特許ウォッチ

公開番号2023069524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021181431
出願日2021-11-05
発明の名称ノートパソコンスタンド
出願人株式会社一煉
代理人個人,個人
主分類G06F 1/16 20060101AFI20230511BHJP(計算;計数)
要約【課題】
ディスプレイに一体の一体式キーボードを使用してパソコン作業を行う際にも、使用者の手と干渉せず、パソコン作業の障害とならない構成を備え、取扱いの容易なノートパソコンスタンドを提供する。
【解決手段】
台座11と、ノートパソコンPの一体式キーボードK1を上載可能で、一体式キーボードK1の左右方向の幅とほぼ同じ左右方向の幅を有する受ける受け板12と、受け板12を台座11に相対変位可能に連結する連結機構13とを備えるノートパソコンスタンド10において、受け板12の上面(前面)下端部の左右中心部に、一体式キーボードKIの左右中心部の下端を支持可能な中央ストッパー14を設ける。また、中央ストッパー14の幅を前記受け板12の幅の略1/3とする。さらに、中央ストッパー14を折り畳み自在とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
台座と、
ノートパソコンの一体式キーボードを上載可能で、前記一体式キーボードの左右方向の幅と略等しい左右方向の幅を有する受け板と、
前記受け板を前記台座に相対変位可能に連結する連結機構と、を備えるノートパソコンスタンドにおいて、
前記受け板の上面下端部の左右中心部に、前記一体式キーボードの左右中心部の下端を支持可能な中央ストッパーを設けたことを特徴とするノートパソコンスタンド。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記中央ストッパーの左右方向の幅を、前記受け板の左右方向の幅の略１／３としたことを特徴とする請求項１又は２に記載のノートパソコンスタンド。
【請求項３】
前記中央ストッパーを折り畳み自在としたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一つに記載のノートパソコンスタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ノートパソコンを所望の高さや角度で使用できるように構成したノートパソコンスタンドに関するものである。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、いわゆるノートパソコンが広く使用されている。このノートパソコンは持ち運びに便利ではあるものの、ディスプレイとそれと一体になった一体式キーボードとで構成されるため、ノートパソコンをそのまま使用すると視線が低くなってしまうという問題があった。
【０００３】
そこで、図５に示すようなノートパソコンスタンド２０が開示されている（例えば、非特許文献１参照）。
このノートパソコンスタンドは、机の上などの支持面に載置する平板状の台座１１と、ノートパソコンＰの一体式キーボートＫ１を載せる平板状の受け板１２と、台座１１と受け板１２との間の左右側に設けられた一対の連結機構１３とで構成される。
各連結機構１３は、その一端部が台座１１に回動自在に連結され、他端部が受け板１２に回動自在に連結され、受け板１２の高さおよび角度を自在に調節できる。
【０００４】
また、このノートパソコンスタンド２０には、受け板１１の左側下端部および右側下端部のそれぞれに一体式キーボードＫ１の左側下端と右側下端を支持する二つの左右突起部２１が固定状態で突設されている。この左右突起部２１により、ノートパソコンＰを安定姿勢で保持している。
【０００５】
したがって、ディスプレイＤを所望の高さに配置できるので、好みの視線の高さでパソコン作業を行うことができる。
このようなノートパソコンスタンド２０では、ノートパソコンＰのディスプレイＤと一体のいわゆる一体式キーボードＫ１ではなく、それとは別個の外付けキーボードＫ２を使用することが通常である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
ｈｔｔｐｓ：／／ｉｔｅｍ．ｒａｋｕｔｅｎ．ｃｏ．ｊｐ／ｉｏｒｏｉ／ｓｐ－０２８／
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、従来のノートパソコンスタンド２０には解決すべき課題がある。
すなわち、こうしたノートパソコンスタンド２０を使用する際に、外付けのキーボードＫ２を接続せずに、一体式キーボードＫ１をそのまま使用される例があることが判明した。
その場合、受け板１２の左側下端部および右側下端部に設けた二つの左右突起部２１が、この一体式キーボードＫ１の使用者の左右の手と干渉してしまい、使用者に不快感を与えてしまう。
【０００８】
そこで、本発明の目的とするところは、ディスプレイに一体の一体式キーボードを使用してパソコン作業を行う際に不快になり難いノートパソコンスタンドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
請求項１に記載のノートパソコンスタンド（１０）は、台座（１１）と、ノートパソコン（Ｐ）の一体式キーボード（Ｋ１）を上載可能で、前記一体式キーボードの左右方向の幅と略等しい幅を有する受け板（１２）と、前記受け板（１２）を前記台座（１１）に相対変位可能に連結する連結機構（１３）と、を備えるものにおいて、前記受け板（１２）の上面（前面）下端部の左右中心部に、前記一体式キーボード（ＫＩ）の左右中心部の下端を支持可能な中央ストッパー（１４）を設けたことを特徴とする。
【００１０】
ここで「相対変位可能」は、少なくとも、受け板（１２）を台座（１１）に対して傾動自在に連結すること、および受け板（１２）を台座（１１）に対して接離自在（接近および離隔自在）に連結することを含む。また、その他の構成、例えば、受け板（１２）を台座（１１）に対してスライド自在に連結することなども含む。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許