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公開番号2023071676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-23
出願番号2023017181,2021164087
出願日2023-02-07,2018-04-03
発明の名称基地局装置、端末装置、及び無線通信方法
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 28/06 20090101AFI20230516BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ヘッダ部を送信することによるオーバヘッドを低減する。
【解決手段】第1種別の第1データと、第2種別の第2データを、複数の論理チャネルを使用して送信する送信部と、MACプロトコルデータユニット(PDU)の前記第2データのデータ長に関する情報を省略し、前記第2データのMACサービスデータユニット(MSDU)の前方にMAC(ミディアムアクセスコントロール)ヘッダを配置し、前記第1データと前記第2データを多重化し、前記第2データのデータ長を前記MACヘッダから省略し、及びRビット(予約ビット)を前記MACヘッダの第1オクテットの第1ビットに設定する制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1種別の第1データと、第2種別の第2データを、複数の論理チャネルを使用して送信する送信部と、
MACプロトコルデータユニット(PDU)の前記第2データのデータ長に関する情報を省略し、
前記第2データのMACサービスデータユニット(MSDU)の前方にMAC(ミディアムアクセスコントロール)ヘッダを配置し、
前記第1データと前記第2データを多重化し、前記第2データのデータ長を前記MACヘッダから省略し、
及びRビット(予約ビット)を前記MACヘッダの第1オクテットの第1ビットに設定する制御部と、を有する
基地局装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、論理チャネル番号を省略したMACヘッダを付与する場合、前記MACヘッダに前記複数の論理チャネルそれぞれに対応する複数ビットを有するマッピング情報を付与する
請求項1に記載の基地局装置。
【請求項3】
前記制御部は、複数ビットのうち、前記第2データを送信する論理チャネル番号に対応するビットを設定する
請求項1記載の基地局装置。
【請求項4】
前記第2データのデータ長は、固定長である
請求項1記載の基地局装置。
【請求項5】
前記第2種別は、URLLCを含む
請求項1記載の基地局装置。
【請求項6】
前記第1種別は、eMBBを含む
請求項1記載の基地局装置。
【請求項7】
前記第2データは、前記第1データよりデータサイズが小さい
請求項1記載の基地局装置。
【請求項8】
複数の論理チャネルを使用して送信された、第1種別の第1データと第2種別の第2データを受信することが可能な受信部と、
前記第2データの前方に配置されたMAC(メディアアクセスコントロール)ヘッダに従ってデータを処理する制御部とを有し、
前記MACヘッダは、前記第2データのMACサービスデータユニット(MSDU)の前方に置かれ、
前記第1データと前記第2データは多重化され、
前記第2データのデータ長が前記MACヘッダから省略され、
及びRビット(予約ビット)が前記MACヘッダの第1オクテットの第1ビットに設定される
端末装置。
【請求項9】
第1種別の第1データと、第2種別の第2データを、複数の論理チャネルを使用して送信し、
MACプロトコルデータユニット(PDU)の前記第2データのデータ長に関する情報
を省略し、
前記第2データのMACサービスデータユニット(MSDU)の前方にMAC(ミディアムアクセスコントロール)ヘッダを配置し、
前記第1データと前記第2データを多重化し、
前記第2データのデータ長を前記MACヘッダから省略し、
及びRビット(予約ビット)を前記MACヘッダの第1オクテットの第1ビットに設定する
無線通信方法。
【請求項10】
複数の論理チャネルを使用して送信された、第1種別の第1データと第2種別の第2データを受信し、
前記第2データの前方に配置されたMAC(メディアアクセスコントロール)ヘッダに従ってデータを処理し、
前記MACヘッダは、前記第2データのMACサービスデータユニット(MSDU)の前方に置かれ、
前記第1データと前記第2データは多重化され、
前記第2データのデータ長が前記MACヘッダから省略され、
及びRビット(予約ビット)が前記MACヘッダの第1オクテットの第1ビットに設定される
無線通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局装置、端末装置、及び無線通信方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
現在のネットワークは、モバイル端末(スマートフォンやフューチャーホン)のトラフィックがネットワークのリソースの大半を占めている。また、モバイル端末が使うトラフィックは、今後も拡大していく傾向にある。
【0003】
一方で、IoT(Internet of Things)サービス(例えば、交通システム、スマートメータ、装置等の監視システム)の展開にあわせて、多様な要求条件を持つサービスに対応することが求められている。そのため、第5世代移動体通信(5Gまたは、NR(New
Radio))の通信規格では、4G(第4世代移動体通信)の標準技術に加えて、さらなる高データレート化、大容量化、低遅延化を実現する技術が求められている。なお、第5世代通信規格については、3GPPの作業部会(例えば、TSG-RAN WG1、TSG-RAN WG2等)で技術検討が進められている。
【0004】
多種多様なサービスに対応するために、5Gでは、例えば、eMBB(Enhanced Mobile BroadBand)、Massive MTC(Machine Type Communications)、および
URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)に分類される多くのユースケースのサポートを想定している。特に、URLLCは、超高信頼性と低遅延の2つが要求されるため、実現が困難なユースケースの一つである。
【0005】
また、5Gでは、超高信頼低遅延通信データ(URLLCデータ)と、他のデータ(例えば、eMBBデータ等)とを同一キャリアで同時にサポートできることが求められており、その実現のために周波数利用効率を損なわないことが望ましい。
【0006】
5Gに関する技術については、以下の先行技術文献に記載されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
3GPP TS 36.211 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.212 V15.0.1 (2018-01)
3GPP TS 36.213 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.300 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.321 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.322 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.323 V14.5.0 (2017-12)
3GPP TS 36.331 V15.0.1 (2018-01)
3GPP TS 36.413 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.423 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 36.425 V14.0.0 (2017-03)
3GPP TS 37.340 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.201 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.202 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.211 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.212 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.213 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.214 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.215 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.300 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.321 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.322 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.323 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.331 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.401 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TS 38.410 V 0.6.0 (2017-12)
3GPP TS 38.413 V0.5.0(2017-12)
3GPP TS 38.420 V0.5.0(2017-12)
3GPP TS 38.423 V0.5.0(2017-12)
3GPP TS 38.470 V15.0.0 (2018-01)
3GPP TS 38.473 V15.0.0 (2017-12)
3GPP TR 38.801 V14.0.0(2017-04)
3GPP TR 38.802 V14.2.0(2017-09)
3GPP TR 38.803 V14.2.0(2017-09)
3GPP TR 38.804 V14.0.0 (2017-03)
3GPP TR 38.900 V14.3.1 (2017-07)
3GPP TR 38.912 V14.1.0 (2017-06)
3GPP TR 38.913 V14.3.0 (2017-06)
”New SID Proposal: Study on New Radio Access Technology”, NTT docomo, RP-160671, 3GPP TSG RAN Meeting #71, Goteborg, Sweden, 7.-10. March, 2016
”On co-existence of eMBB and URLLC ”, NTT docomo, R1-167391, 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #86, Gothenburg, Sweden 22nd - 26th August 2016
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
URLLCは、例えば、小さいサイズのデータを送信することが想定される。しかし、データサイズが小さいと、送信メッセージにおけるヘッダ部の占める割合が大きくなり、ヘッダ部を送信することによるオーバヘッドが大きくなる。この場合、URLLCで求められる低遅延が実現できない場合がある。
【0009】
そこで、開示の一つの目的は、ヘッダ部を送信することによるオーバヘッドを低減する基地局装置、端末装置、通信方法、及び通信システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1種別の第1データと、第2種別の第2データを、複数の論理チャネルを使用して送信する送信部と、前記送信部が前記第1データと前記第2データを多重化して送信するとき、前記第2データに、論理チャネル番号又はデータ長の情報を省略したMACヘッダを付与することができる制御部とを有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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