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公開番号2023072103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-24
出願番号2020070292
出願日2020-04-09
発明の名称入力装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20230517BHJP(計算;計数)
要約【課題】診断用センサを設けることなく自己診断を行うことができる入力装置を提供する。
【解決手段】入力装置1Aは、基台10と、基台10に対して垂直方向に変位可能に支持され、外装部41、操作パネル42、タッチセンサ43、スペーサ44、導電板45及び保持部材46を備える操作部と、操作者の押圧による操作部の垂直方向の変位を検出する変位検出部30と、操作部に取り付けられ、操作部に振動を発生させる振動部50と、変位検出部30が操作部の垂直方向の変位を検出したときに振動部50を駆動して振動させる制御部60と、を備える。制御部60は、振動部50を駆動させた後、変位検出部30からの出力が変化した場合には正常と判断し、変位検出部30からの出力が変化しない場合には異常と判断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基台と、
前記基台に対して垂直方向に変位可能に支持された操作部と、
操作者の押圧による前記操作部の垂直方向の変位を検出する変位検出部と、
前記操作部に取り付けられ、前記操作部に振動を発生させる振動部と、
前記変位検出部が前記操作部の垂直方向の変位を検出したときに前記振動部を駆動して振動させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記振動部を駆動させた後、前記変位検出部からの出力が変化した場合には正常と判断し、前記変位検出部からの出力が変化しない場合には異常と判断する入力装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記振動部は、前記操作部を前記基台に対して水平方向に振動させるように前記操作部に設けられ、
前記変位検出部は、前記基台と前記操作部との間に設置され、前記操作部の垂直方向の変位及び水平方向の変位により抵抗が変化する感圧導電性部材を備える請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記感圧導電性部材は、エラストマーに導電性材料を含有する導電性エラストマーを備え、
前記制御部は、前記振動部を駆動した時に前記感圧導電性部材の抵抗が増加した場合には、正常と判断する請求項2に記載の入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入力装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器の入力装置として、操作パネルの操作面に操作者が触れた時に振動を生じさせることで、操作者に操作感触を与える振動機構(フォースフィードバック(FFB))を搭載した入力装置がある。
【0003】
このようなフォースフィードバックを搭載した入力装置として、例えば、パネル基板表面のスイッチ操作を振動で操作者に知らせる圧電素子と、操作者のスイッチ操作により圧電素子を振動させると共に所定の時期に圧電素子を振動させる制御部と、制御部により一方の圧電素子の振動を他方の圧電素子で検知して、他方の圧電素子の出力を判別する振動検出部とを備えるタッチパネルが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-217237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のタッチパネルは、使用時にフォースフィードバックが正常に動作しているか確認(自己診断)する場合、スイッチ操作を振動で操作者に知らせる一方の圧電素子の他に、一方の圧電素子の振動を検知する他方の圧電素子を診断用のセンサとして設けなければならないという問題があった。
【0006】
本発明の一態様は、診断用センサを設けることなく自己診断を行うことができる入力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る入力装置の一態様は、基台と、前記基台に対して垂直方向に変位可能に支持された操作部と、操作者の押圧による前記操作部の垂直方向の変位を検出する変位検出部と、前記操作部に取り付けられ、前記操作部に振動を発生させる振動部と、前記変位検出部が前記操作部の垂直方向の変位を検出したときに前記振動部を駆動して振動させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記振動部を駆動させた後、前記変位検出部からの出力が変化した場合には正常と判断し、前記変位検出部からの出力が変化しない場合には異常と判断する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る入力装置の一態様は、診断用センサを設けることなく自己診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態に係る入力装置の構成を簡略に示す断面図である。
電極の構成の一例を示す図である。
感圧導電性部材の構成を示す断面図である。
感圧導電性部材が押圧されている状態の一例を示す説明図である。
制御装置の機能を示すブロック図である。
変位検出部が押圧された時の抵抗の変化の一例を示す図ある。
振動部が正常に稼働しているか判定する自己診断方法のフローチャートである。
振動部で水平方向に振動している状態の一例を示す説明図である。
振動部が正常である場合に振動部で水平方向に振動が生じた時における感圧導電性部材の抵抗の変化の一例を示す図である。
振動部が異常である場合に振動部で水平方向に振動が生じた時における感圧導電性部材の抵抗の変化の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る入力装置の構成を簡略に示す断面図である。
第3の実施形態に係る入力装置の構成を簡略に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する。また、図面における各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。また、本明細書において数値範囲を示すチルダ「~」は、別段の断わりがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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