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公開番号2023070449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-19
出願番号2021182638
出願日2021-11-09
発明の名称歩行型作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01B 33/16 20060101AFI20230512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】小型で構造簡単な部材の付加により、車輪に付着する泥土が大量に持ち上げられて機体前方へ送り込まれることを回避し得るようにしたものである。
【解決手段】走行駆動用のタイヤ車輪21と、タイヤ車輪21の後方に位置する対地作業用の作業装置23と、歩行操縦用の操縦ハンドル16と、が備えられ、タイヤ車輪21の外周まわりに、タイヤ車輪21に付着した泥土を掻き落とすためのスクレーパー4が備えられた歩行型作業機。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行駆動用のタイヤ車輪と、
前記タイヤ車輪の後方に位置する対地作業用の作業装置と、
歩行操縦用の操縦ハンドルと、が備えられ、
前記タイヤ車輪の外周まわりに、前記タイヤ車輪に付着した泥土を掻き落とすためのスクレーパーが備えられた歩行型作業機。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪の回転中心よりも機体進行方向での後側に設けられている請求項1記載の歩行型作業機。
【請求項3】
前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪の回転中心よりも上側に設けられている請求項1又は2記載の歩行型作業機。
【請求項4】
前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪の径方向で前記タイヤ車輪の外周縁近くに位置する掻き取り作用開始部分を備え、
前記スクレーパーにおいて、前記掻き取り作用開始部分よりも前記タイヤ車輪の回転方向での下手側に位置する部分が、前記掻き取り作用開始部分よりも前記径方向の外方へ離れて位置するように設けられている請求項1~3のいずれか一項記載の歩行型作業機。
【請求項5】
前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪のトレッド部と、前記タイヤ車輪の機体内側のサイドウォール部と、にわたる範囲に対向する位置に設けられている請求項1~4のいずれか一項記載の歩行型作業機。
【請求項6】
前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪のトレッド部の幅方向における中心位置よりも機体中央側で、前記トレッド部に対向する位置に設けられている請求項1~5のいずれか一項記載の歩行型作業機。
【請求項7】
前記スクレーパーには、前記タイヤ車輪のトレッド部の幅方向に沿う補強用のリブが設けられている請求項1~6のいずれか一項記載の歩行型作業機。
【請求項8】
前記リブは、前記スクレーパーの機体後方側の面で、後方向きに起立している請求項7記載の歩行型作業機。
【請求項9】
前記スクレーパーは、前記作業装置から機体前方への泥土の飛散を防止するための飛散防止板と一体に設けられている請求項1~8のいずれか一項記載の歩行型作業機。
【請求項10】
前記スクレーパーよりも機体前方側における機体上で前記タイヤ車輪の外周近くに、人為操作によって制御される機器が設けられ、
前記スクレーパーは、機体前進方向での前記タイヤ車輪の回転に伴って前記機器の存在箇所へ向けて移行する泥土を掻き落とすように、前記機器の存在箇所よりも前記タイヤ車輪の回転方向での上手側箇所に設けられている請求項1~9のいずれか一項記載の歩行型作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行駆動用のタイヤ車輪と、対地作業用の作業装置と、歩行操縦用の操縦ハンドルと、が備えられた歩行型作業機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種の歩行型作業機としては、例えば、エンジンベッドの上面側にエンジンを搭載し、そのエンジンを含む関連機器をエンジンフードで覆うようにして、エンジンを雨水や車輪の泥はねから保護するようした構造のものが存在する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-295849号公報(段落「0015」、「図1」、「図2」参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、エンジンがエンジンベッドの上面側に搭載されていて、そのエンジンを含む関連機器をエンジンフードで覆うようにした構造のものでは、雨水や車輪の泥はねからエンジン及び周辺機器を保護する上では有用である。しかしながら、湿地走行を行って車輪に付着した大量の泥土が持ち上げられた場合に、その泥土がエンジンの存在箇所に到達することは、エンジンベッドやエンジンフードで避けられるが、エンジンフードで覆われていない箇所に各種操作具等が設けられていると、その操作具等に泥土が付着して、予期しない方向に動かされたり、逆に動き難くなったりする虞があって、この点で改善の余地がある。また、エンジンフードを極端に大きくしてあらゆる操作具等を覆うようにすることも考えられなくはないが、そうすると機体全体の小型化が妨げられる点で不都合が生じる。
【0005】
本発明は、小型で構造簡単な部材の付加により、車輪に付着する泥土が大量に持ち上げられて機体前方へ送り込まれることを回避し得るようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による歩行型作業機は、
走行駆動用のタイヤ車輪と、
走行駆動用のタイヤ車輪と、
前記タイヤ車輪の後方に位置する対地作業用の作業装置と、
歩行操縦用の操縦ハンドルと、が備えられ、
前記タイヤ車輪の外周まわりに、前記タイヤ車輪に付着した泥土を掻き落とすためのスクレーパーが備えられたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、タイヤ車輪の外周まわりに、タイヤ車輪に付着した泥土を掻き落とすためのスクレーパーが備えられているので、タイヤ車輪に大量の泥土が付着した場合に、その付着泥土をタイヤ車輪の回転途中で掻き落とすことができる。したがって、機体上に無用な泥土の堆積が生じることを避け易い。
【0008】
本発明において前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪の回転中心よりも機体進行方向での後側に設けられていると好適である。
【0009】
本発明によれば、スクレーパーで掻き落とされた泥土はタイヤ車輪の進行方向後側に落下するので、落下した泥土をタイヤ車輪が踏むことを避け易い。これにより、タイヤ車輪が泥土に乗り上げて走行抵抗を増したり、機体が揺れ動いたりする可能性を低減できる。
【0010】
本発明において前記スクレーパーは、前記タイヤ車輪の回転中心よりも上側に設けられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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