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公開番号2023069167
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180827
出願日2021-11-05
発明の名称洗米装置
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B02B 1/06 20060101AFI20230511BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】本発明は、洗米タンク内へ米を供給して水で洗浄し、その米を適当量の水と共に炊飯器に供給する洗米装置において、洗米タンクに供給する水の量を検出する水位センサのメンテナンス頻度を少なくして長く使用出来るようにすることを課題とする。
【解決手段】貯米タンク4の下部に仕切り部材3で洗米タンク5の蓋板を構成し、該仕切り部材3の米供給口16から洗米タンク5に米を投入し、洗米タンク5内に水を供給して攪拌棒35で攪拌しながら洗米する洗米装置において、仕切り部材3の上部に洗米タンク5内に向けて光または超音波を照射して水面を検出する水位センサ27を設け、該水位センサ27が検出する水位で水の供給を制御することを特徴とする洗米装置とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
貯米タンク（４）の下部に仕切り部材（３）で洗米タンク（５）の蓋板を構成し、該仕切り部材（３）の米供給口（１６）から洗米タンク（５）に米を投入し、洗米タンク（５）内に水を供給して攪拌棒（３５）で攪拌しながら洗米する洗米装置において、仕切り部材（３）の上部に洗米タンク（５）内に向けて光または超音波を照射して水面を検出する水位センサ（２７）を設け、該水位センサ（２７）が検出する水位で水の供給を制御することを特徴とする洗米装置。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
攪拌棒（３５）の回転軸（３４）を挟んで左右対称位置に上部給水口（４９，４９）を設け、回転軸（３４）の米供給口（１６）と対称位置に水位センサ（２７）を設けたことを特徴とする請求項１に記載の洗米装置。
【請求項３】
水位センサ（２７）の水面検出位置を洗米タンク（５）の側部に設けるオーバーフロー口（６３）の近傍にしたことを特徴とする請求項１に記載の洗米装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、炊飯前の米を自動的に洗浄する洗米装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
炊飯器に供給する米を洗浄して水と共に炊飯器に供給する洗米装置ある。
【０００３】
この洗米装置は、特許文献１や特許文献２に記載の如く、貯米タンクから所定量の米を洗米タンクに投入すると共に水を供給して攪拌洗浄した後に炊飯釜に必要量の水と共に供給して炊飯を可能にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開平７―１１６０６０号公報
特開２０１９―１７７３５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
洗米タンクに溜める水の量を一定にするために、特開平７―１１６０６０号公報の洗米装置では洗米タンクに溜まる水の量を液面に接触する上下液面センサで検出するようにしている。そして、糠の混入した水は上下液面センサを汚して検出感度を低下するので、洗米をするたびに上下液面センサを洗浄する必要があって、メンテナンスが面倒で作業性が良くない。
【０００６】
本発明は、洗米タンク内へ米を供給して水で洗浄し、その米を適当量の水と共に炊飯器に供給する洗米装置において、洗米タンクに供給する水の量を検出する水位センサのメンテナンス頻度を少なくして長く使用出来るようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００８】
請求項１の発明は、貯米タンク４の下部に仕切り部材３で洗米タンク５の蓋板を構成し、該仕切り部材３の米供給口１６から洗米タンク５に米を投入し、洗米タンク５内に水を供給して攪拌棒３５で攪拌しながら洗米する洗米装置において、仕切り部材３の上部に洗米タンク５内に向けて光または超音波を照射して水面を検出する水位センサ２７を設け、該水位センサ２７が検出する水位で水の供給を制御することを特徴とする洗米装置とする。
【０００９】
請求項２の発明は、攪拌棒３５の回転軸３４を挟んで左右対称位置に上部給水口４９，４９を設け、回転軸３４の米供給口１６と対称位置に水位センサ２７を設けたことを特徴とする請求項１に記載の洗米装置とする。
【００１０】
請求項３の発明は、水位センサ２７の水面検出位置を洗米タンク５の側部に設けるオーバーフロー口６３の近傍にしたことを特徴とする請求項１に記載の洗米装置とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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