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公開番号2023072731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-25
出願番号2021185340
出願日2021-11-15
発明の名称移植装置
出願人みのる産業株式会社
代理人個人
主分類A01C 13/00 20060101AFI20230518BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】マルチシートで覆われた圃場にポット苗を移植する移植装置において、条間領域においてマルチシートにかかる張力を抑制する技術を提供する。
【解決手段】この移植装置は、苗箱に保持された複数のポット苗を、進行方向に移動しつつ移植する移植装置であって、ポット苗を圃場へ植え付ける植え付け機構と、植え付け機構の進行方向後方に配置された鎮圧部34とを有する。鎮圧部34は、一対の鎮圧輪71,72を有する。一対の鎮圧輪71,72の間隔は、進行方向前方から後方へ向かって大きくなる。これにより、マルチシートが敷かれた圃場において、条間領域のマルチシートにかかる張力を抑制できる。したがって、マルチシートの破れを抑制できる。
【選択図】図7


特許請求の範囲【請求項1】
苗箱に保持された複数のポット苗を、進行方向に移動しつつ移植する移植装置であって、
前記ポット苗を圃場へ植え付ける植え付け機構と、
前記植え付け機構の進行方向後方に配置された鎮圧部と、
を有し、
前記鎮圧部は、一対の鎮圧輪を有し、
前記一対の鎮圧輪の間隔は、進行方向前方から後方へ向かって大きくなる、移植装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
請求項1に記載の移植装置であって、
前記一対の鎮圧輪の向かい合う面同士の角度は、0°より大きく、かつ、25°以下である、移植装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の移植装置であって、
前記一対の鎮圧輪の間隔は、下方から上方へ向かって大きくなる、移植装置。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の移植装置であって、
前記植え付け機構は、開閉可能な一対のカップ部材からなる植え付けカップを有し、
前記植え付けカップは、
閉状態において、内部に前記ポット苗を保持可能であり、下方へ向かうにつれて収束する錐体状であるとともに、
開状態において、下端部に前記ポット苗を排出可能な開口が形成される、移植装置。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の移植装置であって、
前記鎮圧輪はそれぞれ、下端部に、進行方向における断面において平らな接地面を有する、移植装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移植装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、稲や野菜などの苗を圃場に移植する移植機として、苗箱に育成されたポット苗を圃場に移植する移植機が知られている。従来のポット苗を圃場に移植する移植機については、例えば、特許文献1に記載されている。図12および図13は、特許文献1に記載された移植機の側面図および平面図である。
【0003】
特許文献1に記載の移植機(X1)では、図12および図13に示すように、移植機(X1)の進行方向前方から後方へ向かうにつれて、植え付けカップ(植付カップX18)を有する移植機構と、鎮圧輪(覆土輪X13)とが順に配置されている。この移植機(X1)では、植え付けカップ(植付カップX18)が圃場に苗を植え付けた後に、鎮圧輪(覆土輪X13)が、苗が植え付けられた穴を埋め戻し、苗の根部を土で覆う。
【0004】
特許文献1に記載の鎮圧輪(覆土輪X13)は、左右一対の輪からなる。図13に示すように、その右輪と左輪とは、進行方向前方から後方へ向かうにつれて、その間隔が小さくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
登録実用新案第2511414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような鎮圧輪を有する移植機をマルチシートで覆われた圃場において用いると、条間領域のマルチシートが苗に向かって引っ張られるため、条間領域のマルチシートに大きな張力がかかる。これにより、条間領域のマルチシートに破れが生じる可能性がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、マルチシートで覆われた圃場にポット苗を移植する移植装置において、条間領域においてマルチシートにかかる張力を抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、苗箱に保持された複数のポット苗を、進行方向に移動しつつ移植する移植装置であって、前記ポット苗を圃場へ植え付ける植え付け機構と、前記植え付け機構の進行方向後方に配置された鎮圧部と、を有し、前記鎮圧部は、一対の鎮圧輪を有し、前記一対の鎮圧輪の間隔は、進行方向前方から後方へ向かって大きくなる。
【0009】
本願の第2発明は、第1発明の移植装置であって、前記一対の鎮圧輪の向かい合う面同士の角度は、0°より大きく、かつ、25°以下である。
【0010】
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の移植装置であって、前記一対の鎮圧輪の間隔は、下方から上方へ向かって大きくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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