記推進システム内のオブジェクトの状態を更新するように構成されたコマンドハンドラを含む、請求項1に記載のマシン。
【請求項5】
前記推進サーバは、前記推進システムの配管を帰納的に更新するように構成された推進配管エバリュエータを含む、請求項1に記載のマシン。
【請求項6】
前記推進サーバ内の推進配管エバリュエータが、前記トラバーサルアルゴリズムを含む、請求項1に記載のマシン。
【請求項7】
前記推進サーバは、前記トラバーサルアルゴリズムを含むとともに、前記トラバーサルアルゴリズムに入力されるように構成された前記変換テーブル、前記連動マップテーブル、及び記オブジェクトテーブルにアクセスするように構成されている、請求項1に記載のマシン。
【請求項8】
前記推進サーバは、前記ブロック図で発生するすべてのアクティビティを記録するように構成されたアクションログを含む、請求項1に記載のマシン。
【請求項9】
前記推進サーバは、其々が前記ブロック図内のオブジェクトによって前記ブロック図に表された前記推進システムの各コンポーネントの識別情報、状態、及び色のうちの少なくとも1つを更新するように構成されている、請求項1に記載のマシン。
【請求項10】
前記オブジェクトは、分類を含む、請求項1に記載のマシン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、流体システム及びロケット科学に関する。より具体的には、本開示は、推進システムなどの流体システム、例えばロケットや人工衛星の推進システムなどの設計、確認、及び/又は試験による検証を行うためのマシン及びプロセスに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
推進システムなどの流体処理に用いられるシステムは、流動、商品、組成物、及び/又は圧力を用いて動作するが、これらには、公差を制御すること、設計や部品の製造、組み立てを精密に行うことや、対話(interaction)が必要である。推進システムのような流体処理に用いられるシステムは、少なくとも、高いレベルの信頼性、精度、予測可能性を実現する設計、試験による検証、及び/又は確認が必要であり、これらは、当該システムの設計や動作に起因して想定外の結果が起こるリスクを下げるものでなければならない。
【0003】
これまでは、推進システムなどの流体処理の設計及び試験は、主として手作業によるプロセスであったことが、例示的な実施例において、認識及び考慮されている。非限定的な例として、宇宙推進システムには、地球上空で移動する有人や無人のロケットやミサイルが含まれうる。推進システムなどの流体処理システムでは、その設計とプロセスの実行のいずれもが、オペレータやエンジニアの経験ベースに大きく依存してきた。よって、流体処理における推進システムなどのハードウェアの運用前に設計の検証や確認を行うマシン及びプロセスに、製品の要件、機能、及び挙動を組み込むモデルベースエンジニアリング(MODEL BASED ENGINEERING:MBE)を適用する技術が必要とされている、ということが、例示的な実施例において認識及び考慮されている。
【0004】
従って、上述した事項の少なくともいくつかと、他の潜在的な事項を考慮したマシン及び/又はプロセスの提供が望まれる。例えば、推進システムなどの流体処理システムの設計及び/又は確認のためのマシン及びプロセスが提供されることが望まれうる。
【発明の概要】
【0005】
本開示の一実施例は、新規なマシン及びこれに関連するプロセスを提供する。当該マシンは、例えば、少なくともディスプレイサーバを含み、前記ディスプレイサーバは、例えば、推進システム内のコンポーネントを表しうるオブジェクトを含みうるブロック図を生成するように構成されたグラフィカルユーザインターフェースと;データ抽出プログラムを含むスキャンシェイプツールと関連付けられた推進サーバ内の第2ソケットと通信するように構成された第1ソケットと;を含み、前記データ抽出プログラムは、前記ディスプレイサーバ内のビジュアライザを制御するように構成されたトラバーサルアルゴリズムを高速化するように構成された変換テーブル、連動マップテーブル、及びオブジェクトインデックスを生成及び格納するように構成されている。前記推進サーバは、以下のもの、すなわち、推進システム内のオブジェクトの設計、組み立て、または統合のうちの少なくとも1つを設計、確認、及び検証するように構成することができる。前記ブロック図は、例えば、推進システムの図である。
【0006】
前記推進サーバは、前記推進システム内のオブジェクトの状態を更新するように構成されたコマンドハンドラを含みうる。前記推進サーバは、推進システムの配管を帰納的に更新するように構成された推進配管エバリュエータを含みうる。前記推進サーバが、例えば、前記トラバーサルアルゴリズムを含むとともに、前記トラバーサルアルゴリズムに入力されるように構成された前記変換テーブル、前記連動マップテーブル、及び記オブジェクトインデックスを生成し、これにアクセスするように構成されうる。前記推進サーバ内の前記推進配管エバリュエータが、前記トラバーサルアルゴリズムを含んでもよい。
【0007】
さらに、前記推進サーバは、前記ブロック図で発生するすべてのアクティビティを記録するように構成されたアクションログを含みうる。前記推進サーバは、其々が前記ブロック図内の1つのオブジェクトによって前記ブロック図に表された前記推進システムの各コンポーネントの識別情報、状態、及び色のうちの少なくとも1つを更新するように構成されうる。前記オブジェクトは、アクティブなオブジェクト、パッシブなオブジェクト、及び配管からなる群から選択された分類を含みうる。前記オブジェクトは、一組のルール及び一組のビヘイビアを含みうる。前記オブジェクトは、以下の状態、すなわち、オン、オフ、圧力、組成物、及び商品タイプのうちの少なくとも1つを含みうるアクティブなオブジェクトとしての分類を含みうる。
【0008】
従って、前記新規なマシンは、少なくとも、推進システムを視覚化するための第1のプロセスを提供する。前記第1のプロセスは、前記推進システム内の装置をブロック図内のオブジェクトとしてグラフィカルユーザインターフェース上にビジュアライザによって表示させるための入力を受信した推進視覚化マシン内のグラフィカルユーザインターフェースにブロック図を生成することと;前記グラフィカルユーザインターフェースを含むディスプレイサーバが、例えば、推進サーバ内の推進配管エバリュエータに前記入力をパスすることと;前記入力に応答して、アルゴリズムを適用する前記推進配管エバリュエータが、前記推進システム内のオブジェクト又は配管内の流動又は圧力を評価することと;前記推進配管エバリュエータが、前記推進システム内のすべての装置及び配管のトラバーサルグラフを生成することと、を含みうる。推進システムを視覚化するための前記第1のプロセスは、前記推進サーバがトラバーサルアルゴリズムを実行し、前記ディスプレイサーバ内のビジュアライザに更新を送信することによって、前記ブロック図内の各オブジェクトの状態を更新することと;前記ディスプレイサーバが、前記ブロック図上のオブジェクトの状態の表示を更新することと;前記推進配管エバリュエータが、オブジェクトのカラーコード及び配管のカラーコードを更新し、当該更新を前記ディスプレイサーバに送信することと;前記ディスプレイサーバが、前記オブジェクトのカラーコード及び前記配管のカラーコードの前記ブロック図上の表示を更新することと、をさらに含みうる。
【0009】
前記第1のプロセスは、前記推進配管エバリュエータが、前記推進システム内において、ソースオブジェクトで特定の接続部にトラバースするとともに接続部を介して目的地オブジェクトに送られる組成物または圧力を生成することをさらに含みうる。前記第1のプロセスは、目的地オブジェクトへの接続部において組成物又は圧力が受け取られているか、あるいは存在しないかを検証することと、存在しないことを受けて、前記組成物又は前記圧力の受け取りにおいてエラーが発生した個別の接続部を特定し、前記個別の接続部と、其々が前記個別の接続部に接続され且つ前記個別の接続部を含む特定の仮想モジュールとを特定することも、をさらに含みうる。前記装置の状態は、以下のもの、すなわち、オン、オフ、圧力、組成物、及び商品タイプのうちの少なくとも1つを含む群から選択されうる。さらに、前記推進サーバは、前記推進システムのランタイム視覚化中に、前記ブロック図内でトラバースされたすべてのオブジェクトをトラッキングするトラバーサルグラフを作成しうる。
【0010】
前記第1のプロセスは、前記推進サーバが、前記ブロック図内のアクティブなオブジェクトの状態とパッシブなオブジェクトのビヘイビア定義とを用いたトラバーサルロジックを用いて、前記推進システムのランタイム視覚化中に前記ブロック図内でトラバースされたすべてのオブジェクトをトラッキングするトラバーサルグラフを作成することも含みうる。前記推進配管エバリュエータは、さらに、前記ブロック図内の各オブジェクトを、アクティブなオブジェクト、パッシブなオブジェクト、及び配管のうちの1つとして分類しうる。アクティブなオブジェクトは、以下のもの、すなわち、前記ブロック図のプロパティ状態の値の起点、又は、前記ブロック図に示された前記推進システム内の下位のオブジェクトの状態の変化をトリガーする前記ブロック図のインタラクティブなオブジェクト、のうちの少なくとも1つを含みうる。
(【0011】以降は省略されています)

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