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公開番号
2023073536
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-26
出願番号
2021186056
出願日
2021-11-16
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20230519BHJP(光学)
要約
【課題】 表示器を遮るように配置された物体を検出可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 光を発する光源14と、前記光により表示光2を生成する表示部17と、前記光又は前記表示光2を屈折させる屈折部15と、を有し、前記表示光2を反射部3で反射させ、視認者4に虚像V1,V2として表示を行うヘッドアップディスプレイ装置1において、前記表示部17の表示面17a側に配置される中空の筒状部51と、前記筒状部51に配置され、前記表示光2の屈折される方向とは反対方向に屈折される光2aを検出する光検出部6と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光を発する光源と、
前記光により表示光を生成する表示部と、
前記光又は前記表示光を屈折させる屈折部と、を有し、
前記表示光を反射部で反射させ、視認者に虚像として表示を行うヘッドアップディスプレイ装置において、
前記表示部の表示面側に配置される中空の筒状部と、
前記筒状部に配置され、前記表示光の屈折される方向とは反対方向に屈折される光を検出する光検出部と、
を備えることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記反射部は、車両のフロントガラスであり、
前記筒状部は、前記車両のインストルメントパネルに形成される凹部であり、
前記表示光は、前記フロントガラスの周縁に形成される遮光部に投影されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記屈折部は、前記表示部と前記光源の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記屈折部の前方に光学部材が配置されることを特徴とする請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項5】
前記光検出部は、前記筒状部の前記反射部側に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
前記表示部は、重要度の高い重要画像を有し、
前記光検出部は、前記重要画像に対応する箇所に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項7】
前記表示部は、検査用表示を表示することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項8】
前記光検出部は、前記表示部を収容するケース体に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両等に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のヘッドアップディスプレイ装置は、例えば、特許文献1に開示されるように、車両のフロントガラス(風防)の位置付近のインストルメントパネルの上面を下方に凹ませて設けられた凹部に表示器を配置し、この表示器からの表示光をフロントガラスの周縁を覆う着色部分に反射させ、運転者(ドライバ)に虚像で表示を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-308090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、凹部に物体が落ちた場合、表示光を遮り虚像が表示できないといった問題点があった。更に、運転者が気付き難いといった問題点もあった。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、表示器を遮るように配置された物体を検出可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のヘッドアップディスプレイ装置1は、光を発する光源14と、前記光により表示光2を生成する表示部17と、前記光又は前記表示光2を屈折させる屈折部15と、を有し、前記表示光2を反射部3で反射させ、視認者4に虚像V1,V2として表示を行うヘッドアップディスプレイ装置1において、前記表示部17の表示面17a側に配置される中空の筒状部51と、前記筒状部51に配置され、前記表示光2の屈折される方向とは反対方向に屈折される光2aを検出する光検出部6と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の第1の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が車両に搭載された状態を示す概略図。
同上のヘッドアップディスプレイ装置の要部の断面図。
同上のヘッドアップディスプレイ装置の運転者の視認する虚像の例を示す図。
同上のヘッドアップディスプレイ装置の凹部に物体が入った場合を説明する図。
本開示の第2の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の運転者の視認する虚像の例を示す図。
本開示の第3の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の運転者の視認する虚像の例を示す図。
本開示の第4の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の要部の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示のヘッドアップディスプレイ装置の実施形態を添付図面1乃至7に基づいて説明する。本開示のヘッドアップディスプレイ装置は、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置に適用することができる。本実施形態においては、ヘッドアップディスプレイ装置が搭載先としての自動車のインストルメントパネル内に配置される例を用いて説明する。
【0009】
以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「右」及び「左」は、図1乃至3における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に従う。
【0010】
(第1の実施形態)
ヘッドアップディスプレイ装置1は、所謂ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)であり、投影部材である車両のフロントガラス(反射部)3に搭載先のインストルメントパネル5内に配置されたヘッドアップディスプレイ装置1の画像を表す表示光2を投影し、自動車の運転席に着座した運転者(視認者)4方向に反射させる。ヘッドアップディスプレイ装置1は、特に、フロントガラス3の周囲に形成される遮光部3aに表示光2を投影、反射し、虚像V1として表示し運転者4に視認させる。
(【0011】以降は省略されています)
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