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公開番号2023072169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-24
出願番号2021184541
出願日2021-11-12
発明の名称プリントシステム、及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20230517BHJP(計算;計数)
要約【課題】 本発明は、特定のクラウドプリントサービスをサポートしていない印刷装置であっても、特定のクラウドプリントサービスへの特別な印刷方法によって、別のクラウドプリントサービスと連携することで、柔軟に印刷を実現できる手法を提供することを目的としている。
【解決手段】 別のプリントシステムと連携することができるプリントシステムであって、ユーザごとに印刷データを管理するストレージを備え、クライアント端末での印刷対象となる第2印刷装置の構成情報の取得に従う、該クライアント端末からの印刷に係る第2要求を受信し、前記構成情報で特定できる前記第2印刷装置で印刷処理させるために、前記第2要求を指示したユーザに対応する印刷データを、当該第2印刷装置を管理する前記別のプリントシステムに送信することを特徴とする。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
別のプリントシステムと連携することができるプリントシステムであって、
ユーザごとに印刷データを管理するストレージと、
第1印刷装置から印刷に係る第1要求を受信する第1受信手段と、
前記第1印刷装置で印刷処理させるために、前記第1要求を指示したユーザに対応する印刷データを、前記第1印刷装置に対して送信する第1送信手段と、
クライアント端末での印刷対象となる第2印刷装置の構成情報の取得に従う、該クライアント端末からの印刷に係る第2要求を受信する第2受信手段と、
前記構成情報で特定できる前記第2印刷装置で印刷処理させるために、前記第2要求を指示したユーザに対応する印刷データを、当該第2印刷装置を管理する前記別のプリントシステムに送信する第2送信手段と、を有することを特徴とするプリントシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2要求を受信した場合に、前記別のプリントシステムにおける前記第2要求を指示したユーザのアカウント情報と、印刷を要求するためのアドレス情報とを特定する特定手段をさらに有し、
前記第2送信手段は、前記特定されたアドレス情報を用いて、前記特定されたアカウント情報に基づく印刷の要求として、前記印刷データを前記別のプリントシステムに送信することを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
【請求項3】
前記第1印刷装置から前記第1送信手段で送信した印刷データに基づく印刷の完了を示す通知を受信した場合に、前記第1要求を指示したユーザに対応する実績を更新する管理手段を、さらに有することを特徴とする請求項1または2に記載のプリントシステム。
【請求項4】
前記管理手段は、さらに、前記別のプリントシステムから前記第2送信手段で送信した印刷データに基づく前記第2印刷装置での印刷の完了を示す通知を受信した場合に、前記第2要求を指示したユーザに対応する実績を更新することを特徴とする請求項3に記載のプリントシステム。
【請求項5】
前記別のプリントシステムから前記第2送信手段で送信した印刷データに基づく前記第2印刷装置での印刷の完了を示す通知を受信した場合に、当該印刷データを前記ストレージから削除する削除手段を、さらに有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のプリントシステム。
【請求項6】
前記ストレージは、前記別のプリントシステムから送信されてきた印刷ジョブも管理することができることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のプリントシステム。
【請求項7】
ユーザごとに印刷データをストレージで管理し、別のプリントシステムと連携することができるプリントシステムの方法であって、
第1印刷装置から印刷に係る第1要求を受信する第1受信ステップと、
前記第1印刷装置で印刷処理させるために、前記第1要求を指示したユーザに対応する印刷データを、前記第1印刷装置に対して送信する第1送信ステップと、
クライアント端末での印刷対象となる第2印刷装置の構成情報の取得に従う、該クライアント端末からの印刷に係る第2要求を受信する第2受信ステップと、
前記構成情報で特定できる前記第2印刷装置で印刷処理させるために、前記第2要求を指示したユーザに対応する印刷データを、当該第2印刷装置を管理する前記別のプリントシステムに送信する第2送信ステップと、を有することを特徴とする方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クラウドコンピューティング技術を利用して提供されるプリントサービスに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、クラウド経由で印刷ジョブを投入し、印刷装置に印刷ジョブを送信するクラウドプリントサービスが普及し始めている(特許文献1)。このような印刷システムでは、まず管理者が印刷装置の情報を、管理者が所属するクラウドプリントサービスへ登録する。続けて、管理者はどのユーザに、印刷装置の使用を許可させるかを設定する。印刷装置の使用を許可されたユーザは、クライアント端末からクラウドプリントサービスへ印刷ジョブを投入する。クラウドプリントサービスは受信した印刷ジョブをストレージに保存する。印刷装置はクラウドプリントサービスに保存された印刷ジョブを取得し、印刷する。クラウドプリントサービスの一例としては、GoogleCloudPrint(登録商標)、MicrosoftHybridCloudPrint(登録商標)、UniflowOnLine(登録商標)などがある。
【0003】
エンタープライズ環境においては、複数のOSベンダーのクライアント端末(例えばWindows(登録商標)OS、macOS(登録商標)、Chrome(登録商標)OSなど)を使用される。また、近年クラウドプラットフォームの利用も普及してきており、1つの企業体が複数の異なるクラウドプラットフォーム(例えば、AWS、Azure、GoogleCloudPlatformなど)を併用するケースが増えている。また、各クラウドプラットフォームを利用するユーザが簡易に印刷を行えるよう、各プラットフォームがユーザにクラウドプリントサービスを提供するケースも増えてきている。この場合、複数のクラウドプリントサービス(例えば、クラウドプリントサービスA~C)が混在することとなる。複数のクラウドプリントサービスが混在する場合、管理者による複数のクラウドプリントサービスへの印刷装置の情報登録作業やメンテナンス作業に手間がかかっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-133489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような環境下において、印刷装置が複数のクラウドプリントサービスをサポートするには、各クラウドプリントサービスから印刷ジョブを適切に受信するための通信機能や制御機能を印刷装置へ組み込まなければならない。しかしながら、印刷装置の発売時期や、印刷装置のメーカー違いによっては特定のクラウドプリントサービスからの印刷がサポートされない場合がある。対象のプリントサービスに必要なハードウェアの一部または能力、ソフトウェアで提供される機能性によって、印刷装置が特定のクラウドプリントサービスでサポートされない可能性もある。そのような印刷装置は、特定のクラウドプリントサービスから利用できないといった問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、そのような印刷装置であっても、特定のクラウドプリントサービスへの特別な印刷方法によって、別のクラウドプリントサービスと連携することで、柔軟に印刷を実現させる手法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、別のプリントシステムと連携することができるプリントシステムであって、ユーザごとに印刷データを管理するストレージと、第1印刷装置から印刷に係る第1要求を受信する第1受信手段と、前記第1印刷装置で印刷処理させるために、前記第1要求を指示したユーザに対応する印刷データを、前記第1印刷装置に対して送信する第1送信手段と、クライアント端末での印刷対象となる第2印刷装置の構成情報の取得に従う、該クライアント端末からの印刷に係る第2要求を受信する第2受信手段と、前記構成情報で特定できる前記第2印刷装置で印刷処理させるために、前記第2要求を指示したユーザに対応する印刷データを、当該第2印刷装置を管理する前記別のプリントシステムに送信する第2送信手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明よれば、特定のクラウドプリントサービスをサポートしていない印刷装置であっても、特定のクラウドプリントサービスへの特別な印刷方法によって、別のクラウドプリントサービスと連携することで、柔軟に印刷を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システムの一例を示す図である。
本発明に係る装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPSのソフトウェア構成の一例を示す図である。
CPS104に対するプリンタ登録処理、印刷処理の一例を示すシーケンス図である。
外部CPSへのプリンタ登録処理、連携処理の一例を示すシーケンス図である。
クライアント端末の操作部に表示される画面の一例である。
クライアント端末の操作部に表示される画面の一例である。
CPS104を提供するサーバが記憶するユーザ情報の一例を説明するためのである。
MFP107で印刷する場合の印刷処理の一例を示すシーケンス図である。
MFP108で印刷する場合の印刷処理の一例を示すシーケンス図である。
印刷ジョブに含まれる属性情報の一例を説明するための図である。
CPS104における印刷制御に関する処理を説明するためのフローチャートである。
第2の実施形態における印刷システムの一例を示す図である。
第2の実施形態におけるクライアント端末の操作部に表示される画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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