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公開番号2023068985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180501
出願日2021-11-04
発明の名称車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人
主分類B62D 65/00 20060101AFI20230511BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ホイールベースが長い車両であっても、腹打ちを抑制させた車両を提供する。
【解決手段】車両10は、車体12と前輪14との間に設けられる第1サスペンション22と、車体12と後輪16との間に設けられる第2サスペンション24とを含む。ランプブレークオーバーアングルをθ1、第1,第2サスペンション22,24が全伸長時、全圧縮・全伸長時、全伸長・全圧縮時のランプブレークオーバーアングルに対応する角度をθ2,θ3,θ4とすると、好ましくは、ホイールベースが1340mm以上、θ1が55度以上、θ2/θ1が1.25以上、θ3/θ1が0.9以上、θ4/θ1が0.8以上である。また好ましくは、ホイールベースが1340mm以上、2000mm以下、後輪16側のホイールトラベルが360mm以上、後輪16側のホイールトラベルの伸長側と圧縮側との比(伸長側/圧縮側)が0.5以上、θ2/θ1が1.25以上である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前輪と、
後輪と、
前記車体と前記前輪との間に設けられる第1サスペンションと、
前記車体と前記後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、
ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、前記第1サスペンションおよび前記第2サスペンションが全伸長時においてホイールベース中央の車体底部を通って前記前輪に引かれた接線と前記ホイールベース中央の車体底部を通って前記後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ2とすると、
前記ホイールベースが1340mm以上であり、
θ1が55度以上であり、
θ2とθ1との比(θ2/θ1)が1.25以上である、車両。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
車体と、
前輪と、
後輪と、
前記車体と前記前輪との間に設けられる第1サスペンションと、
前記車体と前記後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、
ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、前記第1サスペンションが全圧縮かつ前記第2サスペンションが全伸長時においてホイールベース中央の車体底部を通って前記前輪に引かれた接線と前記ホイールベース中央の車体底部を通って前記後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ3とすると、
前記ホイールベースが1340mm以上であり、
θ1が55度以上であり、
θ3とθ1との比(θ3/θ1)が0.9以上である、車両。
【請求項3】
車体と、
前輪と、
後輪と、
前記車体と前記前輪との間に設けられる第1サスペンションと、
前記車体と前記後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、
ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、前記第1サスペンションが全伸長かつ前記第2サスペンションが全圧縮時においてホイールベース中央の車体底部を通って前記前輪に引かれた接線と前記ホイールベース中央の車体底部を通って前記後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ4とすると、
前記ホイールベースが1340mm以上であり、
θ1が55度以上であり、
θ4とθ1との比(θ4/θ1)が0.8以上である、車両。
【請求項4】
車体と、
前輪と、
後輪と、
前記車体と前記前輪との間に設けられる第1サスペンションと、
前記車体と前記後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、
ホイールベースが1340mm以上、2000mm以下であり、
前記後輪側のホイールトラベルが360mm以上である、車両。
【請求項5】
車体と、
前輪と、
後輪と、
前記車体と前記前輪との間に設けられる第1サスペンションと、
前記車体と前記後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、
ホイールベースが1340mm以上、2000mm以下であり、
前記後輪側のホイールトラベルの伸長側と圧縮側との比(伸長側/圧縮側)が0.5以上である、車両。
【請求項6】
前記前輪側のホイールトラベルの伸長側と圧縮側との比(伸長側/圧縮側)が0.5以上である、請求項5に記載の車両。
【請求項7】
車体と、
前輪と、
後輪と、
前記車体と前記前輪との間に設けられる第1サスペンションと、
前記車体と前記後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、
ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、前記第1サスペンションおよび前記第2サスペンションが全伸長時においてホイールベース中央の車体底部を通って前記前輪に引かれた接線と前記ホイールベース中央の車体底部を通って前記後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ2とすると、
前記ホイールベースが1340mm以上、2000mm以下であり、
θ2とθ1との比(θ2/θ1)が1.25以上である、車両。
【請求項8】
前記車体に設けられるバーハンドルをさらに含む、請求項1に記載の車両。
【請求項9】
前記車体に設けられる鞍乗りシートをさらに含む、請求項1に記載の車両。
【請求項10】
前記前輪および前記後輪の少なくともいずれか一方を複数有する、請求項1に記載の車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は車両に関し、より特定的には四輪オフロード車両などの車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来技術の一例として、特許文献1において四輪オフロード車両が開示されている。この四輪オフロード車両は、フレームとフレームによって支持される四輪とを備え、52-72インチという長いホイールベースを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2004/0134707号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、ホイールトラベル(リバウンドストローク)およびランプブレークオーバーアングルにつき開示されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある見地によれば、車体と、前輪と、後輪と、車体と前輪との間に設けられる第1サスペンションと、車体と後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、第1サスペンションおよび第2サスペンションが全伸長時においてホイールベース中央の車体底部を通って前輪に引かれた接線とホイールベース中央の車体底部を通って後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ2とすると、ホイールベースが1340mm以上であり、θ1が55度以上であり、θ2とθ1との比(θ2/θ1)が1.25以上である、車両が提供される。
【0006】
また、車体と、前輪と、後輪と、車体と前輪との間に設けられる第1サスペンションと、車体と後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、第1サスペンションが全圧縮かつ第2サスペンションが全伸長時においてホイールベース中央の車体底部を通って前輪に引かれた接線とホイールベース中央の車体底部を通って後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ3とすると、ホイールベースが1340mm以上であり、θ1が55度以上であり、θ3とθ1との比(θ3/θ1)が0.9以上である、車両が提供される。
【0007】
さらに、車体と、前輪と、後輪と、車体と前輪との間に設けられる第1サスペンションと、車体と後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、ランプブレークオーバーアングルをθ1とし、第1サスペンションが全伸長かつ第2サスペンションが全圧縮時においてホイールベース中央の車体底部を通って前輪に引かれた接線とホイールベース中央の車体底部を通って後輪に引かれた接線とがなす上下方向の角度をθ4とすると、ホイールベースが1340mm以上であり、θ1が55度以上であり、θ4とθ1との比(θ4/θ1)が0.8以上である、車両が提供される。
【0008】
また、車体と、前輪と、後輪と、車体と前輪との間に設けられる第1サスペンションと、車体と後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、ホイールベースが1340mm以上、2000mm以下であり、後輪側のホイールトラベルが360mm以上である、車両が提供される。
【0009】
さらに、車体と、前輪と、後輪と、車体と前輪との間に設けられる第1サスペンションと、車体と後輪との間に設けられる第2サスペンションとを備え、ホイールベースが1340mm以上、2000mm以下であり、後輪側のホイールトラベルの伸長側と圧縮側との比(伸長側/圧縮側)が0.5以上である、車両が提供される。
【0010】
好ましくは、前輪側のホイールトラベルの伸長側と圧縮側との比(伸長側/圧縮側)が0.5以上である。
(【0011】以降は省略されています)

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