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公開番号2023073922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-26
出願番号2021186700
出願日2021-11-16
発明の名称画像処理装置及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 1/387 20060101AFI20230519BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 読取可能な主走査方向の長さの方が読取可能な副走査方向の長さよりが長い圧板方式のスキャナにおいて、適切にブックスキャンモードでスキャンできるようにすることを目的とする。
【解決手段】 本発明の画像処理装置は、センサ部の主走査方向の長さが、センサ部が移動することによって読取可能な副走査方向の長さより長い画像処理装置であって、実行指示に基づいて、センサ部を基準位置から所定の位置まで移動させて、原稿の画像を読み取る処理を2回実行し、第1の画像データと第2の画像データを生成し、第1の画像データに第1の切り取り処理が実行されることによって生成された第1の切取データを1つのページデータとして出力し、第2の画像データに第2の切り取り処理を実行することによって生成された第2の切取データを1つのページデータとして出力することを特徴とする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
センサ部を有し、当該センサ部の主走査方向の長さが、当該センサ部が移動することによって読取可能な副走査方向の長さより長い画像処理装置であって、
ユーザによって入力された1回の実行指示に基づいて、前記センサ部を基準位置から所定の位置まで移動させて原稿の画像を読み取る処理を2回実行し、第1の画像データと第2の画像データを生成する実行手段と、
前記第1の画像データに第1の切り取り処理が実行されることによって生成された第1の切取データを1つのページデータとして出力し、前記第2の画像データに第2の切り取り処理を実行することによって生成された第2の切取データを1つのページデータとして出力する出力手段を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2の切り取り処理は、前記第1の画像データが示す画像のうちの前記第1の切り取り処理で切り取られていない部分に対応する部分を前記第2の画像データが示す画像から切り取る処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記出力手段は、前記第1の切取データに基づく画像を1枚の用紙に印刷し、前記第2の切取データに基づく画像を前記1枚の用紙とは別の1枚の用紙に印刷することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
第1のモードが設定されていることによって、前記実行手段は、前記ユーザによって入力された1回の実行指示に基づいて、前記センサ部を前記基準位置から前記所定の位置まで移動させて、前記原稿の画像を読み取る処理を2回実行し、前記第1の画像データと前記第2の画像データを生成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1のモードとは異なる第2のモードが設定されていることによって、前記実行手段は、前記ユーザによって入力された1回の実行指示に基づいて、前記センサ部を基準位置から所定の位置まで移動させて、原稿の画像を読み取る処理と、前記センサ部を当該基準位置から当該所定の位置とは異なる位置まで移動させて読み取る処理とを実行し、第3の画像データと第4の画像データを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第1のモードと前記第2のモードは、原稿台に載置された原稿の向きに基づいて設定されることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記原稿台に備えられたセンサを用いて前記原稿の向きが特定されることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
センサ部を有し、当該センサ部の主走査方向の長さが、当該センサ部が移動することによって読取可能な副走査方向の長さより長い画像処理装置の制御方法であって、
ユーザによって入力された1回の実行指示に基づいて、前記センサ部を基準位置から所定の位置まで移動させて原稿の画像を読み取る処理を2回実行し、第1の画像データと第2の画像データを生成する実行工程と、
前記第1の画像データに第1の切り取り処理が実行されることによって生成された第1の切取データを1つのページデータとして出力し、前記第2の画像データに第2の切り取り処理を実行することによって生成された第2の切取データを1つのページデータとして出力する出力工程を有することを特徴とする出力工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像処理装置及びその制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、書籍などの見開き原稿を片面ずつ、2回の読み取りに分けて2面の画像として読み取る、ブックスキャンモードをサポートしている画像処理装置が存在する(特許文献1参照)。ブックスキャンモードでは、ラインセンサに対して平行な方向に書籍の短辺方向を、垂直な方向に原稿を載置することが一般的である。このように載置した場合、原稿の長手方向中心で原稿を2分割し、1度目の読み取りでは、見開き原稿の短手方向を主走査サイズ、原稿の原点から長手方向のサイズの1/2の位置までを副走査サイズとして読み取る。2度目の読み取りで、主走査方向は1度目とおなじ、副走査方向は長手方向のサイズ1/2の位置から原稿後端までを読み取ることで見開き原稿を読み取る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-111907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像処理装置の圧板方式のスキャナは、読取可能な主走査方向の長さより読取可能な副走査方向の長さの方が長いため、上記のような読取方式で原稿がスキャンされる。
【0005】
一方、ラインセンサの移動距離を短くし、スキャンにかかる時間を短くするために読取可能な主走査方向の長さの方が読取可能な副走査方向の長さよりが長いスキャナが考えられる。このようなスキャナにおいては、原稿台に載置される原稿が、原稿の長手方向とラインセンサが平行になるように置かれるため、特許文献1のようなブックスキャンの方式で読み取ることはできない。
【0006】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、読取可能な主走査方向の長さの方が読取可能な副走査方向の長さよりが長い圧板方式のスキャナにおいて、適切にブックスキャンモードでスキャンできるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像処理装置は、センサ部を有し、当該センサ部の主走査方向の長さが、当該センサ部が移動することによって読取可能な副走査方向の長さより長い画像処理装置であって、ユーザによって入力された1回の実行指示に基づいて、前記センサ部を基準位置から所定の位置まで移動させて、原稿の画像を読み取る処理を2回実行し、第1の画像データと第2の画像データを生成する実行手段と、前記第1の画像データに第1の切り取り処理が実行されることによって生成された第1の切取データを1つのページデータとして出力し、前記第2の画像データに第2の切り取り処理を実行することによって生成された第2の切取データを1つのページデータとして出力する出力手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、読取可能な主走査方向の長さの方が読取可能な副走査方向の長さよりが長い圧板方式のスキャナにおいて、適切にブックスキャンモードでスキャンできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像処理装置の断面図
画像処理装置の制御部のブロック図
スキャナのブロック図
ブックスキャンの概念図
ブックスキャンモードの画像処理及び読み取り制御の概念図
ブックスキャンモードのフローチャート
ブックスキャンモード2の画像処理及び読み取り制御の概念図
ブックスキャンのフローチャート
ブックスキャンモード2のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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