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公開番号2023073533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-26
出願番号2021186050
出願日2021-11-16
発明の名称カメラ支持構造
出願人大同特殊鋼株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20230519BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】熱膨張によるカメラの位置変化を簡易かつ低コストに抑えることが可能なカメラ支持構造を提供する。
【解決手段】、カメラ1を、当該カメラ1の筐体11と同一材の受け部材5の一面に固定するとともに、受け部材5の他面の中心部に同一材の突出部51を突出させ、当該突出部51を、カメラ1の使用温度内で熱膨張が実質的に問題とならない材料よりなる基体2に設けた凹所41内に挿置して、当該凹所41の内周面の少なくとも一部を突出部51の外周面に当接させて当該突出部51を凹所41内に保持させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
カメラを、当該カメラの筐体と同一材の受け部材の一面に固定するとともに、前記受け部材の他面の中心部に同一材の突出部を突出させ、当該突出部を、カメラの使用温度内で熱膨張が実質的に問題とならない材料よりなる基体に設けた凹所内に挿置して、当該凹所の内周面の少なくとも一部を前記突出部の外周面に当接させて当該突出部を前記凹所内に保持させたカメラ支持構造。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記凹所の内周面の周方向等間隔の3カ所以上を、前記突出部の外周面に局部的に当接させた請求項1に記載のカメラ支持構造。
【請求項3】
前記受け部材を上側台座とし、当該上側台座に、棒状に成形した前記突出部を一体に形成し、前記基体にこれと同一材で成形された下側台座を設け、前記凹所を前記下側台座に形成した請求項1又は2に記載のカメラ支持構造。
【請求項4】
前記基体の両端部に、請求項1ないし3のいずれかに記載のカメラ支持構造によってそれぞれ前記カメラを設けたステレオカメラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は熱膨張によって生じるカメラの位置変化を有効に防止できるカメラ支持構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には左右に一対のカメラを設けて三次元計測を可能にしたステレオカメラの支持構造が示されており、ここでは一対のカメラ(より正確にはカメラ台)の一方をベース板に固定するとともに他方をレール上に設置し、両者を熱膨張率の小さい材料からなる連結部材で連結することによって、ベース板が膨張変形しても三次元計測に重要なカメラ間の相対位置が変わらないようにしている(第1従来例)。
【0003】
また、特許文献2には一対のカメラを設置した架台を冷媒で冷却することによって熱膨張によるカメラの位置変化を抑えるようにした形状計測装置が示されている(第2従来例)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-056898
特開2015-200529
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、第1従来例においては両カメラを結ぶ方向での熱膨張変形に対してはこれを良好に吸収できるが、当該方向以外への変形に対しては対応できないという問題があった。また、第2従来例では冷媒の循環経路を架台内に設け、冷却装置を設置する必要がある等によって構造が複雑化しコストが増大するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、熱膨張によるカメラの位置変化を簡易かつ低コストに抑えることが可能なカメラ支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本第1発明のカメラ支持構造では、カメラ(1)を、当該カメラ(1)の筐体(11)と同一材の受け部材(5)の一面に固定するとともに、前記受け部材(5)の他面の中心部に同一材の突出部(51)を突出させ、当該突出部(51)を、カメラ(1)の使用温度内で熱膨張が実質的に問題とならない材料よりなる基体(2)に設けた凹所(41)内に挿置して、当該凹所(41)の内周面の少なくとも一部を前記突出部(51)の外周面に当接させて当該突出部(51)を前記凹所(41)内に保持させる。
【0008】
本第1発明において、受け部材およびこれと一体の突出部は温度上昇に伴って膨張するが、当該突出部の直径は小さくすることが可能であるからその熱膨張による径の増大を小さく抑えることができるとともに、径の増大は全周でほぼ均等となる。この状態で、凹所の内周面の少なくとも一部を突出部の外周面に当接させることによって当該突出部を凹所内に保持しているから、熱膨張しても突出部で支持された受け部材およびこれに固定されたカメラの位置変化は小さく抑えられる。
【0009】
本第2発明では、前記凹所(41)の内周面の周方向等間隔の3カ所以上を、前記突出部(51)の外周面に局部的に当接させる。
【0010】
本第2発明によれば、突出部の外周面に凹所の内周面を局部的に当接させたから、熱膨張による突出部および受け部材の位置変化をさらに小さく抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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