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公開番号2023069730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021181819
出願日2021-11-08
発明の名称支持装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04N 5/64 20060101AFI20230511BHJP(電気通信技術)
要約【課題】支持対象物を床面等に支持した状態及び支持していない状態のいずれにおいてもコンパクト化された支持装置を提供する。
【解決手段】支持装置1は、一対のスライド部材11、脚部12、スライド機構及び回動機構を備える。スライド部材11は支持対象物3の背面に互いに離間して配置される。脚部12は第1脚部及び第2脚部を含む。スライド機構は、各スライド部材11に対して設けられ、スライド部材11の延伸方向に沿って第1スライド位置と第2スライド位置との間で脚部12をスライドさせる。回動機構はスライド部材11に対して第2脚部を回動させる。第1スライド位置は脚部12の全体が支持対象物3の背面に重なる位置である。第2スライド位置は脚部12の一部が支持対象物3の下端から突出する位置である。脚部12は、第1状態と第2状態との間で変化し、第1状態は脚部12が第1スライド位置に配置され、第2状態は脚部22が第2スライド位置であり第1脚部及び第2脚部が一定の角度を成す。
【選択図】図10B
特許請求の範囲【請求項1】
支持対象物の背面における第1方向に互いに離間して配置された一対のスライド部材であって、前記第1方向と交差する第2方向に延伸する前記一対のスライド部材と、
前記一対のスライド部材の一のスライド部材に対して連結された、第1脚部及び第2脚部を含む脚部と、
前記一のスライド部材に対して設けられたスライド機構であって、前記第1脚部及び前記第2脚部を、前記第2方向に沿って、第1スライド位置と第2スライド位置との間でスライドさせる前記スライド機構と、
前記一のスライド部材に対して前記第2脚部を回動させる回動機構と
を備え、
前記第1スライド位置は、前記第1脚部及び前記第2脚部の全体が前記支持対象物の背面と重なって配置される位置であり、
前記第2スライド位置は、前記第1脚部及び前記第2脚部の一部が前記支持対象物の背面から前記第2方向に突出して配置される位置であり、
前記脚部は、第1状態と第2状態との間で変化し、前記第1状態は、前記第1脚部及び前記第2脚部が前記第1スライド位置に配置された状態であり、前記第2状態は、前記第1脚部及び前記第2脚部が前記第2スライド位置であって、前記第2脚部の回動によって前記第1脚部及び前記第2脚部が一定の角度を成して配置された状態である、支持装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記脚部は、前記一対のスライド部材の各スライド部材に対して1組の前記第1脚部及び前記第2脚部を有する、請求項1に記載の支持装置。
【請求項3】
前記第2状態において、前記第1脚部に対する前記第2脚部の角度を固定するロック機構をさらに備える、請求項1又は2に記載の支持装置。
【請求項4】
前記一対のスライド部材に設けられ、外部の支持部材に引っ掛けられるフックを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の支持装置。
【請求項5】
前記支持対象物は、ディスプレイである、請求項1から4のいずれか一項に記載の支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支持装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ディスプレイや看板等を壁やスタンドに取り付けるための様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、薄型テレビジョン受像機を支持するスタンド装置が開示されている。スタンド装置は、薄型テレビジョン受像機の底面に、3本以上の棒状部材からなる脚を備える。各棒状部材は、薄型テレビジョン受像機の底面に回動可能に設けられている。
【0003】
薄型テレビジョン受像機を床面に固定(支持)する場合、各棒状部材を回動させることで、薄型テレビジョン受像機の底面における支点を中心に各棒状部材が放射状に開脚する。床面に薄型テレビジョン受像機を固定しない場合は、各棒状部材を床面に垂直となるように回動させることで、各棒状部材が閉脚する。
【0004】
また、薄型テレビジョン受像機の背面には、各棒状部材を収納する収納部が設けられている。薄型テレビジョン受像機を床面に固定しない場合、閉脚された各棒状部材を薄型テレビジョン受像機の裏面側に回動させることで、各棒状部材が収納部に収納される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-10989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のスタンド装置において、薄型テレビジョン受像機等の支持対象物を床面に固定する場合、放射状に開脚された各棒状部材を配置するスペースが必要となる。また、特許文献1では、各棒状部材を収納するためのスペースを支持対象物側に設けており、スタンド装置が支持する支持対象物が制限される。
【0007】
本発明は、支持対象物を床面等に支持した状態及び支持していない状態のいずれにおいてもコンパクト化された支持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る支持装置は、一対のスライド部材、脚部、スライド機構、及び回動機構を備える。一対のスライド部材は、支持対象物の背面における第1方向に互いに離間して配置された一対のスライド部材であって、第1方向と交差する第2方向に延伸する。脚部は、一対のスライド部材の一のスライド部材に対して連結された、第1脚部及び第2脚部を含む。スライド機構は、一のスライド部材に対して設けられたスライド機構であって、第1脚部及び第2脚部を、第2方向に沿って、第1スライド位置と第2スライド位置との間でスライドさせる。回動機構は、一のスライド部材に対して第2脚部を回動させる。第1スライド位置は、第1脚部及び第2脚部の全体が支持対象物の背面と重なって配置される位置である。第2スライド位置は、第1脚部及び第2脚部の一部が支持対象物の背面から第2方向に突出して配置される位置である。脚部は、第1状態と第2状態との間で変化する。第1状態は、第1脚部及び第2脚部が第1スライド位置に配置された状態である。第2状態は、第1脚部及び第2脚部が第2スライド位置であって、第2脚部の回動によって第1脚部及び第2脚部が一定の角度を成して配置された状態である。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る支持装置によれば、支持対象物を床面等に支持した状態及び支持していない状態のいずれにおいてもコンパクト化された支持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る支持装置をスタンド装置に取り付けた状態を示す図である。
図2は、ディスプレイの背面に取り付けられた支持装置をディスプレイの背面側から見た図である。
図3は、図2に示すディスプレイ及び支持装置を側方から見た図である。
図4は、図3に示すディスプレイの図示を省略した支持装置を示す図である。
図5Aは、支持部材におけるスライド部材を斜め後方から見た図である。
図5Bは、支持部材におけるスライド部材を背面から見た図である。
図6は、支持部材を上方から見た図である。
図7Aは、図6に示す支持部材においてスライド部材の図示を省略して斜め後方から見た図である。
図7Bは、支持部材における軸部材が第1スライド位置に配置された状態を示す図である。
図8Aは、支持部材における軸部材が第2スライド位置に配置された状態を示す図である。
図8Bは、図8Aに示す支持部材を後方から見た図である。
図9Aは、脚部を第2スライド位置に配置して、第2脚部を回動させた状態を示す図である。
図9Bは、図9Aに示す第2脚部の位置をロック部材で固定した状態を示す図である。
図10Aは、スライド部材にディスプレイが取り付けられ、脚部が第2状態である状態を示す図である。
図10Bは、スライド部材にディスプレイが取り付けられ、脚部が第2状態である状態を示す図である。
図11Aは、変形例(1)に係る支持装置を示す図である。
図11Bは、図11Aと異なるスライド部材を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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