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公開番号2023072740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-25
出願番号2021185352
出願日2021-11-15
発明の名称容器
出願人合同会社H.U.グループ中央研究所
代理人個人
主分類G01N 1/10 20060101AFI20230518BHJP(測定;試験)
要約【課題】液状の検体の採取精度を高めることが可能になる、容器を提供すること。
【解決手段】容器1は、第1容器10と、第2容器50と、開封部70とを備え、第1容器10は、第1上側開口部22と、第1上側開口部22よりも下方に位置する第1下側開口部23とを有する第1収容部20と、第2開口部32を有する第2収容部30であり、第2開口部32を介して余剰検体を収容する第2収容部30と、第1下側開口部23又はその近傍部分を封止する封止部40と、を備え、第2容器50は、第3開口部62を有する第3収容部60であり、開封部70によって封止部40が開封された際に、第1下側開口部23及び第3開口部62を介して第1収容部20に収容された検体を収容する第3収容部60を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液状の検体を収容するための容器であって、
第1容器と、
前記第1容器とは異なる第2容器と、
開封手段と、を備え、
前記第1容器は、
第1上側開口部と、前記第1上側開口部よりも下方に位置する第1下側開口部とを有する第1収容部であり、前記第1上側開口部を介して前記検体のうち基準量の検体を収容する第1収容部と、
第2開口部を有する第2収容部であり、第2開口部を介して前記検体のうち前記基準量の検体以外の検体である余剰検体を収容する第2収容部と、
前記第1下側開口部又は前記第1収容部の内部空間の一部を封止する封止手段と、を備え、
前記第2容器は、第3開口部を有する第3収容部であり、前記開封手段によって前記封止手段が開封された際に、前記第1下側開口部及び前記第3開口部を介して前記第1収容部に収容された前記検体を収容する第3収容部を備える、
容器。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
平面方向から見て前記第1収容部が前記第2収容部内に位置し、且つ前記第1上側開口部が前記第2収容部の下端部よりも上方に位置するように、前記第1収容部及び前記第2収容部を構成した、
請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記第1収容部又は前記第2収容部の少なくともいずれか一方の外径を、上方に向かうにつれて大きくした、
請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記封止手段を、前記第1収容部に設け、
前記開封手段は、
前記第1収容部に設けられた第1螺合部と、
前記第3収容部に設けられた第2螺合部であり、前記第1螺合部と螺合可能であり、且つ前記封止手段を開封可能な第2螺合部とを備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の容器。
【請求項5】
前記封止手段が前記第1螺合部の上端部の近傍に位置するように、前記第1螺合部を配置した、
請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記第3開口部をカバーするための蓋部であり、前記第2螺合部と螺合可能な第3螺合部を有する蓋部を備える、
請求項4又は5に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、唾液を採取して収容するための器具の一つとして、ユーザから排出された唾液を受ける唾液受け具と、装着口部を有し、且つ唾液受け具の下部の接続口部及び装着口部を介して唾液受け具から唾液を溜め受ける容器本体とを備える器具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-211890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記従来の器具においては、唾液受け具が受けた唾液が唾液受け具の接続口部及び装着口部を介して容器本体に溜め受けるので(つまり、唾液受け具が受けた唾液がダイレクトに容器本体に収容されるので)、ユーザが基準量の唾液を採取できているか否かを確認しづらいことから、唾液の採取量にばらつきが生じるおそれがあった。よって、唾液の如き液状の検体の採取精度を高める観点からは改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、液状の検体の採取精度を高めることが可能になる、容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の容器は、液状の検体を収容するための容器であって、第1容器と、前記第1容器とは異なる第2容器と、開封手段と、を備え、前記第1容器は、第1上側開口部と、前記第1上側開口部よりも下方に位置する第1下側開口部とを有する第1収容部であり、前記第1上側開口部を介して前記検体のうち基準量の検体を収容する第1収容部と、第2開口部を有する第2収容部であり、第2開口部を介して前記検体のうち前記基準量の検体以外の検体である余剰検体を収容する第2収容部と、前記第1下側開口部又は前記第1収容部の内部空間の一部を封止する封止手段と、を備え、前記第2容器は、第3開口部を有する第3収容部であり、前記開封手段によって前記封止手段が開封された際に、前記第1下側開口部及び前記第3開口部を介して前記第1収容部に収容された前記検体を収容する第3収容部を備える。
【0007】
請求項2に記載の容器は、請求項1に記載の容器において、平面方向から見て前記第1収容部が前記第2収容部内に位置し、且つ前記第1上側開口部が前記第2収容部の下端部よりも上方に位置するように、前記第1収容部及び前記第2収容部を構成した。
【0008】
請求項3に記載の容器は、請求項1又は2に記載の容器において、前記第1収容部又は前記第2収容部の少なくともいずれか一方の外径を、上方に向かうにつれて大きくした。
【0009】
請求項4に記載の容器は、請求項1から3のいずれか一項に記載の容器において、前記封止手段を、前記第1収容部に設け、前記開封手段は、前記第1収容部に設けられた第1螺合部と、前記第3収容部に設けられた第2螺合部であり、前記第1螺合部と螺合可能であり、且つ前記封止手段を開封可能な第2螺合部とを備える。
【0010】
請求項5に記載の容器は、請求項4に記載の容器において、前記封止手段が前記第1螺合部の上端部の近傍に位置するように、前記第1螺合部を配置した。
(【0011】以降は省略されています)

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