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公開番号2023068948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180421
出願日2021-11-04
発明の名称パウチ容器
出願人花王株式会社
代理人個人
主分類B65D 33/02 20060101AFI20230511BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より保形性に優れた構造のパウチ容器を提供する。
【解決手段】
パウチ容器100は、本体構成シート材20により袋状に構成されていて内部に収容領域19を有し、収容領域19に内容物17が充填されている容器本体10と、紙の層を含む紙シート材80により構成されていて容器本体10を覆っている紙スリーブ40と、を備えており、容器本体10は、胴部11と、胴部11の軸方向における一方の端部を閉塞している第1閉塞部13と、軸方向における他方の端部を閉塞している第2閉塞部12と、を有し、紙スリーブ40は、胴部11の軸周りの全周を覆っているとともに胴部11の外周面に対して摩擦的に接触し容器本体10が紙スリーブ40に対して軸方向に相対変位することを規制しているスリーブ本体40aと、第1閉塞部13を覆っている第1被覆部43と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
本体構成シート材により袋状に構成されていて内部に収容領域を有し、前記収容領域に内容物が充填されている容器本体と、
紙の層を含む紙シート材により構成されていて前記容器本体を覆っている紙スリーブと、
を備え、
前記容器本体は、胴部と、前記胴部の軸方向における一方の端部を閉塞している第1閉塞部と、前記軸方向における他方の端部を閉塞している第2閉塞部と、を有し、
前記紙スリーブは、前記胴部の軸周りの全周を覆っているとともに前記胴部の外周面に対して摩擦的に接触し前記容器本体が該紙スリーブに対して前記軸方向に相対変位することを規制しているスリーブ本体と、前記第1閉塞部を覆っている第1被覆部と、を有するパウチ容器。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記胴部は、前記収容領域を間に挟んで互いに対向している正面部及び背面部を有し、
前記スリーブ本体は、前記正面部を覆っている正面被覆部と、前記背面部を覆っている背面被覆部と、を有し、
前記正面被覆部と前記背面被覆部との離間距離は、前記スリーブ本体の横幅方向における中央部と比べて両側部で小さくなっている請求項1に記載のパウチ容器。
【請求項3】
前記正面部および前記正面被覆部は、正面側に向けて弧状の凸形状に湾曲しており、
前記背面部および前記背面被覆部は、背面側に向けて弧状の凸形状に湾曲している請求項2に記載のパウチ容器。
【請求項4】
前記本体構成シート材は、
前記胴部における前記正面部を含む部分を構成する正面側構成シート部と、
前記胴部における前記背面部を含む部分を構成する背面側構成シート部と、
を有し、
前記容器本体は、
前記正面側構成シート部の一方の側縁と前記背面側構成シート部の一方の側縁とが間接又は直接に接合された第1側縁シール部と、
前記正面側構成シート部の他方の側縁と前記背面側構成シート部の他方の側縁とが間接又は直接に接合された第2側縁シール部と、
を有し、
前記スリーブ本体の横幅方向における一方の側部は、前記第1側縁シール部の正面及び背面に対してそれぞれ近接又は密着した状態で、前記第1側縁シール部を包んでおり、
前記スリーブ本体の横幅方向における他方の側部は、前記第2側縁シール部の正面及び背面に対してそれぞれ近接又は密着した状態で、前記第2側縁シール部を包んでいる請求項2又は3に記載のパウチ容器。
【請求項5】
前記第2閉塞部は底マチである請求項1から4のいずれか一項に記載のパウチ容器。
【請求項6】
前記胴部は、前記収容領域を間に挟んで互いに対向している正面部及び背面部を有し、
前記本体構成シート材は、
前記胴部における前記正面部を含む部分を構成する正面側構成シート部と、
前記胴部における前記背面部を含む部分を構成する背面側構成シート部と、
前記底マチを含む部分を構成する底マチ構成シート部と、
を有し、
前記容器本体は、
前記正面側構成シート部の一方の側縁と前記背面側構成シート部の一方の側縁とが間接又は直接に接合された第1側縁シール部と、
前記底マチ構成シート部における前記正面側構成シート部側の半部の一方の側縁と前記正面側構成シート部の前記一方の側縁とが間接又は直接に接合された第1正面下側側縁シール部と、
前記底マチ構成シート部における前記背面側構成シート部側の半部の一方の側縁と前記背面側構成シート部の前記一方の側縁とが間接又は直接に接合された第1背面下側側縁シール部と、
を有し、
前記紙スリーブは、前記第1側縁シール部、前記第1正面下側側縁シール部及び前記第1背面下側側縁シール部の交点を覆っている請求項5に記載のパウチ容器。
【請求項7】
前記紙スリーブは、前記第2閉塞部を覆っている第2被覆部を有し、
前記第2被覆部は正面側と背面側との中央部において前記第1被覆部側に向けて凸に折れ曲がっている請求項5又は6に記載のパウチ容器。
【請求項8】
本体構成シート材により袋状に構成されていて内部に収容領域を有する容器本体と、
紙の層を含む紙シート材により構成されていて前記容器本体を覆う紙スリーブと、
を備え、
前記容器本体は、胴部と、前記胴部の軸方向における一方の端部を閉塞している第1閉塞部と、前記軸方向における他方の端部を閉塞している第2閉塞部と、を有し、
前記紙スリーブは、前記胴部を覆うスリーブ本体と、前記第1閉塞部を覆う第1被覆部と、を有し、
前記収容領域に内容物を充填し、且つ、前記容器本体に紙スリーブを装着した状態では、前記スリーブ本体は、前記胴部の軸周りの全周を覆うとともに前記胴部の外周面に対して摩擦的に接触し、前記紙スリーブが前記容器本体に対して前記軸方向に相対変位することが規制されるパウチ容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パウチ容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
本体構成シート材により袋状に構成されていて内部に収容領域を有する容器本体と、紙の層を含む紙シート材により構成されていて容器本体を覆っている紙スリーブと、を備えているパウチ容器は、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-214413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者等の検討によれば、特許文献1のパウチ容器は、保形性の観点で、なお改善の余地がある。
【0005】
本発明は、より保形性に優れた構造のパウチ容器に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、本体構成シート材により袋状に構成されていて内部に収容領域を有し、前記収容領域に内容物が充填されている容器本体と、紙の層を含む紙シート材により構成されていて前記容器本体を覆っている紙スリーブと、を備え、前記容器本体は、胴部と、前記胴部の軸方向における一方の端部を閉塞している第1閉塞部と、前記軸方向における他方の端部を閉塞している第2閉塞部と、を有し、前記紙スリーブは、前記胴部の軸周りの全周を覆っているとともに前記胴部の外周面に対して摩擦的に接触し前記容器本体が該紙スリーブに対して前記軸方向に相対変位することを規制しているスリーブ本体と、前記第1閉塞部を覆っている第1被覆部と、を有するパウチ容器に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より保形性に優れた構造のパウチ容器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るパウチ容器の正面図である。
第1実施形態に係るパウチ容器の背面図であり、内容物が充填される前の状態を示す。
第1実施形態における紙シート材を示す平面図である。
第1実施形態における本体構成シート材を示す平面図である。
第1実施形態に係る容器本体の背面図であり、内容物が充填される前の状態を示す。
図1に示すA―A線に沿った断面図である。
図6に示すB-B線に沿った断面図である。
図8(a)及び図8(b)は第1実施形態に係るパウチ容器の製造方法の一例を説明するため図である。
図9(a)及び図9(b)は第1実施形態に係るパウチ容器の製造方法の一例を説明するため図である。
第1実施形態の変形例における紙シート材を示す平面図である。
図11(a)及び図11(b)は第2実施形態に係るパウチ容器の製造方法の一例を説明するため図である。
図12(a)、図12(b)及び図12(c)は第2実施形態に係るパウチ容器の製造方法の一例を説明するため図である。
第2実施形態に係るパウチ容器の底面図である。
第3実施形態に係るパウチ容器の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
【0010】
〔第1実施形態〕
先ず、図1から図9(b)を用いて第1実施形態を説明する。
本実施形態に係るパウチ容器100は、本体構成シート材20により袋状に構成されていて内部に収容領域19を有し、収容領域19に内容物17が充填されている容器本体10と、紙の層を含む紙シート材80により構成されていて容器本体10を覆っている紙スリーブ40と、を備えている。
容器本体10は、胴部11と、胴部11の軸方向における一方の端部を閉塞している第1閉塞部13と、軸方向における他方の端部を閉塞している第2閉塞部12と、を有する。そして、紙スリーブ40は、胴部11の軸周りの全周を覆っているとともに胴部11の外周面に対して摩擦的に接触し容器本体10が該紙スリーブ40に対して軸方向に相対変位することを規制しているスリーブ本体40aと、第1閉塞部13を覆っている第1被覆部43と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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