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公開番号
2023073758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-26
出願番号
2021186420
出願日
2021-11-16
発明の名称
電子機器、制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
7/28 20210101AFI20230519BHJP(光学)
要約
【課題】 注視位置の近傍に対象物の候補が複数ある場合により精度良く対象物を選択すること。
【解決手段】 CPU3はユーザーの注視位置に基づいて対象物を選択する。CPU3は、対象物の移動に関する情報に基づいて対象物を選択するか否かを、対象物の種別、撮影シーン、撮影モード、パンニング速度の少なくとも1つに基づいて決定する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーの注視位置を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された注視位置に基づいて対象物を選択する選択手段と、を有し、
前記選択手段は、対象物の移動に関する情報に基づいて対象物を選択するか否かを、対象物の種別、撮影シーン、撮影モード、パンニング速度の少なくとも1つに基づいて決定することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記対象物が動物の場合には対象物が人の場合と比較して、対象物の移動に基づく選択を優先することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記撮影シーンがスポーツである場合は、対象物の移動に基づいて対象物を選択し、前記撮影シーンがポートレートの場合は、対象物の移動によらず対象物を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2の記載の電子機器。
【請求項4】
前記パンニング速度が速い場合は、対象物の移動に基づいて対象物を選択し、前記パンニング速度が遅い場合は、対象物の移動によらず対象物を選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記選択手段によって選択された対象物に対応して、当該対象物が選択されたことを示す表示を行う表示手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項の記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示手段は、撮像された前記対象物を表示することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示手段は、ユーザーの前記表示手段における注視位置に対応する指標を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項の記載の電子機器。
【請求項8】
電子機器の制御方法であって、
ユーザーの注視位置を検出する検出ステップと、
前記検出ステップによって検出された注視位置に基づいて対象物を選択する選択ステップと、を有し、
前記選択ステップでは、対象物の移動に関する情報に基づいて対象物を選択するか否かを、対象物の種別、撮影シーン、撮影モード、パンニング速度の少なくとも1つに基づいて決定することを特徴とする電子機器の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はユーザーの視線検出に基づいた視線検出装置に関し、特に視線位置と視線の移動履歴のどちらを優先して被写体の検出を行うかの判別手段を有した視線検出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザーが注視している対象物を特定し選択する技術が知られている。特許文献1では、カメラのファインダを覗くユーザーの注視位置に対応する被写体を選択することが開示されている。注視位置の移動履歴と被写体の移動履歴を比較して、両者に類似性がある場合には、その被写体をユーザーが注視している対象物として検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-129461
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、対象物が動いている場合であっても、注視による対象物の選択をより精度良く実現することができる。しかしながら、注視位置の近傍に対象物の候補が複数存在する場合が考慮されていない。このため、ユーザーが意図しない対象物を選択してしまう場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、注視位置の近傍に対象物の候補が複数ある場合により精度良く対象物を選択することができる電子機器及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、ユーザーの注視位置を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された注視位置に基づいて対象物を選択する選択手段と、を有し、前記選択手段は、対象物の移動に関する情報に基づいて対象物を選択するか否かを、対象物の種別、撮影シーン、撮影モード、パンニング速度の少なくとも1つに基づいて決定するよう構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、注視位置の近傍に対象物の候補が複数ある場合により精度良く対象物を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1における撮像装置の構成概略図
実施例1における撮像装置のブロック図
実施例1における視線検出方法の原理説明図
実施例1における眼球用撮像素子に投影される眼球像の概略図
実施例1における視線検出の概略フロー図
実施例1における視線検出方法設定の概略フロー図
実施例1における視線優先度切替手段の制御方法の説明図
実施例2における視線優先度切替手段の制御方法の説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
<<実施例1>>
以下、図1~7を参照して、本発明を適用した第1の実施例について説明する。本実施例では前記視線検出機能を有する電子機器の一例である撮像装置(例えばデジタルスチルカメラ)を例として説明する。
【0010】
<構成の説明>
図1はデジタルスチルカメラの概略図である。1は撮影レンズで、本実施形態では便宜上1a、1bの二枚のレンズで示している。実際はさらに多数のレンズで構成されていることは周知の通りである。2は撮像素子で、デジタルスチルカメラの撮影レンズ1の予定結像面に配置されている。デジタルスチルカメラには、カメラ全体を制御するマイクロコンピュータの中央処理装置(CPU)3、撮像素子2にて撮像された画像を記録するメモリ部4が内包される。また、撮像された画像を表示するための液晶等で構成される表示素子10と、それを駆動する表示素子駆動回路11、表示素子10に表示された被写体像を観察するための接眼レンズ12が配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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