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公開番号2023071093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-22
出願番号2021183701
出願日2021-11-10
発明の名称壁面設置用の取付部材及び壁面設置物
出願人凸版印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類A47B 96/06 20060101AFI20230515BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本発明は、取付部材以外、例えばビスなどの固定具を使用せずに、壁面設置物を固定可能な取付部材と、この取付部材によって設置される壁面設置物を提供するものである。
【解決手段】壁面に構造体(第1構造体30)を設置するための取付部材であって、取付部材は、壁面に固定される固定プレート(第1固定プレート21)と、固定プレートに取り付けられ、壁面から離れる方向に延びる少なくとも2枚の支持プレート(第1上側支持プレート22、第1下側支持プレート23)とを備え、2枚の支持プレートは、壁面の高さ方向において、構造体がはまり込む距離以上離れて対向する。2枚の支持プレートのうち、上側に配置される上側支持プレートは、下側に配置される下側支持プレートよりも突出長が短く、下側支持プレートは、固定プレートと反対側の先端部に立ち上がり構造(第1立上部64)を具備しても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
壁面に構造体を設置するための取付部材であって、
前記取付部材は、
前記壁面に固定される固定プレートと、
前記固定プレートに取り付けられ、前記壁面から離れる方向に延びる少なくとも2枚の支持プレートとを備え、
前記2枚の支持プレートは、前記壁面の高さ方向において、前記構造体がはまり込む距離以上離れて対向することを特徴とする壁面設置用の取付部材。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記2枚の支持プレートのうち、上側に配置される上側支持プレートは、下側に配置される下側支持プレートよりも突出長が短く、
前記下側支持プレートは、前記固定プレートと反対側の先端部に立ち上がり構造を具備することを特徴とする請求項1に記載の壁面設置用の取付部材。
【請求項3】
前記2枚の支持プレートのうち少なくとも一方と前記固定プレートとの結合状態を補強する補強部材が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の壁面設置用の取付部材。
【請求項4】
前記2枚の支持プレートは、前記固定プレートの表面からの突出長さが同一であり、
前記下側支持プレートには、その下面に接する追加プレートが配置され、
前記追加プレートは、前記固定プレートと反対側の端部に立ち上がり構造を具備することを特徴とする請求項2に記載の壁面設置用の取付部材。
【請求項5】
前記固定プレートは、矩形状に形成され、且つ前記固定プレートの表面から前記壁面に向かって貫通する1つ又は複数の取付穴を具備することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の壁面設置用の取付部材。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の壁面設置用の取付部材と構造体とを備え、前記構造体には、前記取付部材の前記2枚の支持プレートの離隔距離に対応するサイズの第1部材を少なくとも具備し、
前記第1部材を前記2枚の支持プレートの間に挿嵌することを特徴とする壁面に設置可能な壁面設置物。
【請求項7】
前記構造体には、床面との距離を調整可能なアジャスター機構を具備することを特徴とする請求項6に記載の壁面設置物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、取付部材以外、例えばビスなどの固定具を使用せずに、壁面設置物を固定可能な取付部材と、この取付部材によって設置される壁面設置物を提供するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、壁面等に飾り棚や収納ボックス等の収納体を固定する取付手段として、L字金具やアンカー等からなる「飾り棚」が知られている(特許文献1の段落「0005」、並びに図1~3及び図6)。上記した従来のL字金具は、収納体を構成する板材の両端付近に配置されて、その垂直部を壁面に固定すると共に、水平部を板材の上面や下面に固定することにより、収納体を壁面に固定する。そして、固定手段として、通常、釘止めやネジ止めを用いている。
その他の取付構造として、例えば、壁面等に固定されたフレーム体と、フレーム体の支柱に取り付けられるブラケットと、棚板を取り付けるためのアタッチメントと、からなる「部材取付構造」が知られている(特許文献2の段落「0017」及び「0018」、並びに図1及び図5参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-33020号公報
特開2008-295927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記した従来の「飾り棚」(特許文献1)では、棚板を、壁面に固定したL字金具にビス止めしなければならず、取り付けに手数が掛かるという問題点があった。
また、上記した従来の「部材取付構造」(特許文献2)でも、棚板を、フレーム体の支柱に取り付けられるブラケットに、複数個のアタッチメントを使用して取り付けなければならず、取り付けに手数が掛かるという問題点があった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、取付部材以外、例えばビスなどの固定具を使用せずに、壁面設置物を固定可能な取付部材と、この取付部材によって設置される壁面設置物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る壁面設置用の取付部材であって、前記取付部材は、前記壁面に固定される固定プレートと、前記固定プレートに取り付けられ、前記壁面から離れる方向に延びる少なくとも2枚の支持プレートとを備え、前記2枚の支持プレートは、前記壁面の高さ方向において、前記構造体がはまり込む距離以上離れて対向することを特徴とする。
【0006】
また、本発明の一態様に係る取付部材であって、前記2枚の支持プレートのうち、上側に配置される上側支持プレートは、下側に配置される下側支持プレートよりも突出長が短く、前記下側支持プレートは、前記固定プレートと反対側の先端部に立ち上がり構造を具備することを特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る取付部材であって、前記2枚の支持プレートのうち少なくとも一方と前記固定プレートとの結合状態を補強する補強部材が配置されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の一態様に係る取付部材であって、前記2枚の支持プレートは、前記固定プレートの表面からの突出長さが同一であり、前記下側支持プレートには、その下面に接する追加プレートが配置され、前記追加プレートは、前記固定プレートと反対側の端部に立ち上がり構造を具備することを特徴とする。
【0009】
本発明の一態様に係る取付部材であって、前記固定プレートは、矩形状に形成され、且つ前記固定プレートの表面から前記壁面に向かって貫通する1つ又は複数の取付穴を具備することを特徴とする。
【0010】
本発明の一態様に係る壁面に設置可能な壁面設置物であって、前記壁面設置用の取付部材と構造体とを備え、前記構造体には、前記取付部材の前記2枚の支持プレートの離隔距離に対応するサイズの第1部材を少なくとも具備し、前記第1部材を前記2枚の支持プレートの間に挿嵌することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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