TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2023072435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-24
出願番号
2021184993
出願日
2021-11-12
発明の名称
知識データ生成装置及びプログラム
出願人
日本放送協会
代理人
個人
主分類
G06F
16/908 20190101AFI20230517BHJP(計算;計数)
要約
【課題】様々なコンテンツの連携を実現し、精度の高いコンテンツを提示するためのデータを生成する。
【解決手段】知識データ生成装置1のデータ処理部11は、放送番組コンテンツを構成するマルチモーダルな音声データ、画像データ及び字幕データに対し、対応する音声認識処理、物体認識処理等を施し、各処理に応じた1または複数のキーワードを求める。スコア算出部13は、処理毎の重みを用いて、各処理に応じた1または複数のキーワードをスコア化し、同一のキーワード毎に、各処理を統合した1フレームのスコアを求める。キーワード選択部14は、複数のキーワードのうち、スコアが最大のキーワードを選択し、コンテンツ情報及び選択したキーワードを、知識データとして生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コンテンツに関するキーワードを求め、前記コンテンツの識別情報及び前記キーワードを、所望コンテンツを検索する際に用いる知識データとして生成する知識データ生成装置であって、
前記コンテンツは、複数種類のデータにより構成されるものとして、
前記複数種類のデータのそれぞれについて、当該データに応じた所定の処理にて文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求めるデータ処理部と、
前記データ処理部により前記複数種類のデータについて求めた複数のキーワードのそれぞれをスコア化し、同一のキーワード毎に、全ての前記所定の処理を統合したスコアを算出するスコア算出部と、
前記複数のキーワードのうち、前記スコア算出部により算出された前記スコアが最大となる前記キーワードを選択し、前記コンテンツの識別情報及び選択された前記キーワードからなる前記知識データを生成するキーワード選択部と、
を備えたことを特徴とする知識データ生成装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の知識データ生成装置において、
前記コンテンツは、音声データ、画像データ及び字幕データのうちの2つまたは3つのデータから構成されるものとして、
前記データ処理部は、
前記コンテンツに前記音声データが含まれる場合、前記音声データの1フレームに対して音声認識処理を施し、音声についての文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、
前記コンテンツに前記画像データが含まれる場合、前記画像データの1フレームに対して物体認識処理を施し、物体の名称を含む文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、前記画像データの1フレームに対して文字認識処理及び形態素解析処理を施し、文字を含む文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、
前記コンテンツに前記字幕データが含まれる場合、前記字幕データの1フレームに対して形態素解析処理を施し、字幕についての文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、
前記スコア算出部は、
前記データ処理部により前記2つまたは3つのデータについて求めた複数のキーワードのそれぞれをスコア化し、同一のキーワード毎に、前記音声データに対する前記音声認識処理、前記画像データに対する前記物体認識処理、前記画像データに対する前記文字認識処理及び前記形態素解析処理、並びに、前記字幕データに対する前記形態素解析処理を統合した1フレームのスコアを算出し、
前記キーワード選択部は、
前記複数のキーワードのうち、前記スコア算出部により算出された前記1フレームのスコアが最大となる前記キーワードを選択し、前記知識データを生成する、ことを特徴とする知識データ生成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の知識データ生成装置において、
前記コンテンツは、音声データ、画像データ及び字幕データのうちの2つまたは3つのデータから構成されるものとして、
前記データ処理部は、
前記コンテンツに前記音声データが含まれる場合、前記音声データの1フレームに対して音声認識処理を施し、音声についての文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、
前記コンテンツに前記画像データが含まれる場合、前記画像データの1フレームに対して物体認識処理を施し、物体の名称を含む文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、前記画像データの1フレームに対して文字認識処理及び形態素解析処理を施し、文字を含む文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、
前記コンテンツに前記字幕データが含まれる場合、前記字幕データの1フレームに対して形態素解析処理を施し、字幕についての文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求め、
前記スコア算出部は、
前記データ処理部により前記2つまたは3つのデータについて求めた複数のキーワードのそれぞれをスコア化し、同一のキーワード毎に、前記音声データに対する前記音声認識処理、前記画像データに対する前記物体認識処理、前記画像データに対する前記文字認識処理及び前記形態素解析処理、並びに、前記字幕データに対する前記形態素解析処理を統合した1フレームのスコアを算出し、予め設定されたNフレーム(N個の連続フレーム、Nは2以上の整数)について前記1フレームのスコアを加算することで、Nフレームのスコアを算出し、
前記キーワード選択部は、
前記複数のキーワードのうち、前記スコア算出部により算出された前記Nフレームのスコアが最大となる前記キーワードを選択し、前記知識データを生成する、ことを特徴とする知識データ生成装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載の知識データ生成装置において、
前記スコア算出部は、
前記コンテンツに前記音声データが含まれる場合、前記音声データに対する前記音声認識処理に対する予め設定された重みを用いて、当該音声データについて求めた前記キーワードをスコア化し、
前記コンテンツに前記画像データが含まれる場合、前記画像データに対する前記物体認識処理、並びに、前記画像データに対する前記文字認識処理及び前記形態素解析処理のそれぞれに対する予め設定された重みを用いて、当該画像データについて求めた前記キーワードをスコア化し、
前記コンテンツに前記字幕データが含まれる場合、前記字幕データに対する前記形態素解析処理に対する予め設定された重みを用いて、当該字幕データについて求めた前記キーワードをスコア化する、ことを特徴とする知識データ生成装置。
【請求項5】
コンテンツに関するキーワードを求め、前記コンテンツの識別情報及び前記キーワードを、所望コンテンツを検索する際に用いる知識データとして生成する知識データ生成装置を構成するコンピュータを、
前記コンテンツを構成する複数種類のデータのそれぞれについて、当該データに応じた所定の処理にて文章の文字列を検出し、前記文章の文字列から前記キーワードを求めるデータ処理部、
前記データ処理部により前記複数種類のデータについて求めた複数のキーワードのそれぞれをスコア化し、同一のキーワード毎に、全ての前記所定の処理を統合したスコアを算出するスコア算出部、及び、
前記複数のキーワードのうち、前記スコア算出部により算出された前記スコアが最大となる前記キーワードを選択し、前記コンテンツの識別情報及び選択された前記キーワードからなる前記知識データを生成するキーワード選択部として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツを検索するためのデータベースを生成する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンテンツ同士を意味的に結び付けることでコンテンツを連携させ、ユーザの所望するコンテンツを提示する技術の開発が進められている。コンテンツを連携させる技術とは、コンテンツ同士を繋げる技術である。
【0003】
例えば教育分野において、ユーザによる自発的な学習を補助するために、現在使用しているコンテンツに関連するコンテンツを提示する手法が開示されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1を参照)。
【0004】
一般に、指導者がユーザの習熟度を完全にかつ適切に把握することは困難であり、ユーザ自身の習熟度に合わせて、ユーザの自発的な学習が求められる。一方で、学習に使用するコンテンツも電子教材の普及に伴い、多種多様なものが作られている。
【0005】
ユーザは、自学自習する際に、多様なコンテンツの中から自分に合ったものを検索する必要があり、習熟度に応じたコンテンツ検索方法が所望されていた。つまり、ユーザの自発的な学習を補助するために、現在の学習に使用しているコンテンツから、これに関連するコンテンツを提示することが可能な手法が所望されていた。
【0006】
このような手法の例として、特許文献1には、学習指導要領を元に学習領域を定め、その中から学年、教科及び教科書単元に基づいて、レコメンド教材のコンテンツをユーザへ提示する手法が開示されている。
【0007】
また、非特許文献1には、教科書に記載されている各単元の導入部に基づいて、学習順序及び学習系統を構造化し、構造化されたデータを用いてユーザに学習支援を行う手法が開示されている。
【0008】
このようなコンテンツ提示手法は、ユーザの学習に対する習熟度の差が大きいという状況を考慮したものである。例えば、一斉授業のような画一的な教育方法では、ユーザの習熟度に合った教育を提供することができないため、このようなコンテンツ提示手法が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2015-18159号公報
【非特許文献】
【0010】
後藤隆友、“オントロジーに基づく数学教育支援システムの提案”、電子情報通信学会技術研究報告、ET、教育工学 105(581)、7-12、2006
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイート
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本放送協会
送信装置
10か月前
日本放送協会
撮像素子
6か月前
日本放送協会
撮像装置
7か月前
日本放送協会
受信装置
8か月前
日本放送協会
撮像装置
1か月前
日本放送協会
衛星中継器
6か月前
日本放送協会
磁性体装置
10か月前
日本放送協会
透光性基板
11日前
日本放送協会
信号測定装置
19日前
日本放送協会
アンテナ装置
11か月前
日本放送協会
無線通信装置
6か月前
日本放送協会
気配提示装置
6か月前
日本放送協会
信号発生装置
10か月前
日本放送協会
磁性細線メモリ
7か月前
日本放送協会
カラー撮像素子
6か月前
日本放送協会
磁性細線メモリ
10か月前
日本放送協会
投射型表示装置
9か月前
日本放送協会
周波数変換装置
4か月前
日本放送協会
負性微分抵抗素子
7か月前
日本放送協会
光学特性測定装置
7か月前
日本放送協会
電界強度測定装置
10か月前
日本放送協会
放送受信システム
3か月前
日本放送協会
磁気光学デバイス
4か月前
日本放送協会
三次元映像表示装置
11日前
日本放送協会
全周型立体表示装置
9か月前
日本放送協会
ホログラム撮像装置
5か月前
日本放送協会
三次元映像表示装置
6か月前
日本放送協会
装着型映像表示装置
6か月前
日本放送協会
撮像装置及び撮像方法
9か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
6か月前
日本放送協会
測定装置及び測定方法
9か月前
日本放送協会
MTF測定用チャート
6か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
6か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
3か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
9か月前
日本放送協会
受信装置及び受信方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る