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公開番号2023070478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-19
出願番号2021182683
出願日2021-11-09
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20230512BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 効率よく前窓を加熱し、前窓への結露を抑制可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像センサと、前記撮像センサを冷却する冷却部と、開口を有し、前記撮像センサと前記冷却手段を収容する収容部と、前記開口を覆うように配置される窓部材と、前記窓部材に接触し、前記窓部材を加熱する加熱部と、前記加熱部を前記収容部に固定する固定部と、を備え、前記固定部は、第一の厚みである第一部分と、前記第一部分より薄い第二の厚みである第二部分を有し、前記加熱部は、前記第二部分に配置されることを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
撮像センサと、
前記撮像センサを冷却する冷却部と、
開口を有し、前記撮像センサと前記冷却手段を収容する収容部と、
前記開口を覆うように配置される窓部材と、
前記窓部材に接触し、前記窓部材を加熱する加熱部と、
前記加熱部を前記収容部に固定する固定部と、を備え、
前記固定部は、第一の厚みである第一部分と、前記第一部分より薄い第二の厚みである第二部分を有し、前記加熱部は、前記第二部分に配置されることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記冷却部はペルチェ素子であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記加熱部はフレキシブルプリント基板であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像センサの中心を基準として、前記第一部分が前記第二部分より外側に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第一部分が前記窓部材と接触し、前記第二部分が前記加熱部と接触することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記固定部の前記第二部分は、前記加熱部側に突出する少なくとも1つの突出部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記加熱部はフレキシブルプリント基板であり、
前記突出部は、前記フレキシブルプリント基板の発熱体パターン以外の部分と接触することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記加熱部が断熱性の粘着部材によって前記固定部に固定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記加熱部が熱伝導性の粘着部材によって前記窓部材に固定されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記収容部が収容される筐体を有し、前記筐体には交換レンズが取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は撮像装置の加熱構成に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な撮像装置の撮像センサは温度上昇に伴って暗電流が発生し、ノイズが増加することが知られている。暗電流に起因するノイズは、特に夜間の監視目的や暗所における撮影において、撮影画像の品質を低下させる。こうした撮影画像の品質低下を防ぐために、ペルチェ素子などの冷却手段を用いて撮像センサを冷却して撮影を行う撮像装置がある(特許文献1)。
【0003】
一方で、撮像センサを冷却すると、撮像センサの前側部分に配置された前窓の温度が低下するため、前窓に結露が発生することが知られている。前窓に結露が発生すると撮影画像の品質を損なうことがある。そこで、カメラ本体やペルチェ素子から生じた熱を利用して、前窓にファンで暖かい風を送ることで、前窓の温度が低下して結露が発生することを抑制する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-274288
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術のように、ファンで前窓を温める場合、前窓以外の部品も温めてしまう場合があり、加熱効率がよくないという課題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、効率よく前窓を加熱し、前窓への結露を抑制可能な撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像センサと、前記撮像センサを冷却する冷却部と、開口を有し、前記撮像センサと前記冷却手段を収容する収容部と、前記開口を覆うように配置される窓部材と、前記窓部材に接触し、前記窓部材を加熱する加熱部と、
前記加熱部を前記収容部に固定する固定部と、を備え、前記固定部は、第一の厚みである第一部分と、前記第一部分より薄い第二の厚みである第二部分を有し、前記加熱部は、前記第二部分に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、効率よく前窓を加熱し、前窓ガラスへの結露を抑制可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における撮像装置の外観図
撮像装置の分解図
ペルチェユニットの外観斜視図
ペルチェユニットの上面図
ペルチェユニットの断面図
ペルチェユニットの分解図
ペルチェユニットにおける押さえ部品の外観図
ペルチェユニットにおける押さえ部品の外観図
ペルチェユニットにおけるヒーターFPCの外観図
ペルチェユニットの部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第一の実施形態]
以下、図1~10を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1~2を参照して、撮像装置本体の概略構成を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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