TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023072529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-24
出願番号2021185147
出願日2021-11-12
発明の名称認証サーバ装置、認証方法及びコンテンツ受信プログラム
出願人凸版印刷株式会社,株式会社テンダ
代理人個人,個人
主分類G06F 21/44 20130101AFI20230517BHJP(計算;計数)
要約【課題】どのような通信環境下でも通信端末が接続されるデジタルコンテンツ配信先の無線通信装置を容易に認証する認証サーバ装置及び認証方法を提供する。
【解決手段】認証サーバ装置10は、デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶する記憶部13と、デジタルコンテンツの提供を要求する通信端末30から、通信端末30が接続された無線通信装置40又は無線通信装置40が提供する無線通信の識別情報を受信する受信部11と、通信端末30から受信した識別情報と記憶部13に記憶されている識別情報とを照合し、照合の結果が一致する場合に、無線通信装置40を認証し、通信端末30がデジタルコンテンツを提供可能な通信端末30であると判定する処理部12と、処理部12における認証の結果を通信端末に送信する送信部14と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶する記憶部と、
前記デジタルコンテンツの提供を要求する通信端末から、前記通信端末が接続された無線通信装置又は前記無線通信装置が提供する無線通信の識別情報を受信する受信部と、
前記通信端末から受信した前記識別情報と、前記記憶部に記憶されている前記識別情報とを照合し、前記照合の結果が一致する場合に、前記無線通信装置を認証し、前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定する処理部と、
前記処理部における認証の結果を前記通信端末に送信する送信部と、
を備える認証サーバ装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記記憶部は、前記識別情報として、前記一の施設の前記無線通信装置に割り当てられたグローバル固定IPアドレス、前記無線通信装置のサービスセット識別子(SSID)又は前記無線通信装置の物理アドレスのいずれかを記憶している
請求項1に記載の認証サーバ装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記識別情報として、前記サービスセット識別子(SSID)と、前記デジタルコンテンツを提供可能な前記施設の位置情報とを関連付けて記憶しており、
前記受信部は、前記通信端末から、前記通信端末が接続された前記無線通信の前記サービスセット識別子(SSID)と、前記通信端末の位置情報とを取得し、
前記処理部は、前記通信端末から受信した前記サービスセット識別子(SSID)と、前記記憶部に記憶された前記サービスセット識別子(SSID)とを照合するとともに、前記通信端末の位置情報と、前記記憶部に記憶された前記デジタルコンテンツを提供可能な前記施設の位置情報とを照合する
請求項2に記載の認証サーバ装置。
【請求項4】
前記記憶部は、前記識別情報として、前記サービスセット識別子(SSID)及び前記デジタルコンテンツを提供可能な前記施設の位置情報と、前記デジタルコンテンツを提供可能な前記施設の施設情報とを関連付けて記憶しており、
前記受信部は、前記通信端末から、前記通信端末が接続された前記無線通信装置が配置された施設の施設情報をさらに取得し、
前記処理部は、前記通信端末から取得した前記施設情報と、前記記憶部に記憶された前記デジタルコンテンツを提供可能な前記施設の前記施設情報とを照合する
請求項2又は3に記載の認証サーバ装置。
【請求項5】
照合の結果が一致した場合、前記処理部は、前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能な前記施設の前記無線通信装置により提供された前記無線通信に接続されていると判定し、
前記送信部は、前記通信端末に対して、前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能であることを示す認証トークンを送信する
請求項1から4のいずれか1項に記載の認証サーバ装置。
【請求項6】
前記認証サーバ装置は、前記デジタルコンテンツを配信するコンテンツサーバ装置とネットワークを介して接続されており、
前記処理部は、前記受信部が前記コンテンツサーバ装置から前記認証トークンを受信した場合に、前記コンテンツサーバ装置に対して前記通信端末が認証済みであることを示す認証情報を前記送信部を介して送信する
請求項5に記載の認証サーバ装置。
【請求項7】
前記記憶部は、前記デジタルコンテンツを提供可能な施設ごとに、前記デジタルコンテンツの提供可能時間を記憶しており、
前記送信部は、前記コンテンツサーバ装置に対して、前記認証情報として前記デジタルコンテンツの配信有効期限を送信する
請求項6に記載の認証サーバ装置。
【請求項8】
デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶し、
前記デジタルコンテンツの提供を要求する通信端末から、前記通信端末が接続された無線通信装置又は前記無線通信装置が提供する無線通信の識別情報を受信し、
前記通信端末から受信した前記識別情報と、記憶されている前記識別情報とを照合し、前記照合の結果が一致する場合に、前記無線通信装置を認証し、前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定し、
前記認証の結果を前記通信端末に送信する
認証方法。
【請求項9】
通信端末に対してデジタルコンテンツを提供可能であることを認証する認証サーバ装置及びデジタルコンテンツを配信するコンテンツサーバ装置と通信することと、
前記通信端末が接続された無線通信装置又は前記無線通信装置が提供する無線通信の識別情報を前記認証サーバ装置に送信することと、
デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶し、前記通信端末から送信した前記識別情報と、記憶された前記識別情報とを照合し、前記照合の結果が一致する場合に、前記無線通信装置を認証し、前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定する前記認証サーバ装置から、前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能な通信端末であるか否かの認証の結果を受信することと、
前記通信端末が前記デジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定された場合に、前記コンテンツサーバ装置に前記デジタルコンテンツの配信を要求することと、
をコンピュータに実行させるコンテンツ受信プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、認証サーバ装置、認証方法及びコンテンツ受信プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、顧客サービス等を目的として、店舗に来たユーザの通信端末に対してデジタルコンテンツを配信するサービスが行われている。例えば、所定の無線通信アンテナからの電波が到達する範囲内に通信端末が存在する場合に、通信端末に対して一時的にデジタルコンテンツを配信することが行われている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-157784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなデジタルコンテンツ配信サービスは、例えばサービス提供会社によって各店舗に提供され、店舗内の無線通信(例えば無線LAN(Local Area Network))を通じて、当該無線通信により店舗の無線通信アンテナに接続された通信端末にデジタルコンテンツを提供する。このとき、店舗の無線通信装置に接続された通信端末にデジタルコンテンツを提供する場合、デジタルコンテンツを提供する通信端末の認証処理が必要になる場合がある。しかしながら、店舗によって無線通信の環境が異なり、どのような通信環境下でも容易に通信端末を認証することが困難となる場合がある。
本開示は、このような問題に鑑みてなされたもので、どのような通信環境下でも通信端末が接続されるデジタルコンテンツ配信先の無線通信装置を容易に認証することが可能な認証サーバ装置及び認証方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様に係る認証サーバ装置は、デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶する記憶部と、デジタルコンテンツの提供を要求する通信端末から、通信端末が接続された無線通信装置又は無線通信装置が提供する無線通信の識別情報を受信する受信部と、通信端末から受信した識別情報と、記憶部に記憶されている識別情報とを照合し、照合の結果が一致する場合に、無線通信装置を認証し、通信端末がデジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定する処理部と、処理部における認証の結果を通信端末に送信する送信部と、を備えている。
【0006】
また、本開示の一態様に係る認証方法は、デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶し、デジタルコンテンツの提供を要求する通信端末から、通信端末が接続された無線通信装置又は無線通信装置が提供する無線通信の識別情報を受信し、通信端末から受信した識別情報と、記憶されている識別情報とを照合し、照合の結果が一致する場合に、無線通信装置を認証し、通信端末がデジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定し、認証の結果を通信端末に送信する。
【0007】
さらに、本開示の一態様に係るコンテンツ受信プログラムは、通信端末に対してデジタルコンテンツを提供可能であることを認証する認証サーバ装置及びデジタルコンテンツを配信するコンテンツサーバ装置と通信することと、通信端末が接続された無線通信装置又は無線通信装置が提供する無線通信の識別情報を認証サーバ装置に送信することと、デジタルコンテンツを提供可能な複数の施設のうち一の施設を特定可能な識別情報を記憶し、通信端末から送信した識別情報と、記憶された識別情報とを照合し、照合の結果が一致する場合に、無線通信装置を認証し、通信端末がデジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定する認証サーバ装置から、通信端末がデジタルコンテンツを提供可能な通信端末であるか否かの認証の結果を受信することと、通信端末がデジタルコンテンツを提供可能な通信端末であると判定された場合に、コンテンツサーバ装置にデジタルコンテンツの配信を要求することと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、どのような通信環境下でも通信端末が接続されるデジタルコンテンツ配信先の無線通信装置を容易に認証することが可能な認証サーバ装置、認証方法及びコンテンツ受信プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第一実施形態に係る認証サーバ装置の機能及び動作の一構成例を示すブロック図である。
本開示の第一実施形態に係る認証サーバ装置による認証方法を概略的に説明する概略図である。
本実施形態に係る認証方法を説明するフローチャートである。
通信端末が接続された無線通信装置が認証されていない場合の通信端末の表示部における表示の一例を示す概略図である。
通信端末が接続された無線通信装置が認証された場合の通信端末の表示部における表示の一例を示す概略図である。
本開示の第二実施形態に係る認証サーバ装置による認証方法を概略的に説明する概略図である。
本開示の第二実施形態に係る認証サーバ装置による認証時における通信端末画面の一例を示す模式図である。
本開示の各実施形態に係る認証サーバ装置の各機能部を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本開示は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(例えば各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
GPSロガー
1か月前
個人
リユース統合システム
2日前
個人
コメント配信システム
10日前
個人
自国主食備蓄目的飛行機
1か月前
個人
7の倍数の判別用具
1か月前
個人
広告提供方法
10日前
学校法人東京農業大学
評価方法
1か月前
株式会社SUBARU
車両
16日前
個人
情報処理装置及びプログラム
7日前
個人
モノづくり知識情報システム
8日前
個人
コンピュータシステム
22日前
個人
釣PAID降水確率ポイント
15日前
個人
チラシ掲載位置表示システム
今日
個人
収納管理システム
1か月前
花王株式会社
肌状態推定方法
1か月前
株式会社ワコム
電子ペン
1か月前
ユニパルス株式会社
プログラム、方法
22日前
株式会社フォーバル
仕訳システム
1日前
株式会社カネカ
異常推定システム
1日前
株式会社カクシン
管理装置
16日前
中国電力株式会社
ゲームシステム
8日前
ユビ電株式会社
情報処理装置
28日前
オムロン株式会社
操作制御システム
23日前
オムロン株式会社
操作制御システム
1か月前
オムロン株式会社
操作制御システム
1か月前
個人
オーダーメイド品販売システム
22日前
個人
ディスプレイ・セットシステム
22日前
株式会社mov
情報処理装置
22日前
株式会社mov
情報処理装置
1か月前
個人
デジタルコンテンツ提供システム
17日前
個人
契約支援システム及びプログラム
1か月前
個人
ブロックチェーンと既存網との接続方法
2日前
TDK株式会社
検出装置
22日前
TDK株式会社
検出装置
22日前
トヨタ自動車株式会社
ワーク保持装置
22日前
NVデバイス株式会社
視線検出システム
1日前
続きを見る