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公開番号
2023070951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-22
出願番号
2021183446
出願日
2021-11-10
発明の名称
ドア錠装置
出願人
株式会社東海理化電機製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20230515BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】部品点数を低減できるドア錠装置を提供する。
【解決手段】ドア錠装置1は、ドア施解錠の電動操作の駆動源となるアクチュエータ6と、アクチュエータ6によって回される中間ギヤ23と、サムターンを回転させるサムターンギヤ24とを備えている。ドア施解錠の切り替えを電動操作で実行する場合、アクチュエータ6によって中間ギヤ23及びサムターンギヤ24を一体に回して、サムターンをロック方向又はアンロック方向に操作する。ドア施解錠の完了後、サムターンギヤ24に対して中間ギヤ23のみを電動操作時とは逆方向に回すことにより、サムターンの手動操作を可能とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
アクチュエータでサムターンを回転させる電動操作によって、ドア錠の施錠及び解錠の少なくとも一方の錠作動を実行するドア錠装置であって、
前記アクチュエータによって回るギヤ部と、前記サムターンに連結されたサムターンギヤとを、中間ギヤを介して連結し、錠作動時には、前記中間ギヤ及び前記サムターンギヤが一体に回りつつ、前記錠作動の完了後、前記中間ギヤが前記サムターンギヤに対して前記錠作動時とは逆方向に回った状態をとることにより、前記サムターンの手動操作を可能とするギヤ機構と、
前記サムターンギヤの回転を検出する第1回転検出部と、
1つの検知部と複数の被検知部とによって前記中間ギヤの回転を検出する第2回転検出部と、
前記第1回転検出部の検出信号、及び前記第2回転検出部の検出信号に基づき、前記錠作動を制御する制御部と
を備えているドア錠装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記第1回転検出部は、前記サムターンギヤの回転を絶対値で検出する方式であって、前記検出信号として前記絶対値の信号を出力し、
前記第2回転検出部は、前記中間ギヤの回転を相対値で検出する方式であって、前記検出信号として前記相対値の信号を出力する
請求項1に記載のドア錠装置。
【請求項3】
前記ギヤ機構は、前記中間ギヤ及び前記サムターンギヤの一方に設けられた第1係合部と、これらの他方に設けられた第2係合部とを備え、
前記錠作動時には、前記第1係合部及び前記第2係合部が係合して一方が他方を押すことにより、前記中間ギヤ及び前記サムターンギヤの一体回転を可能とし、前記錠作動の完了後、前記一体回転とは逆方向に前記中間ギヤを回転させて前記第1係合部と前記第2係合部とを離隔することにより、前記手動操作を可能とする
請求項1又は請求項2に記載のドア錠装置。
【請求項4】
前記第1係合部及び前記第2係合部の組は、複数組設けられている
請求項3に記載のドア錠装置。
【請求項5】
前記サムターンが設けられたドアへ後付けされて使用される
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のドア錠装置。
【請求項6】
近距離無線通信を実行する通信モジュールと、
前記通信モジュールを介した端末との近距離無線通信によって、前記端末に登録されたデジタルキーを認証する認証部とを備え、
前記制御部は、前記認証部の認証結果を、前記錠作動を実行する際の一条件とする
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のドア錠装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア錠の施解錠を切り替えるドア錠装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、住宅等の扉を施解錠するサムターン装置が周知である(特許文献1参照)。特許文献1のサムターン装置は、電動機構によって回る回転部材でデッドボルトを進退させることにより、施錠状態及び解錠状態が切り替えられる。特許文献1では、電動機構によって施解錠を切り替える電動操作のみならず、サムターンへの手動操作によっても、施解錠を切り替えることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-20212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種のサムターン装置においては、手動操作及び電動操作のどちらでも施解錠が切り替えられる構成として、例えば、電動機構側のギヤとデッドボルト側のギヤとを直接噛み合わせるのではなく、これらを分離しつつ中間ギヤを介して連結する構造が検討されている。このとき、デッドボルト側のギヤの回転や中間ギヤの回転に制御が必要な場合、これらギヤの各々に、回転数を検出する回転検出装置が必要となることが想定される。よって、これら回転検出装置に関係する部品点数を少なく抑えたい要望があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するドア錠装置は、アクチュエータでサムターンを回転させる電動操作によって、ドア錠の施錠及び解錠の少なくとも一方の錠作動を実行する構成であって、前記アクチュエータによって回るギヤ部と、前記サムターンに連結されたサムターンギヤとを、中間ギヤを介して連結し、錠作動時には、前記中間ギヤ及び前記サムターンギヤが一体に回りつつ、前記錠作動の完了後、前記中間ギヤが前記サムターンギヤに対して前記錠作動時とは逆方向に回った状態をとることにより、前記サムターンの手動操作を可能とするギヤ機構と、前記サムターンギヤの回転を検出する第1回転検出部と、1つの検知部と複数の被検知部とによって前記中間ギヤの回転を検出する第2回転検出部と、前記第1回転検出部の検出信号、及び前記第2回転検出部の検出信号に基づき、前記錠作動を制御する制御部とを備えている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ドア錠装置において部品点数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態のドア錠装置の構成図である。
ドア錠装置の後付けの具体例を示す説明図である。
ドア錠装置のハウジング内の構造図である。
サムターンギヤの斜視図である。
中間ギヤの平面図である。
中間ギヤ及びサムターンギヤの組み付け状態を示す側面図である。
中間ギヤ及びサムターンギヤの作動図である。
中間ギヤ及びサムターンギヤの作動図である。
(a)は、端末でロック操作を実行するときの概要図であり、(b)は、端末でアンロック操作を実行するときの概要図である。
(a)~(f)は、アンロックからロックに切り替えるときのドア錠装置の状態遷移図である。
(a)~(f)は、ロックからアンロックに切り替えるときのドア錠装置の状態遷移図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、ドア錠装置の一実施形態を説明する。
[ドア錠装置1の全体構成]
図1に示すように、ドア2によって室内外が区画された利用物3は、ドア錠4の施錠及び解錠の少なくとも一方の錠作動を実行するドア錠装置1を備えている。本例のドア錠装置1は、ドア2の施解錠の両方を実行する。利用物3は、例えば、住宅である。ドア錠4は、デッドボルト(図示略)の飛び出しや引き込みを行う際の操作箇所となるサムターン5を備えている。ドア錠4は、サムターン5をロック位置やアンロック位置にまわすことにより、施解錠が切り替えられる。
【0009】
ドア錠装置1は、手動でサムターン5をロック方向又はアンロック方向に回す手動操作によって施解錠が切り替えられる。また、ドア錠装置1は、アクチュエータ6によってサムターン5をロック方向又はアンロック方向に回す電動操作によっても、ドア錠4の施解錠が切り替えられる。このように、ドア錠装置1は、サムターン5の手動操作及び電動操作のいずれによっても、ドア錠4の施解錠の切り替えが可能となっている。
【0010】
[デジタルキーシステム9の構成]
図1に示す通り、ドア錠装置1は、ドア錠装置1のキーとなる端末10を近距離無線通信によって認証するデジタルキーシステム9が搭載されている。デジタルキーシステム9は、ドア錠装置1の電動操作時にユーザ認証を実行する。デジタルキーシステム9は、例えば、端末10に外部(例えば、サーバなど)からデジタルキーDkを登録することにより、端末10をドア錠装置1のキーとして使用するシステムである。端末10は、例えば、多機能端末(高機能携帯電話)である。
(【0011】以降は省略されています)
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