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公開番号
2023070448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-19
出願番号
2021182637
出願日
2021-11-09
発明の名称
歩行型作業機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01B
33/08 20060101AFI20230512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】歩行型作業機に備えた門形形状のクラッチレバーに、軟質樹脂製の筒状グリップを装着しようとするものである。
【解決手段】駆動輪体を備えた機体主部と、機体主部から後方に延出された操縦ハンドルと、操縦ハンドルに支持されたクラッチレバー3と、が備えられ、クラッチレバー3に、機体前後方向に沿う左右の縦杆部30と、左右の縦杆部30の後端部に連なる機体横向きの横杆部31と、が備えられ、クラッチレバー3は、横杆部31が左右に分割可能に構成され、左右の縦杆部30と、横杆部31と、が軟質樹脂製の筒状グリップ33で覆われている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動輪体を備えた機体主部と、
前記機体主部から後方に延出された操縦ハンドルと、
前記操縦ハンドルに支持されたクラッチレバーと、が備えられ、
前記クラッチレバーに、機体前後方向に沿う左右の縦杆部と、左右の前記縦杆部の後端部に連なる機体横向きの横杆部と、が備えられ、
前記クラッチレバーは、前記横杆部が左右に分割可能に構成され、
左右の前記縦杆部と、前記横杆部と、が軟質樹脂製の筒状グリップで覆われている歩行型作業機。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記筒状グリップは、前記横杆部を覆う箇所で左右に分割されている請求項1記載の歩行型作業機。
【請求項3】
左右に分割された前記横杆部のうち、左右の前記縦杆部に連なる位置とは反対側の端部が、前記筒状グリップの同方向端部から露出し、前記横杆部の端部同士が、連結部材で連結されている請求項2記載の歩行型作業機。
【請求項4】
前記連結部材は、左右の前記横杆部に外嵌する筒状に形成され、かつ、前記横杆部に外嵌された前記筒状グリップの外周面とほぼ面一に連なる外周面を有するように、前記筒状グリップと同様な断面形状に形成されている請求項3記載の歩行型作業機。
【請求項5】
前記横杆部と前記筒状グリップとの間に、前記横杆部と前記筒状グリップとの径方向での隙間に充填されるスペーサが設けられている請求項1~4のいずれか一項記載の歩行型作業機。
【請求項6】
前記クラッチレバーが、左の前記縦杆部と、右の前記縦杆部と、左右の前記縦杆部に連なる前記横杆部と、に三分割され、
前記筒状グリップが、左右の前記縦杆部の夫々を覆う縦杆カバー部と、前記横杆部を覆う横杆カバー部と、に三分割されている請求項1記載の歩行型作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機体主部から後方に延出された操縦ハンドルと、操縦ハンドルに支持されたクラッチレバーと、が備えられた歩行型作業機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の歩行型作業機では、平面視もしくは前後方向視でほぼ門形に形成されたクラッチレバーを、パイプ材を扁平状に圧潰した潰しパイプを用いて作製したものがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-126305号公報(段落「0032」、「図2」、「図6」参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、潰しパイプを用いて構成した門形のクラッチレバーは、操縦ハンドルの後端部に備える横向きハンドル杆と一緒に握ってクラッチ入り状態とし、各種作業を行えるようにしている。このように丸パイプではなく、潰しパイプを用いると、横向きハンドル杆と一緒に握り易くなる。したがって、クラッチレバーから手を離すとクラッチ切り状態となるデッドマン仕様のように、長時間にわたって握り続ける際に有利である。
しかし、この構造のものでは塗装された金属面を直接に把持するため、あまり握り心地の良いものではない。そこで、樹脂製のグリップ等で被覆することが考えられるが、屈折箇所が複数箇所にあるため、軟質樹脂製の筒状グリップにクラッチレバーを挿入しようとしても、その挿入作業がかなり困難で生産性の低下を免れない。筒状グリップを半割状にして挿入し易くすると、クラッチレバーに接着することが必須となり、日照や雨水に晒される条件下では、長期の使用のうちに剥がれやすくなる傾向がある。
このため従来では、前述したようにクラッチレバーの金属面に塗装を施したものが用いられていた。
【0005】
本発明は、歩行型作業機に備えた門形形状のクラッチレバーに、軟質樹脂製の筒状グリップを装着しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による歩行型作業機は、
駆動輪体を備えた機体主部と、
前記機体主部から後方に延出された操縦ハンドルと、
前記操縦ハンドルに支持されたクラッチレバーと、が備えられ、
前記クラッチレバーに、機体前後方向に沿う左右の縦杆部と、左右の前記縦杆部の後端部に連なる機体横向きの横杆部と、が備えられ、
前記クラッチレバーは、前記横杆部が左右に分割可能に構成され、
左右の前記縦杆部と、前記横杆部と、が軟質樹脂製の筒状グリップで覆われていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、クラッチレバーにおける縦杆部の後端部に連なる機体横向きの横杆部が、左右に分割可能に構成されている。したがって、横杆部を左右に分割し、軟質樹脂製の筒状グリップの一端側を左側の横杆部に挿入し、軟質樹脂製の筒状グリップの他端側を右側の横杆部に挿入することができる。
このように、軟質樹脂製の筒状グリップの一端を、左側の横杆部と左側の縦杆部との交点となる一箇所の屈曲点を越えるように挿入し、軟質樹脂製の筒状グリップの他端を、右側の横杆部と右側の縦杆部との交点となる一箇所の屈曲点を越えるように挿入することで、結局、筒状グリップが乗り越えるべき屈曲点は、右及び左の一箇所ずつであって、一つの筒状グリップが右及び左の二箇所の屈曲点を乗り越えるように挿入させる必要はない。
したがって、クラッチレバーに対する軟質樹脂製の筒状グリップの装着を比較的簡単に行うことができ、歩行型作業機における軟質樹脂製の筒状グリップが装着されたクラッチレバーの組み立てを比較的容易に行い易いという利点がある。
【0008】
本発明において前記筒状グリップは、前記横杆部を覆う箇所で左右に分割されていると好適である。
【0009】
本発明によれば、筒状グリップ自体も左右に分割されているので、挿入長さも短くなり、扱い易くなって、より一層、クラッチレバーの組み立てを容易に行い易くなる。
【0010】
本発明において、左右に分割された前記横杆部のうち、左右の前記縦杆部に連なる位置とは反対側の端部が、前記筒状グリップの同方向端部から露出し、前記横杆部の端部同士が、連結部材で連結されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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