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公開番号2023068942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180412
出願日2021-11-04
発明の名称構造体及びキット
出願人株式会社縁舞
代理人弁理士法人IPX
主分類A01G 9/02 20180101AFI20230511BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】立体的な緑地を造形するための構造体を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、立体的な緑地を造形するための構造体が提供される。この構造体は、植栽部を備える。植栽部は、植栽面と、土壌保持部とを含む。植栽面は、植物を植栽可能に構成され、且つその裏面に連通する連通孔を備える。土壌保持部は、植栽面によって形状が規定される空間であり、且つ土壌を任意の三次元形状に造形した状態で保持する。連通孔と、土壌保持部とは、空間的に連続している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
立体的な緑地を造形するための構造体であって、
植栽部を備え、
前記植栽部は、植栽面と、土壌保持部とを含み、
前記植栽面は、植物を植栽可能に構成され、且つその裏面に連通する連通孔を備え、
前記土壌保持部は、前記植栽面によって形状が規定される空間であり、且つ土壌を任意の三次元形状に造形した状態で保持し、
前記連通孔と、前記土壌保持部とは、空間的に連続している、もの。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
請求項1に記載の構造体において、
補強部をさらに有し、
前記補強部は、前記植栽面の裏側に位置し、前記形状を補強するように構成される、もの。
【請求項3】
請求項2に記載の構造体において、
前記補強部は、前記植栽面の裏側に位置するリブ構造を有する、もの。
【請求項4】
請求項1~請求項3の何れか1つに記載の構造体において、
連結部をさらに有し、
前記連結部は、他の構造体における連結部と、互いに連結可能に構成され、これにより前記構造体どうしの連結を可能とする、もの。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1つに記載の構造体において、
前記構造体の材質が、生分解性材料を含む、もの。
【請求項6】
請求項5に記載の構造体において、
前記生分解性材料は、生分解性プラスチックである、もの。
【請求項7】
請求項1~請求項6の何れか1つに記載の構造体において、
前記植物は、芝苗であり、
前記植栽面は、凹凸構造をさらに有し、
ここで前記凹凸構造は、前記植栽面上において前記芝苗を固定可能に構成される、もの。
【請求項8】
緑地を造形するためのキットであって、
請求項1~請求項8の何れか1つに記載の構造体と、芝苗と、土壌とを備え、
前記芝苗は、前記植栽面の表面に位置するように植栽され、
前記土壌は、前記土壌保持部の内部に位置するように構成される、もの。
【請求項9】
請求項8に記載のキットにおいて、
目串をさらに備え、
前記構造体は、成形体であり、
前記目串は、前記構造体の成形の際に生じる端材であり、且つ前記連通孔を介して、前記芝苗と前記土壌とを固定可能に構成される、もの。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造体及びキットに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
地面を緑化するための構造体が知られている。特許文献1には、格子状の形状を有する芝生保護材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-135642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、三次元状に隆起した土壌を緑化することはできず、設計可能な緑地の形状に制限があった。
【0005】
本発明では上記事情に鑑み、立体的な緑地を造形するための構造体を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、立体的な緑地を造形するための構造体が提供される。この構造体は、植栽部を備える。植栽部は、植栽面と、土壌保持部とを含む。植栽面は、植物を植栽可能に構成され、且つその裏面に連通する連通孔を備える。土壌保持部は、植栽面によって形状が規定される空間であり、且つ土壌を任意の三次元形状に造形した状態で保持する。連通孔と、土壌保持部とは、空間的に連続している。
【0007】
このような態様によれば、立体的な緑地を造形するための構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態である構造体1の全体像を示す斜視図である。
第1の実施形態である構造体1の全体像を示す斜視図である。
図1におけるA-A断面図を用いて、第2の実施形態であるキット2を説明するための図である。
変形例の全体像を示す斜視図である。
図4中のB視点から変形例を見た様子を示した拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本開示の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。以下、構造体1及びキット2を使用する者のことを使用者という。使用者は、趣味で自宅の庭を造園する者であってもよく、公園、歩道、屋上庭園、テーマパーク、ゴルフ場、個人宅の庭等の造園を請け負う設計者又は土木作業者であってもよい。
【0010】
1.第1の実施形態
以下、第1の実施形態である構造体1について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)

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