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公開番号2023070479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-19
出願番号2021182684
出願日2021-11-09
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 23/50 20230101AFI20230512BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 撮像装置を大型化することなく、前窓への結露の発生を抑制でき、かつ不要光の映り込みを抑えることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像センサと前記撮像センサを冷却する冷却部と開口を有し、前記撮像センサと前記冷却手段を収容する収容部と、前記開口を覆うように配置される窓部材と、前記窓部材に接触し、前記窓部材を加熱する加熱部を有するフレキシブルプリント基板と、反射光が前記撮像センサへ入ることを抑制する遮光部と、を備え、前記フレキシブルプリント基板と前記遮光部が一体に形成されたことを特徴とする撮像装置。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
撮像センサと
前記撮像センサを冷却する冷却部と
開口を有し、前記撮像センサと前記冷却手段を収容する収容部と、
前記開口を覆うように配置される窓部材と、
前記窓部材に接触し、前記窓部材を加熱する加熱部を有するフレキシブルプリント基板と、
反射光が前記撮像センサへ入ることを抑制する遮光部と、を備え、
前記フレキシブルプリント基板と前記遮光部が一体に形成されたことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記冷却部はペルチェ素子であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記遮光部は前記フレキシブルプリント基板の少なくとも一部を黒色にすることで形成されることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記フレキシブルプリント基板を前記収容部に固定する固定部と、を備え、
前記固定部の少なくとも一部は、黒色であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像センサに対する前記固定部側から見て、
前記固定部の黒色部分と、前記遮光部の黒色部分の少なくとも一部が重なるように配置されることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記フレキシブルプリント基板を前記収容部に固定する固定部と、を備え、
前記固定部は、第一の厚みである第一部分と、前記第一部分より薄い第二の厚みである第二部分を有し、前記フレキシブルプリント基板は、前記第二部分に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像センサの中心を基準として、前記第一部分が前記第二部分より外側に配置されることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第一部分が前記窓部材と接触し、前記第二部分が前記フレキシブルプリント基板と接触することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記固定部の前記第二部分は、前記加熱部側に突出する少なくとも1つの突出部を有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記突出部は、前記フレキシブルプリント基板の発熱体パターン以外の部分と接触する
ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は撮像装置の小型化に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な撮像装置のセンサは温度上昇に伴って暗電流が発生し、ノイズが増加することが知られている。暗電流に起因するノイズは、特に夜間の監視目的や暗所における撮影において、撮影画像の品質を低下させる。こうした撮影画像の品質低下を防ぐために、ペルチェ素子などの冷却手段を用いて撮像センサを冷却して撮影を行う撮像装置がある(特許文献1)。
【0003】
一方で、撮像センサを冷却すると、撮像センサの前側部分に配置された前窓の温度が低下するため、前窓の撮像センサ側および被写体側に結露が発生することが知られている。前窓に結露が発生すると撮影画像の品質を損なうことがある。そこで、例えば特許文献1では、撮像センサを密閉空間に収めることで、密閉空間内への水分の侵入を防ぎ、前窓の撮像センサ側における結露を防ぐ技術が開示されている。また、特許文献1では、前窓を二重窓構造にすることで、断熱性能を高め、前窓の被写体側の温度が低下することを抑制し、被写体側の結露も抑制する技術も開示されている。
【0004】
また、撮像装置の内部には、不要な入射光や反射光を除去してフレアやゴースト等の発生を抑制し、撮像画像の品質を向上させる目的で、撮像センサ近傍に遮光板が配置されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-274288
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、前窓が少なくとも2枚必要となる。よって、撮像装置が大型化することが考えられる。また、前窓近傍に上述した遮光板を追加する場合、さらにスペースが必要となり、さらなる撮像装置の大型化を招くことが考えられる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、撮像装置を大型化することなく、前窓への結露の発生を抑制でき、かつ不要光の映り込みを抑えることが可能な撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の撮像装置は、撮像センサと前記撮像センサを冷却する冷却部と開口を有し、前記撮像センサと前記冷却手段を収容する収容部と、前記開口を覆うように配置される窓部材と、前記窓部材に接触し、前記窓部材を加熱する加熱部を有するフレキシブルプリント基板と、反射光が前記撮像センサへ入ることを抑制する遮光部と、を備え、前記フレキシブルプリント基板と前記遮光部が一体に形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮像装置を大型化することなく、前窓への結露の発生を抑制でき、かつ不要光の映り込みを抑えることが可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態における撮像装置の外観図
撮像装置の分解図
ペルチェユニットの外観斜視図
ペルチェユニットの上面図
ペルチェユニットの断面図
ペルチェユニットの分解図
ペルチェユニットにおける押さえ部品の外観図
ペルチェユニットにおける押さえ部品の外観図
ペルチェユニットにおけるヒーターFPCの外観図
ペルチェユニットの前窓付近の断面拡大図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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