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公開番号
2023070224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-19
出願番号
2021182257
出願日
2021-11-09
発明の名称
捕虫器
出願人
個人
代理人
弁理士法人みのり特許事務所
主分類
A01M
1/10 20060101AFI20230512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】蚊の産卵を防止することができ、かつ製造コストが低い捕虫器を提供する。
【解決手段】捕虫器1は、筒状に構成された側壁10と、上下に延びる1つまたは複数の侵入孔12を有する天板11と、天板11の下方において水平方向に拡がるとともに側壁10内面に固定され、容器3内への蚊Mの侵入を阻止する仕切り部13と、を備えている。捕虫器1は、下面が開放されており、容器3に設置され、容器3の開放面を覆う。仕切り部13は、仕切り部13の上面に到着した蚊Mが産卵しないように、捕虫器1が容器3に設置されているときの仕切り部13の上面と容器3の上面との距離L4が所定距離以上離れる位置において、側壁10に固定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
貯留可能かつ上面開放の容器に設置され、前記容器の開放面を覆う捕虫器であって、
筒状に構成された側壁と、
上下に延びる1つまたは複数の侵入孔を有する天板と、
前記天板の下方において水平方向に拡がるとともに前記側壁内面に固定され、前記容器内への蚊の侵入を阻止する仕切り部と、を備え、
下面が開放されており、
前記仕切り部は、前記仕切り部の上面に到着した蚊が産卵しないように、前記捕虫器が前記容器に設置されているときの前記仕切り部の上面と前記容器の上面との距離が所定距離以上離れる位置において、前記側壁に固定されている
ことを特徴とする捕虫器。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記捕虫器が前記容器に設置されたときの前記仕切り部の上面と前記容器の上面との距離は、5mm~100mmである
ことを特徴とする請求項1に記載の捕虫器。
【請求項3】
前記仕切り部は、前記仕切り部上方の空間と前記容器内の空間とを連通させる通気孔を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の捕虫器。
【請求項4】
前記仕切り部は、多孔質材またはメッシュ材で構成されている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項5】
前記侵入孔の下端と前記仕切り部の上面との距離は、2mm~4mmであり、
前記侵入孔の出口の内径は、2mm~5mmである
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項6】
前記容器は、バケツであって、
前記仕切り部は、雨水を前記バケツ内へと通過させ、かつ、蚊が産卵可能な量の水を貯留することがないよう構成されている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項7】
前記仕切り部の下方かつ前記側壁の内面に固定され、水平方向に突出する凸状または水平方向に延びるプレート状に構成された支持部をさらに備え、
前記容器に被せられるとき、前記支持部の下面を前記容器の上面に配置される
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の捕虫器。
【請求項8】
前記支持部の下面は、凸部または凹部を有し、
当該凸部また当該凹部によって、前記捕虫器が前記容器の上面に配置されたとき、前記支持部の下面と前記容器の上面との間において、蚊を侵入させずかつ前記容器から溢れた水を排出する間隙を構成する
ことを特徴とする請求項7に記載の捕虫器。
【請求項9】
前記側壁の下端は、前記支持部よりも下方に配置されている
ことを特徴とする請求項7または8に記載の捕虫器。
【請求項10】
前記侵入孔は、下方に向かって小さく形成されたテーパ状の孔である
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の捕虫器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、捕虫器に関し、特に産卵期の蚊を捕らえる捕虫器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、蚊やハエといった害虫を捕らえる捕虫器が知られている。例えば、特許文献1に記載の捕虫器は、上ケースと、下ケースと、炭酸ガス発生源と、ガス供給手段と、を備えている。上ケースは、上部にテーパ状の貫通孔を複数有するとともに下部が開放されており、下ケースに係合させられる。下ケースは、上部が開放されており、炭酸ガス発生源およびガス供給手段が収納される収納空間と、収納空間とその上方とを仕切る支持部材と、を有する。炭酸ガス発生源およびガス供給手段は、収納空間内に配置される。支持部材は、炭酸ガスを通過可能に構成されており、炭酸ガス発生手段によってよって発生させられた炭酸ガスは、支持部材と上ケースの貫通孔とを通って捕虫器の外部に拡散される。害虫は、炭酸ガスにおびき寄せられて貫通孔を通って捕虫器の内部に侵入する。害虫は、貫通孔がテーパ状に構成されているので、捕虫器への侵入は容易だが捕虫器からの脱出が困難である。これにより、この捕虫器は、害虫を捕虫器内部に捕らえることができる。
【0003】
しかしながら、このような捕虫器は、炭酸ガス発生源や炭酸ガス供給手段など構成要素が多く、製造コストを増大させる。また、このような捕虫器は、害虫をおびき寄せるための媒体のコストも多く要する。
【0004】
ところで、上記害虫のうち蚊については、感染症の媒介となるので特に有害である。そこで、蚊を捕らえるとともに蚊の発生を防止する必要がある。産卵期の蚊は、触覚で水を探し水に産卵するので、蚊の発生を防止するためには、蚊が産卵するための水のたまり場をつくらないことが有効である。ところが、防火用バケツや排水マスなど生活に必要な水場がある。そこで、特許文献2に開示のように、蚊に卵の産卵場所を積極的に提供しその産卵場所で産卵させるとともに孵化した蚊を捕らえる捕虫器が知られている。
【0005】
しかしながら、この捕虫器においてもやはり構成要素が多く、製造コストを増大させる。また、この捕虫器では、捕虫器内で卵を孵化させるので、ユーザは、蚊の死骸を廃棄するたびに大量の蚊の死骸を見ることになり不快であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開昭60-44577号公報
特開2006-223276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、蚊の産卵を防止することができ、かつ製造コストが低い捕虫器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る捕虫器は、
貯留可能かつ上面開放の容器に設置され、容器の開放面を覆う捕虫器であって、
筒状に構成された側壁と、
上下に延びる1つまたは複数の侵入孔を有する天板と、
天板の下方において水平方向に拡がるとともに側壁内面に固定され、容器内への蚊の侵入を阻止する仕切り部と、を備え、
下面が開放されており、
仕切り部は、仕切り部の上面に到着した蚊が産卵しないように、捕虫器が容器に設置されているときの仕切り部の上面と容器の上面との距離が所定距離以上離れる位置において、側壁に固定されている、ことを特徴とする。
【0009】
上記捕虫器は、好ましくは、
捕虫器が容器に設置されたときの仕切り部の上面と容器の上面との距離が、5mm~100mmである。
【0010】
上記捕虫器は、好ましくは、
仕切り部が、仕切り部上方の空間と容器内の空間とを連通させる通気孔を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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