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公開番号2023072941
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-25
出願番号2021185691
出願日2021-11-15
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20230518BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】状態表示灯の視認性が良好で、かつ、状態表示灯が外部と接触してしまう事態を防止することが可能な作業車両を提供する。
【解決手段】
作業車両は、走行車体と、作業機と、走行車体の位置情報を取得する受信アンテナと、受信アンテナを支持するアンテナフレームと、受信アンテナを覆うアンテナカバーと、作業車両の状態を表示する状態表示灯とを備え、アンテナフレームの上部に、状態表示灯を支持する支持部材が固定され、支持部材は、状態表示灯の少なくとも一部がアンテナカバーの上端部よりも上方に位置する使用状態と、状態表示灯の全体がアンテナカバーの上端部よりも下方に位置する収納状態との間で状態表示灯を回動可能な機構を備えている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体と、
前記走行車体に取り付けられた作業機と、
前記走行車体の位置情報を取得する受信アンテナと、
前記受信アンテナを支持するアンテナフレームと、
前記受信アンテナを覆うアンテナカバーと、
作業車両の状態を表示する状態表示灯とを備えた作業車両において、
前記アンテナフレームの上部に、状態表示灯を支持する支持部材が固定され、
前記支持部材は、状態表示灯の少なくとも一部が前記アンテナカバーの上端部よりも上方に位置する使用状態と、状態表示灯の全体が前記アンテナカバーの上端部よりも下方に位置する収納状態との間で状態表示灯を回動可能な機構を備えたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記支持部材は、前記アンテナフレームの上部に固定されたステーと、
状態表示灯が固定された取付プレートとを備え、
前記機構は、前記取付プレートが前記ステーに回動可能に連結されて構成されたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
状態表示灯が前記アンテナカバーに隣接して配置され、
前記取付プレートの部分であって、使用状態で、前記ステーに連結された部分よりも上方に位置する部分のうち、少なくとも一部が、作業車両の幅方向内側に延びる形状を有し、
作業車両の幅方向内側に延びる前記取付プレートの部分に状態表示灯が固定されたことを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
自動運転による走行時に、前記走行車体のステアリングホイールが自動的に回転され、車速が自動的に調整される無人自動運転モードと、
自動運転による走行時に、前記走行車体のステアリングホイールが自動的に回転され、車速が作業車両に搭乗した作業者の操作により調整される有人自動運転モードとを備え、
無人自動運転モードに設定された場合に状態表示灯が点灯し、有人自動運転モードに設定された場合には状態表示灯が点灯しないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項5】
前記走行車体の操縦席に、作業者の着座を検出するシートスイッチと、
作業者への報知手段とを備え、
有人自動運転モードに設定された状態で自動運転による走行を開始する操作が行われると、作業者の着座が検出されたことを条件として、自動運転による走行が開始され、
無人自動運転モードと有人自動運転モードのいずれに設定された場合にも、自動運転により走行している間に作業者が離席したときには、前記報知手段により作業者に報知を行うよう構成されたことを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
さらに、前記走行車体のステアリングホイールが作業車両に搭乗した作業者により回転され、車速が作業車両に搭乗した作業者の操作により調整される手動運転モードを備え、
無人自動運転モードに設定された状態で自動運転による走行中に、前記シートスイッチにより作業者の着座が検出されている間に限り、有人自動運転モード又は手動運転モードに切り換え可能に構成されたことを特徴とする請求項5に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転を行うことが可能な田植機、トラクターなどの農業用の作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステアリングモータを駆動してステアリングホイールの舵角を調整し、自動運転を行うことが可能な作業車両が開示されている。以下、作業車両のことを単に「車両」ともいう。
【0003】
作業車両には、自動運転を行う間、特に、無人の状態で作業車両が自動運転を行う間に車両の外にいる作業者から作業車両の状態が一目で分かるように報知する状態表示灯が設けられていることが望ましい。状態表示灯は一般に、周りからの視認性をよくするため、車両の上部に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-108595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、状態表示灯は上下方向に長いものが多く、車両の上部に設けると、状態表示灯以外の車両の部分から状態表示灯が上方へ突出する分だけ、車両の全高が高くなってしまい、作業車両をトラックに積載したときなどに、状態表示灯がトンネルなどの外部に接触し、破損してしまうおそれがある。
【0006】
したがって、本発明は、状態表示灯の視認性が良好で、かつ、状態表示灯が外部と接触してしまう事態を防止することが可能な作業車両を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のかかる目的は、
走行車体と、
前記走行車体に取り付けられた作業機と、
前記走行車体の位置情報を取得する受信アンテナと、
前記受信アンテナを支持するアンテナフレームと、
前記受信アンテナを覆うアンテナカバーと、
作業車両の状態を表示する状態表示灯とを備えた作業車両において、
前記アンテナフレームの上部に、状態表示灯を支持する支持部材が固定され、
前記支持部材は、状態表示灯の少なくとも一部が前記アンテナカバーの上端部よりも上方に位置する使用状態と、状態表示灯の全体が前記アンテナカバーの上端部よりも下方に位置する収納状態との間で状態表示灯を回動可能な機構を備えたことを特徴とする作業車両によって達成される。
【0008】
本発明によれば、状態表示灯を支持する支持部材が、走行車体の位置情報を取得する受信アンテナを支持するアンテナフレームの上部に固定され、使用状態において、状態表示灯の少なくとも一部がアンテナカバーの上端部よりも上方に位置するから、車両から離れた場所からでも状態表示灯を目立たせることができ、したがって、車両の外にいる作業者が、状態表示灯に表示される車両の状態を容易に確認することができる。
【0009】
さらに、本発明によれば、状態表示灯を支持する支持部材が状態表示灯を回動させる機構を備え、状態表示灯の全体がアンテナカバーの上端部よりも下方に位置する収納状態に切り換えることができるから、作業車両をトラックに積載した際などに、状態表示灯が外部と接触してしまう事態を防止することができる。
【0010】
本発明の好ましい実施態様においては、
前記支持部材は、前記アンテナフレームの上部に固定されたステーと、
状態表示灯が固定された取付プレートとを備え、
前記機構は、前記取付プレートが前記ステーに回動可能に連結されて構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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