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公開番号2023071552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-23
出願番号2021184412
出願日2021-11-11
発明の名称物品保持具
出願人個人
代理人個人,個人
主分類B60R 7/06 20060101AFI20230516BHJP(車両一般)
要約【課題】デフロスターの機能を維持しつつ、フロントガラスの内側に表示物等を配置することができる物品保持具を提供する。
【解決手段】物品保持具1は、物品を上から差し込んで保持する保持部10と、保持部10を所定の高さに支持する支持部20とを備えている。保持部10は、例えば、基材部11と、基材部11との間に間隔を開けて配置された前面部12と、一対の側部13と、底部14とを有している。前面部12の表面には、フロントガラスとの間に隙間を形成するための突起部15が設けられている。支持部20には、デフロスターからの風を通過させる通過口21が設けられており、デフロスターからの風をフロントガラスに当てることができるようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のフロントガラスの内側に配置して用いる物品保持具であって、
上側が開口され、物品を上から差し込んで保持する保持部と、
前記保持部を所定の高さに支持する支持部とを備え、
前記支持部には、デフロスターからの送風を通過させる通過口が設けられた
ことを特徴とする物品保持具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記保持部は、板状部材よりなる基材部と、前記基材部の一面側において前記基材部との間に間隔を開けて配置された前面部と、前記基材部と前記前面部とを側面において接続する一対の側部と、前記基材部と前記前面部とを底面において接続する底部とを有し、前記前面部の高さは、中央部よりも両側の側部側の方を高くしたことを特徴とする請求項1記載の物品保持具。
【請求項3】
前記前面部の表面には、少なくとも1つの突起部が設けられたことを特徴とする請求項2記載の物品保持具。
【請求項4】
前記底部は、基材部側よりも前面部側の方が高い位置となるように傾斜されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の物品保持具。
【請求項5】
側辺部に、複数並べて連結するための連結部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1に記載の物品保持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のフロントガラスの内側に表示物等を配置する際に用いる物品保持具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両では、冬場において、寒暖差等によりフロントガラスが曇ることある。フロントガラスの曇りは、前方視界の悪化につながるので、できるだけ早く曇りを解消することが望ましい。そのため、車両には、ダッシュボードのフロントガラス付近に、フロントガラスに送風して曇りを解消するデフロスターが設けられており、様々な改良がされている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、解体工事や除染作業等では、トラックなどの車両を伴って行うことがあるが、その際、車両には、解体工事中や除染作業中であることを表示したり、あるいは、それらの作業や、車両の通行・停車が許可されていることを表示することがある。このような表示は、例えば、内容の書かれた用紙や、用紙を入れたクリアファイル、あるいはラミネート加工された用紙などの表示物を、ダッシュボードの上に配置したりすることで、車両の外からフロントガラスを通じて内容を確認できるようにする場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3002581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような表示物をダッシュボードのフロントガラス付近に配置すると、デフロスターの吹き出し口を塞いでしまい、フロントガラスへの送風が遮られてしまう。そのため、デフロスターを十分に機能させることができず、フロントガラスの曇りを解消するのに時間がかかるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、デフロスターの機能を維持しつつ、フロントガラスの内側に表示物等を配置することができる物品保持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の物品保持具は、車両のフロントガラスの内側に配置して用いるものであって、上側が開口され、物品を上から差し込んで保持する保持部と、保持部を所定の高さに支持する支持部とを備え、支持部には、デフロスターからの送風を通過させる通過口が設けられたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の物品保持具によれば、物品を保持する保持部を支持部により所定の高さに支持し、支持部にデフロスターからの風を通過させる通過口を設けるようにしたので、デフロスターの機能を維持しつつ、表示物等の物品を外からフロントガラスを通して見える位置に配置することができる。
【0009】
また、保持部の前面部の高さを、中央部よりも両側の側部側の方を高くするようにすれば、物品を覆う面積を小さくしつつ、物品を保持することができる。よって、物品の出し入れをスムーズにすることができ、物品を表示する必要がない時には、容易に裏返すことができる。
【0010】
更に、前面部の表面に少なくとも1つの突起部を設けるようにすれば、突起部により前面部とフロントガラスとの間に隙間を形成し、デフロスターからの風を通すことができる。よって、デフロスターをより効果的に機能させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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