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公開番号2023073788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-26
出願番号2021186468
出願日2021-11-16
発明の名称ドアハンドル構造体
出願人株式会社ユニオン
代理人個人,個人
主分類E05B 1/00 20060101AFI20230519BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】非操作時において、外部から見える部品の点数を小さくできるとともに、ハンドルがドアの表面から突出する突出高さを小さく抑えた場合にもドアを容易に引き開けることができ、操作性を犠牲とすることなく、デザイン性の向上を容易とできるドアハンドル構造体を提供する。
【解決手段】
ドアハンドル構造体は、台座10と、取っ手30と、接合部材40を具備する。台座10は、板状であり、ドア1に固定される。取っ手30は、表面板部31、及び長板状の周板部32を有する。接合部材40は、通常状態と傾斜状態との間を傾動可能に、取っ手30を台座10と接合する。通常状態とは、表面板部31がドア1の表面1aと略平行となる状態である。傾斜状態とは、表面板部31がドア1の表面1aに対し所定角度だけ傾斜し、表面板部31の傾動先端31cと台座10との間に指を入れる隙間が形成される状態である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドアに固定される板状の台座と、
前記台座を覆うように前記ドアの表面から所定距離を置いて配置される表面板部、及び前記台座を囲うように前記表面板部の周縁部から前記ドアの方向に立設される長板状の周板部を有する取っ手と、
前記表面板部と前記台座との間に配置される接合部材であって、前記表面板部が前記ドアの前記表面と略平行となる通常状態と、前記表面板部が前記ドアの前記表面に対し所定角度だけ傾斜し、前記表面板部の傾動先端と前記台座との間に指を入れる隙間が形成される傾斜状態との間を傾動可能に、前記取っ手を前記台座と接合する接合部材
とを具備する、ドアハンドル構造体。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記台座に回転可能に支持される回転体を更に具備し、
前記接合部材は、前記回転体を介し、前記取っ手を傾動可能に前記台座と接合するとともに、前記回転体を回転駆動可能に、前記取っ手を前記回転体と接合する
請求項1に記載のドアハンドル構造体。
【請求項3】
前記取っ手を前記通常状態に付勢する付勢手段を更に具備する、請求項1又は請求項2に記載のドアハンドル構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアハンドル構造体、特に、防火扉、又はパイプシャフトや電気設備室の扉のように、不特定多数の人ではなく、特定の人によって使用される扉に好適に使用できるドアハンドル構造体に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
防火扉のドアハンドル構造体として、特許文献1には、ケースハンドルから形成されるドアハンドル構造体が記載されている。特許文献1に記載のドアハンドル構造体は、半円状の取っ手と、ハンドルケースとを具備している。取っ手は、ラッチボルトの操作のために回転可能であるとともに、ドアの表面と平行な回動軸周りに回動可能となっており、非操作時には、ハンドルケースの中に全体が収容される状態に回動され、扉を開けるとき、ドアの表面に対し垂直に立った状態に回動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-169907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のドアハンドル構造体においては、取っ手、取っ手を回転可能且つ回動可能に支持する支持機構、及び取っ手を収容するハンドルケースの少なくとも3つの機構が外部から視認可能であり、機能的ではあるものの、シンプルなデザイン性を追求する上では、外部から見える部品点数の多さと、支持機構の複雑な構造とが障害となり得る。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、非操作時において、外部から見える部品の点数を少なくできるとともに、取っ手がドアの表面から突出する突出高さを小さく抑えた場合にもドアを容易に引き開けることができ、操作性を犠牲とすることなく、デザイン性の向上を容易とできるドアハンドル構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に開示するドアハンドル構造体は、台座と、取っ手と、接合部材とを具備する。前記台座は、板状であり、ドアに固定される。前記取っ手は、表面板部、及び長板状の周板部を有する。前記表面板部は、前記台座を覆うように前記ドアの表面から所定距離を置いて配置される。前記周板部は、前記台座を囲うように前記表面板部の周縁部から前記ドアの方向に立設される。前記接合部材は、前記表面板部と前記台座との間に配置され、通常状態と傾斜状態との間を傾動可能に、前記取っ手を前記台座と接合する。前記通常状態とは、前記表面板部が前記ドアの前記表面と略平行となる状態である。前記傾斜状態とは、前記表面板部が前記ドアの前記表面に対し所定角度だけ傾斜し、前記表面板部の傾動先端と前記台座との間に指を入れる隙間が形成される状態である。
【0007】
本願に開示するドアハンドル構造体は、回転体を更に具備する。前記回転体は、前記台座に回転可能に支持される。前記接合部材は、前記回転体を介し、前記取っ手を傾動可能に前記台座と接合するとともに、前記回転体を回転駆動可能に、前記取っ手を前記回転体と接合する。
【0008】
本願に開示するドアハンドル構造体は、付勢手段を更に具備する。前記付勢手段は、前記取っ手を前記通常状態に付勢する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るドアハンドル構造体によれば、非操作時において、外部から見える部品の点数を少なくできるとともに、取っ手がドアの表面から突出する突出高さを小さく抑えた場合にもドアを容易に引き開けることができ、操作性を犠牲とすることなく、デザイン性の向上を容易とできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るドアハンドル構造体を示す外観斜視図である。
本発明の実施形態に係るドアハンドル構造体を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るドアハンドル構造体を示す断面図である。
(a)実施形態の台座を示す正面図である。(b)図4(a)のA-A線断面図である。
(a)実施形態の回転体を示す正面図である。(b)実施形態の回転体を示す平面図である。(c)実施形態の回転体を示す側面図である。
(a)実施形態の取っ手を示す背面図である。(b)実施形態の取っ手を示す側面図である。(c)図6(a)のB-B線断面図である。
(a)実施形態の接合部材を示す正面図である。(b)図7(a)のC-C線断面図である。(c)実施形態の接合部材を示す側面図である。
(a)本発明の実施形態に係るドアハンドル構造体を示す正面図である。(b)図8(a)のD-D線断面図である。(c)取っ手の傾斜状態における図8(a)のD-D線断面図である。
(a)他の実施形態の取っ手を示す背面図である。(b)他の実施形態の取っ手を示す側面図である。(c)図9(a)のE-E線断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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