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公開番号2023070713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-22
出願番号2021182978
出願日2021-11-10
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20230515BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】演出により遊技興趣を向上させる遊技機を提供する。
【解決手段】キャラクタ移動演出の実行パターンは、判定の対象となった可変表示以後にキャラクタ移動演出の演出態様を継承する第1パターンと、判定の対象となった可変表示以後にキャラクタ移動演出の演出態様を継承しない第2パターンと、を含む。切替示唆演出が実行された後に、キャラクタ移動演出の演出パターンが継承なし時の演出パターンから継承あり時の演出パターンへと切り替えられる場合がある。演出実行例002AK113における切替示唆演出の実行に続いて、演出実行例002AK116は、切替示唆演出が実行される前とは異なるキャラクタCH11に切り替えて表示する演出パターンに対応して、キャラクタ移動演出が実行されている。
【選択図】図10-33
特許請求の範囲【請求項1】
可変表示を実行し、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
可変表示が実行されるよりも前に、該可変表示が前記有利状態に制御されるか否かを判定可能な判定手段と、
前記判定手段の判定にもとづいて、判定の対象となった可変表示よりも前に特定演出の実行を開始可能な特定演出実行手段と、を備え、
前記特定演出実行手段は、前記特定演出の実行パターンとして、前記判定の対象となった可変表示以後に演出態様を継承する複数の第1パターンと、前記判定の対象となった可変表示以後に演出態様を継承しない第2パターンと、を有し、
前記特定演出を視認不能にする特殊演出を実行可能な特殊演出実行手段、をさらに備え、
前記特定演出実行手段は、
前記第2パターンにて前記特定演出の実行を開始した後に前記特殊演出が実行されて視認不能となった場合に、前記特定演出を再開せずに終了可能であり、
前記第1パターンにて前記特定演出の実行を開始した後に前記特殊演出が実行されて視認不能となった場合に、演出態様が異なる前記第1パターンにて前記特定演出を再開可能である、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機等の遊技機として、先読み予告となるカウントダウン予告を実行可能であり、カウントダウン予告が最後まで実行される場合と、カウントダウン予告が途中で終了される場合とがある遊技機が提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-58940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術では、演出による興趣向上に改善の余地があった。
【0005】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、演出により遊技興趣を向上させる遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、
可変表示を実行し、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
可変表示が実行されるよりも前に、該可変表示が前記有利状態に制御されるか否かを判定可能な判定手段と、
前記判定手段の判定にもとづいて、判定の対象となった可変表示よりも前に特定演出の実行を開始可能な特定演出実行手段と、を備え、
前記特定演出実行手段は、前記特定演出の実行パターンとして、前記判定の対象となった可変表示以後に演出態様を継承する複数の第1パターンと、前記判定の対象となった可変表示以後に演出態様を継承しない第2パターンと、を有し、
前記特定演出を視認不能にする特殊演出を実行可能な特殊演出実行手段、をさらに備え、
前記特定演出実行手段は、
前記第2パターンにて前記特定演出の実行を開始した後に前記特殊演出が実行されて視認不能となった場合に、前記特定演出を再開せずに終了可能であり、
前記第1パターンにて前記特定演出の実行を開始した後に前記特殊演出が実行されて視認不能となった場合に、演出態様が異なる前記第1パターンにて前記特定演出を再開可能である、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、所定演出と特定演出を適切に実行して、遊技興趣を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ遊技機の正面図である。
各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技用乱数の一例を示す図である。
遊技制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技制御用のタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルの構成例を示す図である。
演出制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートなどである。
画面表示の構成例を示す図である。
始動口入賞時コマンドの構成例を示す図である。
変動パターンの構成例を示す図である。
変動パターン決定テーブルの構成例を示す図である。
演出画像表示例を示す図である。
演出画像表示例を示す図である。
演出画像表示例を示す図である。
演出画像表示例を示す図である。
演出画像表示例を示す図である。
演出画像表示例を示す図である。
先読み演出設定処理の一例を示すフローチャートである。
先読み演出設定処理に関する記憶データの使用例を示す図である。
キャラクタ移動演出決定処理の一例を示すフローチャートである。
キャラクタ移動演出決定処理に関する記憶データの使用例を示す図である。
演出パターンの構成例を示す図である。
演出パターンの構成例を示す図である。
演出パターンの構成例を示す図である。
演出パターンの構成例を示す図である。
演出パターンの決定例を示す図である。
演出パターンの決定例などを示す図である。
タイマ演出決定処理の一例を示すフローチャートである。
タイマ演出決定処理に関するデータの使用例を示す図である。
タイマ演出決定処理に関するデータの使用例を示す図である。
キャラクタ移動演出実行中処理の一例を示すフローチャートである。
キャラクタ移動演出実行中処理に関する記憶データの使用例を示す図である。
タイマ演出実行中処理の一例を示すフローチャートである。
演出図柄変動開始処理の一例を示すフローチャートである。
アクティブ表示変化演出に関する決定例を示す図である。
リーチ後演出に関する決定例を示す図である。
演出制御パターンの構成例を示す図である。
演出図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
キャラクタ表示率の設定例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
アクティブ表示変化演出の実行制御例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出図柄を透過させる演出の実行制御例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
演出実行例を示す図である。
タイマ待機演出やタイマ演出の実行制御例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成および制御について説明する。
【0009】
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
【0010】
遊技盤2の所定位置には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bと、が設けられている。図1に示す例では、遊技領域の右側方に設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、それぞれ、複数種類の特別識別情報としての特別図柄の可変表示を行うことができる。特別図柄は、「特図」ともいう。特別図柄の可変表示は、「特図ゲーム」ともいう。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、いずれも7セグメントのLEDなどを用いて構成される。特別図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」を示す記号、その他、任意の点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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