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公開番号2023072741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-25
出願番号2021185353
出願日2021-11-15
発明の名称容器
出願人合同会社H.U.グループ中央研究所
代理人個人
主分類G01N 1/10 20060101AFI20230518BHJP(測定;試験)
要約【課題】検体検査の検査精度を確保することが可能になる、容器を提供すること。
【解決手段】容器1は、液状検体を収容するためのものであって、容器本体10と、液状検体の検体種判定に用いられる試薬が吸収されている吸収体60と、吸収体60を容器本体10に対して取り付けるための取付部70と、を備え、容器本体10は、当該容器本体10に収容された液状検体の液面よりも上方に設けられる貫通孔40であり、当該貫通孔40を介して当該液状検体を吸収体60に向けて送出するための貫通孔40を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液状の検体を収容するための容器であって、
容器本体と、
前記検体の検体種判定に用いられる試薬が吸収されている吸収体と、
前記吸収体を前記容器本体に対して取り付けるための取付手段と、を備え、
前記容器本体は、当該容器本体に収容された前記検体の液面よりも上方に設けられる貫通孔であり、当該貫通孔を介して当該検体を前記吸収体に向けて送出するための貫通孔を備える、
容器。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記吸収体を、前記貫通孔を覆うように設けた、
請求項1に記載の容器。
【請求項3】
相互に異なる前記試薬が吸収されている複数の前記吸収体を備え、
前記容器本体は、当該容器本体に収容された前記検体を前記複数の吸収体の各々に向けて送出するための複数の前記貫通孔を備える、
請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記取付手段によって前記吸収体の略全体が覆われるように、前記取付手段を構成した、
請求項1から3のいずれか一項に記載の容器。
【請求項5】
前記取付手段を、透明なシール材で構成した、
請求項1から4のいずれか一項に記載の容器。
【請求項6】
前記容器本体は、
開口部を有する収容部と、
前記開口部をカバーする蓋部と、
前記蓋部の上面に設けられた前記貫通孔と、を備える、
請求項1から5のいずれか一項に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、採取した検体の検体種判定(検体が採取対象の物質であるか否かを確認すること)を行うための技術の一つとして、容器の内底面に検査試薬を載置しておき、容器に検体を収容した後に、容器の開口部にカメラの鏡筒部を挿入した状態で、当該カメラで呈色反応後の検査試薬を撮影する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-229212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術においては、容器の内底面に検査試薬を載置するので、検体を容器に収容する際に試薬が検体に混入してしまうことにより、収容した検体を用いて検体種判定以外の検体検査を行う場合に、当該検体検査の検査精度を低下させてしまうおそれがあった。よって、検体検査の検査精度を確保する観点からは改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検体検査の検査精度を確保することが可能になる、容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の容器は、液状の検体を収容するための容器であって、容器本体と、前記検体の検体種判定に用いられる試薬が吸収されている吸収体と、前記吸収体を前記容器本体に対して取り付けるための取付手段と、を備え、前記容器本体は、当該容器本体に収容された前記検体の液面よりも上方に設けられる貫通孔であり、当該貫通孔を介して当該検体を前記吸収体に向けて送出するための貫通孔を備える。
【0007】
請求項2に記載の容器は、請求項1に記載の容器において、前記吸収体を、前記貫通孔を覆うように設けた。
【0008】
請求項3に記載の容器は、請求項1又は2に記載の容器において、相互に異なる前記試薬が吸収されている複数の前記吸収体を備え、前記容器本体は、当該容器本体に収容された前記検体を前記複数の吸収体の各々に向けて送出するための複数の前記貫通孔を備える。
【0009】
請求項4に記載の容器は、請求項1から3のいずれか一項に記載の容器において、前記取付手段によって前記吸収体の略全体が覆われるように、前記取付手段を構成した。
【0010】
請求項5に記載の容器は、請求項1から4のいずれか一項に記載の容器において、前記取付手段を、透明なシール材で構成した。
(【0011】以降は省略されています)

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