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公開番号2023070911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-22
出願番号2021183368
出願日2021-11-10
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人
主分類H01L 23/50 20060101AFI20230515BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 樹脂部とリードとの密着性を向上させることが可能な半導体装置および半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】 半導体素子1と、半導体素子1に導通する第1リード2と、半導体素子1と、第1リード2の少なくとも一部と、を覆う樹脂部8と、を備え、第1リード2は、第1凹凸形状Un1と第1凹凸形状Un1よりも粗さが細かい第2凹凸形状Un2とが重ね合わされた形状である粗化領域Un0を有し、粗化領域Un0は、樹脂部8に接する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
半導体素子と、
前記半導体素子に導通するリードと、
前記半導体素子と、前記リードの少なくとも一部と、を覆う樹脂部と、を備え、
前記リードは、第1凹凸形状と前記第1凹凸形状よりも粗さが細かい第2凹凸形状とが重ね合わされた形状である粗化領域を有し、
前記粗化領域は、前記樹脂部に接する、半導体装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記第1凹凸形状は、各々が第1特定方向に延びる複数の溝である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2凹凸形状は、各々が第2特定方向に延びる複数の溝である、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1特定方向と前記第2特定方向とは、互いに交差している、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1特定方向と前記第2特定方向とは、直交している、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1特定方向と前記第2特定方向とは、互いに平行である、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2凹凸形状は、離散配置された複数の凹部である、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1凹凸形状は、離散配置された複数の凹部である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2凹凸形状は、複数の溝である、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2凹凸形状は、離散配置された複数の凹部である、請求項8に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の半導体装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体装置は、半導体素子、複数のリード、ワイヤおよび樹脂部を備える。半導体素子は、あるリードに搭載されている。ワイヤは、半導体素子と他のリードとに接続されている。樹脂部は、半導体素子、ワイヤおよび複数のリードを覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-303215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リードと樹脂部との密着性が不十分であると、亀裂等の発生が懸念される。
【0005】
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、樹脂部とリードとの密着性を向上させることが可能な半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の側面によって提供される半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子に導通するリードと、前記半導体素子と、前記リードの少なくとも一部と、を覆う樹脂部と、を備え、前記リードは、第1凹凸形状と前記第1凹凸形状よりも粗さが細かい第2凹凸形状とが重ね合わされた形状である粗化領域を有し、前記粗化領域は、前記樹脂部に接する。
【0007】
本開示の第2の側面によって提供される半導体装置の製造方法は、リードの表面に第1レーザ光を照射することにより、第1凹凸形状を有する粗化領域を形成する工程と、前記粗化領域に第2レーザ光を照射することにより、前記第1凹凸形状よりも粗さが細かい第2凹凸形状を、前記第1凹凸形状に重ね合わせるように形成する工程と、前記リードに半導体素子を導通させる工程と、前記半導体素子および前記粗化領域を覆う樹脂部を形成する工程と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、樹脂部とリードとの密着性を向上させることができる。
【0009】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。
図2は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。
図3は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図4は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2パッド部を示す平面図である。
図5は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2パッド部を示す平面図である。
図6は、図3のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す要部拡大断面図である。
図8は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の粗化領域の一例を示す要部拡大断面図である。
図9は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2粗化領域の一例を示す要部拡大断面図である。
図10は、図3のX-X線に沿う断面図である。
図11は、図3のXI-XI線に沿う断面図である。
図12は、図3のXII-XII線に沿う断面図である。
図13は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す要部拡大斜視図である。
図14は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す要部拡大斜視図である。
図15は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例における加工を説明する図である。
図16は、本開示に係る半導体装置の粗化領域の他の例を示す要部拡大斜視図である。
図17は、本開示に係る半導体装置の粗化領域の他の例を示す要部拡大平面図である。
図18は、本開示に係る半導体装置の粗化領域の他の例を示す要部拡大平面図である。
図19は、図18のXIX-XIX線に沿う要部拡大断面図である。
図20は、図18のXX-XX線に沿う要部拡大断面図である。
図21は、本開示に係る半導体装置の粗化領域の他の例を示す要部拡大平面図である。
図22は、図21のXXII-XXII線に沿う要部拡大断面図である。
図23は、図21のXXIII-XXIII線に沿う要部拡大断面図である。
図24は、本開示に係る半導体装置の粗化領域の他の例を示す要部拡大平面図である。
図25は、図24のXXV-XXV線に沿う要部拡大断面図である。
図26は、図24のXXVI-XXVI線に沿う要部拡大断面図である。
図27は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2粗化領域の他の例を示す要部拡大断面図である。
図28は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す平面図である。
図29は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2変形例を示す平面図である。
図30は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第3変形例を示す平面図である。
図31は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第4変形例を示す平面図である。
図32は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。
図33は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図34は、図33のXXXIV-XXXIV線に沿う断面図である。
図35は、図33のXXXV-XXXV線に沿う断面図である。
図36は、図33のXXXVI-XXXVI線に沿う断面図である。
図37は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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