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公開番号2023073550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-26
出願番号2021186084
出願日2021-11-16
発明の名称ユーザー検出用デバイス
出願人凸版印刷株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61B 5/1171 20160101AFI20230519BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】利用者の身長に関わらず、ユーザー検出用デバイスによって利用者の手の静脈検出及び温度検出を容易に行うことが可能なユーザー検出用デバイスを提供する。
【解決手段】ユーザー検出用デバイス1は、筐体2と、筐体2に設けられ、撮影により利用者の手の静脈を検出する静脈センサ3と、筐体2に設けられ、赤外線を利用して利用者の手の温度を検出する温度センサ4と、を備える。静脈センサ3及び温度センサ4は、筐体2のうち下側に向く下面2dに露出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に設けられ、撮影により利用者の手の静脈を検出する静脈センサと、
前記筐体に設けられ、赤外線を利用して前記利用者の手の温度を検出する温度センサと、を備え、
前記静脈センサ及び前記温度センサが、前記筐体のうち下側に向く面に露出するユーザー検出用デバイス。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記静脈センサと前記温度センサとは、前記筐体に対面する前記利用者から見て左右方向に隣り合わせて並ぶ請求項1に記載のユーザー検出用デバイス。
【請求項3】
前記静脈センサ及び前記温度センサは、前記筐体に対面する前記利用者から見て前記筐体の手前側の端部に配置される請求項1又は請求項2に記載のユーザー検出用デバイス。
【請求項4】
前記静脈センサ及び前記温度センサの少なくとも一方が前記利用者の手を検出した際に、当該検出した結果に基づく情報を外部機器に出力する制御部を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のユーザー検出用デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザー検出用デバイスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、利用者が手をかざすことで、利用者の手の静脈を検出しながら、利用者の温度を検出するユーザー検出用デバイス(体温測定機能付きの手のひら静脈識別装置)が開示されている。特許文献1のユーザー検出用デバイスでは、当該ユーザー検出用デバイスが鉛直方向に延びる建物の壁面に取り付けられた状態で、利用者の手の静脈を検出する静脈撮影カメラ、及び、利用者の手の温度を検出する赤外線温度センサが、側方(水平方向)に向いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6778348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のユーザー検出用デバイスでは、静脈撮影カメラ及び赤外線温度センサが側方に向いている。このため、利用者の身長の大きさによっては、利用者の手の静脈及び温度の検出が面倒となってしまう。例えば利用者の身長が小さい場合、利用者の手が壁面に設けられたユーザー検出用デバイスの静脈撮影カメラ及び赤外線温度センサに届かないことがある。この場合、利用者が乗る台を別途用意する、他の人(身長が大きい人)が利用者を持ち上げる等して対応する必要があり、面倒である。また、例えば利用者の身長が大きい場合、壁面に設けられたユーザー検出用デバイスの静脈撮影カメラ及び赤外線温度センサに手をかざすために、体をかがめる必要があり、面倒である。
【0005】
上記事情を踏まえ、本発明は、利用者の身長に関わらず、利用者の手の静脈検出及び温度検出を容易に行うことが可能なユーザー検出用デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、筐体と、前記筐体に設けられ、撮影により利用者の手の静脈を検出する静脈センサと、前記筐体に設けられ、赤外線を利用して前記利用者の手の温度を検出する温度センサと、を備えるユーザー検出用デバイスである。前記静脈センサ及び前記温度センサは、前記筐体のうち下側に向く面に露出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、利用者の身長に関わらず、ユーザー検出用デバイスによって利用者の手の静脈検出及び温度検出を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るユーザー検出用デバイス及びこれに接続される外部機器を壁面に取り付けた状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るユーザー検出用デバイスを模式的に示す斜視図である。
図2のユーザー検出用デバイスを下側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~3を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図2,3に示すように、本実施形態に係るユーザー検出用デバイス1は、筐体2と、静脈センサ3と、温度センサ4と、を備える。また、ユーザー検出用デバイス1は、表示部5(デバイス側表示部5)と、制御部6と、を備える。
【0010】
筐体2は、内部に静脈センサ3、温度センサ4、表示部5、制御部6などを収容する収容空間を有する。筐体2は、正面2aと、背面2bと、上面2cと、下面2dと、を有する。筐体2の正面2aは、ユーザー検出用デバイス1の利用者U1(図1参照)に対向する面である。筐体2の背面2bは、正面2aと反対側に向く面である。筐体2の上面2cは上側に向く面であり、筐体2の下面2dは下側を向く面である。
(【0011】以降は省略されています)

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