TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023071155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-22
出願番号2022133947
出願日2022-08-25
発明の名称人力駆動車用の制御装置
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20230515BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】アシストモータからバッテリまでの構成を簡略化できる人力駆動車用の制御装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車は、前記人力駆動車に推進力を付与するアシストモータと、前記アシストモータの回転によって発生する回生電力を充電可能に構成されるバッテリと、を含み、前記制御装置は、前記バッテリの状態に応じて、前記アシストモータの回生トルクを制御するように構成される制御部を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車は、前記人力駆動車に推進力を付与するアシストモータと、前記アシストモータの回転によって発生する回生電力を充電可能に構成されるバッテリと、を含み、
前記バッテリの状態に応じて、前記アシストモータの回生トルクを制御するように構成される制御部を備える、制御装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記バッテリの状態に応じて、前記回生トルクの上限値を制御するように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記バッテリの状態および前記アシストモータの状態に応じて、前記上限値を制御するように構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記アシストモータの状態は、前記アシストモータの回転速度、出力トルク、および、回生電力量の少なくとも1つを含む、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記回転速度は、前記アシストモータの軸角速度を含む、請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記人力駆動車は、前記アシストモータの状態を検出する第1検出部をさらに含む、請求項3に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記アシストモータをPWM(Pulse Width Modulation)制御するように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記人力駆動車は、前記人力駆動車を制動する電動ブレーキをさらに含み、
前記アシストモータは、前記電動ブレーキとは別体であり、回生制動によって前記人力駆動車を制動可能に構成され、
前記制御部は、前記人力駆動車の要求制動力に応じて前記人力駆動車を制動する場合、前記要求制動力に対して前記回生制動では不足する制動力を、前記電動ブレーキによる制動力によって補うように制御するように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記要求制動力と前記回生制動による制動力との差に応じて、前記電動ブレーキを制御するように構成される、請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記人力駆動車は、搭乗者が前記電動ブレーキを操作するための操作装置を含み、
前記制御部は、前記操作装置の操作量に応じて前記要求制動力を算出するように構成される、請求項8に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1は、補助駆動力を発生するモータと、モータに電力を供給する電源と、モータと電源との間における電力供給を制御する制御部とを備える補助動力装置付き自転車を開示する。モータは、回生制動によって生じる回生電流を電源に供給するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-335290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される制御装置は、モータと電源との間に設けられる制御部内の遮断スイッチによって、モータから電源への回生電流の供給を遮断する。特許文献1の制御装置を用いる場合、遮断スイッチを付加する必要がある。
【0005】
本開示の目的は、アシストモータからバッテリまでの構成を簡略化できる人力駆動車用の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車は、前記人力駆動車に推進力を付与するアシストモータと、前記アシストモータの回転によって発生する回生電力を充電可能に構成されるバッテリと、を含み、前記バッテリの状態に応じて、前記アシストモータの回生トルクを制御するように構成される制御部を備える。
第1側面の制御装置は、回生トルクを制御することによって、アシストモータからバッテリへの回生電力を制御できるため、アシストモータからバッテリまでの構成を簡略化できる。
【0007】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記制御部は、前記バッテリの状態に応じて、前記回生トルクの上限値を制御するように構成される。
第2側面の制御装置は、バッテリの状態に応じて回生トルクの上限値を制御できる。
【0008】
本開示の第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記制御部は、前記バッテリの状態および前記アシストモータの状態に応じて、前記上限値を制御するように構成される。
第3側面の制御装置は、バッテリの状態およびアシストモータの状態に応じて回生トルクの上限値を制御できる。
【0009】
本開示の第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記アシストモータの状態は、前記アシストモータの回転速度、出力トルク、および、回生電力量の少なくとも1つを含む。
第4側面の制御装置は、バッテリの状態と、アシストモータの回転速度、出力トルク、および、回生電力量の少なくとも1つとに応じて回生トルクの上限値を制御できる。
【0010】
本開示の第4側面に従う第5側面の制御装置において、前記回転速度は、前記アシストモータの軸角速度を含む。
第5側面の制御装置は、バッテリの状態と、アシストモータの軸角速度、出力トルク、および、回生電力量の少なくとも1つとに応じて回生トルクの上限値を制御できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
自転車の傘
3か月前
個人
サドル揺動装置
5か月前
個人
重量物移動台車
9日前
個人
二輪バイク補助輪
5か月前
個人
多目的運搬トレー
8か月前
個人
自動二輪車
7か月前
井関農機株式会社
作業機
1か月前
個人
物品収納構造
8か月前
個人
自転車
6か月前
個人
車両用横転防止装置
1か月前
個人
カウル取り付け器具
7か月前
井関農機株式会社
作業機
3か月前
個人
サドル用収納ケース
9か月前
個人
クリアレインシェード
18日前
井関農機株式会社
作業車両
6か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
三甲株式会社
保護具
1か月前
個人
固定具及び自転車
8か月前
個人
自転車の駐輪装置
6か月前
個人
車両底面への噴流発生器
7か月前
株式会社ホシプラ
台車
16日前
個人
電動カート
7か月前
株式会社北誠商事
被覆構造体
2か月前
三甲株式会社
台車
1か月前
個人
自動二輪車に装着する被服
7か月前
三甲株式会社
台車
3か月前
双福鋼器株式会社
ラック
8か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
走行車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
8か月前
井関農機株式会社
作業車両
10か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
8か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
3日前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
3か月前
続きを見る